歯科用語集
2025年10月28日

管理料

「管理料」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

管理料とは、歯科医療において患者の治療や管理に必要な費用を指す用語である。具体的には、患者の健康状態を維持・管理するためにかかる費用を包括的に表現するものであり、歯科医院が提供するサービスの一部として位置づけられる。語源としては、「管理」という言葉が示す通り、患者の健康を管理するための費用であることから来ている。管理料は、歯科保険制度においても重要な要素であり、保険点数の設定に影響を与える。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床において管理料は、患者の治療計画やフォローアップにおいて重要な役割を果たす。特に、慢性疾患や複雑な治療が必要な患者に対しては、定期的な管理が求められるため、管理料の設定が必要となる。判断基準としては、患者の病歴や治療内容、必要なフォローアップの頻度などが考慮される。これにより、適切な管理料が算出され、患者に対する質の高い医療サービスが提供されることが期待される。


関連用語・類義語との違い

管理料に関連する用語としては、診療報酬や保険点数が挙げられる。診療報酬は、医療サービスに対して支払われる報酬全般を指し、管理料はその一部である。また、保険点数は、特定の医療行為に対して設定された点数であり、管理料もこの点数に基づいて算出される。類義語としては「管理費」や「サービス料」があるが、これらは一般的に医療サービスの提供に伴う費用を指すため、管理料とは異なるニュアンスを持つ。


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管理料の理解と歯科臨床における重要性。処置や術式に関連する症例と判断ポイント

管理料の理解と歯科臨床における重要性。処置や術式に関連する症例と判断ポイント

管理料とは何か管理料は、歯科医療において患者の治療や管理にかかる費用を指す。具体的には、診療所の運営や患者の管理に必要な費用をカバーするものであり、保険制度においても重要な役割を果たしている。管理料は、診療報酬の一部として設定されており、患者の治療に対する適切な評価を行うために必要不可欠である。この管理料の理解は、歯科医師や歯科衛生士が患者に対して適切な説明を行うためにも重要である。管理料の種類とその役割管理料には、主に「基本管理料」と「特別管理料」が存在する。基本管理料は、通常の診療に必要な管理を行うための費用であり、特別管理料は、特定の処置や術式に関連する追加的な管理を行う際に発生する。これらの管理料は、患者の症状や治療内容に応じて適切に設定される必要がある。例えば、慢性的な疾患を持つ患者に対しては、より高い管理料が設定されることがある。このように、管理料は患者の治療の質を向上させるための重要な要素である。管理料の算定方法と注意点管理料の算定は、診療報酬の基準に基づいて行われる。具体的には、患者の診断や治療内容に応じて、適切な管理料を選択する必要がある。算定にあたっては、患者の症状や治療の進行状況を正確に把握することが求められる。また、管理料の算定においては、誤った情報を基にした判断を避けるために、十分な診査が必要である。これにより、適切な管理料を算定し、患者に対して公正な料金を提示することが可能となる。管理料の臨床的な意義管理料は、歯科医療の質を向上させるための重要な指標である。適切な管理料を設定することで、患者に対するサービスの質を向上させることができる。また、管理料は、歯科医師や歯科衛生士が患者に対して提供する治療の価値を示すものであり、患者の信頼を得るためにも重要である。さらに、管理料の適切な設定は、医療機関の経営にも影響を与えるため、経済的な観点からも重要な要素である。管理料に関連する症例とその処置管理料に関連する症例としては、慢性歯周病やう蝕の治療が挙げられる。これらの症例では、患者の状態に応じた適切な管理が求められる。例えば、慢性歯周病の患者に対しては、定期的なメンテナンスやフォローアップが必要であり、それに伴う管理料が発生する。このように、症例ごとに異なる管理料を理解し、適切な処置を行うことが、歯科医療の質を向上させるために重要である。管理料の導入と今後の展望管理料の導入は、歯科医療の質を向上させるための重要なステップである。今後、より多くの歯科医療機関が管理料を適切に設定し、患者に対して透明性のある料金体系を提供することが求められる。また、管理料の見直しや改定が行われることで、より良い医療サービスが提供されることが期待される。歯科医師や歯科衛生士は、管理料に関する知識を深め、患者に対して適切な情報を提供することが重要である。
1D編集部
2024年6月1日
康本征史先生から学ぶ「診療報酬」と「新規指導対策」のキソ知識

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2024年1月7日より、1Dプレミアムでは全5回にわたり、医療法人社団感・即・動理事長の康本 征史先生をお招きし『診療報酬の基礎知識と新規指導対策』セミナーをお送りする。シリーズタイトルは『康本征史の「保険のことなら俺に聞け!」』。カリキュラムは「診療報酬の基礎知識」から「CRやRCTなどの頻出点数」、「間違いやすい算定」、「売上に影響する点数と要件」、「新規始動対策」など、診療報酬を取り巻く基本的な知識を総ざらいする。本記事では、初・再診料などの基本構成と保険医療制度に焦点を当てた、第1回の内容をかいつまんで解説していこう。本セミナーの本編は、1Dプレミアムで受講することができる。第一回のセミナーの詳細は、下記ボタンからご覧いただける。1Dセミナーの詳細を見る(1Dプレミアム)また、株式会社ディーアソシエイツが主催する『令和6年度診療報酬改定を解説:康本式「保険診療」の進め方』セミナーでは、これまでの保険改定のポイントや今後の保険改定の流れ、保険収入を最大化する医院戦略など、よりアドバンスな診療報酬に関する内容を聴くことができる。こちらも関心がある先生は、ぜひお申し込みいただきたい。セミナーの詳細を見る(株式会社ディーアソシエイツ)歯科関連法規はザックリ学べ!歯科医療に係る関連法規、例えば歯科医師法や医療法、療養医療規則、診療報酬算定に係る保険制度は、「一言一句、詳しく読む」ものではないものの、歯科医療を生業とする上で、理解が求められる項目である。歯科医師法は、歯科医師個人について言及した法律だ。歯科医師の定義や業務内容、応召義務、療養指導など、歯科医師の身分が定められている。療養指導では衛生実地・歯管など、治療をしたら説明する義務が課されるようになっており、診療報酬算定を行ううえで学んでおきたい事項である。また、康本先生からは紙媒体から電子媒体へと変化しつつある診療録に関する指摘もなされた。医療法は、歯科診療所を開業した際の、医療機関について言及している。セミナーでは、「剰余金の配当の不可」をはじめとした医療法人と株式会社の違いや、「開設者が医療機関の開設・経営上に利害関係にある営利法人の役職員と兼業しない」などの個人から医療法人になる際の注意点についても、具体例と共に説明がなされた。保険制度への理解は必須である保険診療の規則に則り、指導は行われる。当然のことだが、保険診療として診療報酬が支払われるには「保険医が保険医療機関において、療養担当規則を遵守し、医学的に妥当的な診療を行い、診療点数表に則り請求を行う」ことが求められる。"医学的に妥当な診療" は具体的に記載はないが、基本的には各学会によるガイドラインの遵守が求められる。保険診療及び保険医の定義については、厚生労働省と歯科医師の間で齟齬が生じやすい項目の1つである。保険診療とは、自らの意思で国に志願し、保険医となった歯科医師のみが行えるものを示す。したがって、保険医の承認を行っている国側からすると、「自ら望んで保険医になったのであれば、保険診療制度について知っているのは当たり前」という論理になり、指導や遵守していない場合は罰則が生じる。他にも保険診療の禁止事項については、さまざまなものがある。研究診療の禁止ーー現在は臨床応用がなされているがMTAなどの材料も、過去には保険での適応は禁止されていた。新しい技術を積極的に使用したい臨床医の先生や、研究を積極的にされている先生には、ぜひ聴いていただきたい内容であった。また、禁止事項としては「少しお薬多めに出しておきますね」もNGであるなど、康本先生より指摘がなされた。歯科点数表を理解する歯科点数表については、初・再診療の文脈で、歯科医療のスタートについての説明がなされた。初・再診療については、感染に関する定期的な研修など施設基準を遵守するか否かでの大きな点数の違いや、歯科診療特別対応加算において障害者手帳交付者は必ずしも特別対応加算の対象者と同義ではなく、治療の困難性を毎回吟味し該当性を評価する必要があることになった、等の変更点を中心に、実例とともに詳しい説明がなされた。歯科疾患管理料と国の方向性歯科疾患管理料とは「歯科医師が継続的管理が必要と判断した患者に対し、症状が改善した歯科疾患等の再発防止、重症化予防を評価したもの」を示している。これを長期間継続すると、追加で長期管理加算を算定することが可能となる。長期に渡り患者の口腔の健康維持に努めた歯科医師への評価である。また、近年では疾患の治療のみならず予防が重視されており、ここから治療中心型の医療から維持・管理型の医療に方向転換したい国の意向を読み取ることができる。保険医として生きていくなら...保険医として歯科医師人生を過ごしていくのであれば、その生命線である診療報酬に関する知識は必須である。1Dプレミアムでお送りするシリーズ『康本征史の「保険のことなら俺に聞け!」』では、診療報酬に関する幅広い知識を習得することをテーマとし、その基本知識から頻出点数、間違いやすい算定、売上に影響する点数、新規指導対策や施設基準などについて、医療法人感・即・動理事長の康本征史先生に、全5回に分けて解説していただいている。セミナーの詳細は、下記ボタンからご覧いただける。1Dセミナーの詳細を見る(1Dプレミアム)また、株式会社ディーアソシエイツが主催する『令和6年度診療報酬改定を解説:康本式「保険診療」の進め方』セミナーでは、これまでの保険改定のポイントや今後の保険改定の流れ、保険収入を最大化する医院戦略など、よりアドバンスな診療報酬に関する内容を聴くことができる。こちらも関心がある先生は、ぜひお申し込みいただきたい。セミナーの詳細を見る(株式会社ディーアソシエイツ)
1D編集部
2023年12月20日
歯科医院で働く新人はこれ見とけば大丈夫!「歯科業界用語」を総まとめ

歯科医院で働く新人はこれ見とけば大丈夫!「歯科業界用語」を総まとめ

歯科医院に初めて勤務する歯科医師・研修歯科医、新卒歯科衛生士、歯科助手の方々は、歯科医院で飛び交っている数々のカタカナ用語に戸惑っているかもしれない。歯科医院は専門的なカタカナ用語も多く、また慣習によって当たり前になっている業界用語も多い。この記事では、そうしたカタカナ用語・業界用語をまとめてみた。新人の歯科医師・歯科衛生士・歯科助手の方はぜひ参考にしていただきたい。新人が知っておくべき歯科用語【病名・治療篇】新人が知っておくべき歯科用語、まずは【病名・治療】篇をお届けしよう。【パフォる(ぱふぉる)】の意味・読み方・例文・歯科用語「パフォる」とは「Paforation(パーフォレーション:穿孔)する」の略で、根管治療の際、本来の根管(根尖)とは異なる位置に穴が開いてしまっている状態を示す。Tranceportation(トランスポーテーション)と表現する場合もある。例文:「あの患者さんパフォっちゃってて大変だったよ」【プルってる(ぷるってる)】の意味・読み方・例文・歯科用語「プルってる」とは「Pulpitis(パルピティス:歯髄炎)になる」の略で、読んで字のごとく歯髄炎の状態を表す。例文:「プルってるので抜髄の準備をお願いします」【ペルってる(ぺるってる)】の意味・読み方・例文・歯科用語「ペルってる」とは、「Periodontitis(ペリオドンティティス:根尖性歯周炎)になる」の略で、Pulと同じように根尖性歯周炎の状態を表す。例文:「プルってたんだけどペルっちゃったかもしれないね」【C(しー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「C」とは、う蝕(むし歯)のことである。う蝕は英語でCaries(カリエス)と言い、この頭文字を取って「C」と呼ばれている。例文:「Cが深いから露髄しないように注意しよう」【P(ぴー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「P」とは、歯周病のことである。歯周病は英語でPerio(ペリオ)と言い、この頭文字を取って「P」と呼ばれている。例文:「あの患者さんは重度のPだから、しっかりブラッシング指導しないとね」【ペリオ(ぺりお)】の意味・読み方・例文・歯科用語「ペリオ」とは、歯周病のこと全般を指す略語である。歯周病学を意味する英単語 Periodontology の前半部分に由来していると思われる。例文:「あの先生の専門はペリオだから、やっぱり歯周病について詳しいね」【P処(ぴーしょ)】の意味・読み方・例文・歯科用語「P処」とは、歯周疾患処置のことである。前述のように歯周病は「P」と言い、Pに対する処置のことを「P処」と呼ぶ。例文:「P処が終わったら補綴処置に入ろう」【エンド(えんど)】の意味・読み方・例文・歯科用語「エンド」とは、歯内治療・根管治療のこと全般を指す略語である。エンドは、根管治療を意味する英単語 Endodontics の前半部分から由来する。例文:「次の水曜日、エンドの勉強会があるので早めに帰ります」【ペリコ(ぺりこ)】の意味・読み方・例文・歯科用語「ペリコ」とは、Perico(智歯周囲炎)のことで、智歯(親知らず)が原因となって歯周組織が炎症を起こしている状態。例文:「先週ペリコになっちゃってめちゃくちゃ痛かったよ」【Dul(ドゥル)】の意味・読み方・例文・歯科用語「Dul」とは、Decubitus ulcer(口腔褥瘡性潰瘍、義歯不適合)の略で、主に義歯が合わず粘膜に痛みがある時に使う。例文:「何回も義歯調整してるんだけどDulが治らない」【WSD(だぶりゅーえすでぃー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「WSD」とは、Wedge Shaped Defect(くさび状欠損)の略で、う蝕や咬合性外傷などによりできた歯頚部の欠損のことである。例文:「まずはWSDの充填から始めてみよう」【P急発(ぴーきゅうはつ)】の意味・読み方・例文・歯科用語「P急発」とは、歯周炎の急性発作のことで、日常臨床で遭遇しやすい症状のひとつである。例文:「これはP急発だね。抗菌薬を処方した方が良さそうだ」【Fistel(ふぃすてる)】の意味・読み方・例文・歯科用語「Fistel」とは、瘻孔(ろうこう)のことで、歯周炎や根尖性歯周炎が原因となり歯肉に排膿路ができた状態を呼ぶ。例文:「Fistelができてるから、原因特定のためにポイント造影しよう」【麻抜(まばつ)】の意味・読み方・例文・歯科用語「麻抜」とは、麻酔抜髄法の略で、歯髄炎を起こした歯に対し麻酔をした上で歯髄を除去し消炎する治療法である。例文:「(デンタルを見て)この深さのCは麻抜になるかな」【根治(こんち)】【RCT(あーるしーてぃー)】【感根処(かんこんしょ)】の意味・読み方・例文・歯科用語「根治」「RCT」「感根処」とは、感染根管治療の略で、根尖性歯周炎を起こした歯に対し歯内療法を行うことである。歯科で「RCT」といえば感染根管治療を差すが、医科や統計学では「Randomized Controlled Trial:ランダム化比較試験」のことを差すので注意。例文:「根治は長引けば長引くほど治癒が難しくなる」【表麻(ひょうま)】の意味・読み方・例文・歯科用語「表麻」とは、表面麻酔の略で、麻酔の注射針が刺さる痛みを緩和するために使う。また浸潤麻酔のことを「浸麻(しんま)」、伝達麻酔のことを「伝麻(でんま)」、局所麻酔のことを「局麻(きょくま)」と呼ぶ。例文:「田中さんに表麻して浸麻しておいてください」【咬調(こうちょう)】の意味・読み方・例文・歯科用語「咬調」とは、咬合調整の略で、咬合性外傷や歯周病、補綴物の調整のためにかみ合わせを調整することを差す。例文:「コンタクトは問題ないからあとは咬調してセットだね」【F-Op, フラップオペ(ふらっぷおぺ)】の意味・読み方・例文・歯科用語「F-Op」「フラップオペ」とは、フラップ手術のことで、歯周基本治療で改善しない歯に対しフラップ(歯肉弁)を開いて目視下で根面の歯石を除去する治療法を呼ぶ。例文:「縁下歯石が残ってるからF-Opで取り切る」【EXT(えきすと)】の意味・読み方・例文・歯科用語「EXT(エキスト)」とは、抜歯のことで英語のExtractからExtと呼ばれるようになった。例文:「3番ユニットにエキストの準備をお願いします」【SP(えすぴー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「SP」とは、抜歯後の消毒・洗浄のことで Spulung(ドイツ語)が由来とされている。例文:「今日抜歯(ばっし)したので明日SPで、1週間後に抜糸(ばついと)で」【Hys(ひす)】の意味・読み方・例文・歯科用語「Hys(ヒス)」とは、「象牙質知覚過敏症」のこと。例文:「ヒスがあるので、あまり強く磨かないように指導しておいて」【PZ(ぴーぜっと)】の意味・読み方・例文・歯科用語「PZ」とは、Preparation von Zahnという英語とドイツ語の造語で、支台歯形成を意味する。生活歯の形成は生PZ、失活歯の形成は失PZと呼ぶ。例文:「生PZの形成は露髄しないように慎重に」【KP(けーぴー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「KP」とは、窩洞形成のことで、主にう蝕除去後のインレー窩洞形成のことを呼ぶ。Cabity Preparetionの略とされているが「CP」としてしまうとクロラムフェニコールと混同してしまうため頭文字をKとした、など諸説ある。例文:「次回の予約はKP、印象でお願いします」【imp(いんぷ)】の意味・読み方・例文・歯科用語「imp」とは、Impression(印象採得)の略で、修復・補綴物の製作に先立って行われる型取りのことである。例文:「自費のクラウンなのでシリコンimpでお願いします」【BT, バイト(ばいと)】の意味・読み方・例文・歯科用語「BT」「バイト」とは、治療中に行う手技のひとつである「咬合採得」のこと。英語で「噛む」ことは「Bite(バイト)」と呼ぶことに由来する。アルバイトのことではないので混乱しないよう注意しよう。例文:「バイトを取りたいのでワックスとお湯を準備してください」【Set(せっと)】の意味・読み方・例文・歯科用語「Set」とは、装着の意味で、修復・補綴物の装着のことを呼ぶ。例文:「クラウンのsetはレジンセメントが一般的になった」【Brx(ブラキシズム)】の意味・読み方・例文・歯科用語「Brx」とは、Bruxism(ブラキシズム)の略で、歯ぎしりの総称として使われる。タッピング(カチカチ噛む)・クレンチング(食いしばる)・グラインディング(歯ぎしり)などの癖がある。例文:「Brxがある患者さんにはマウスピースの使用を勧めた方がいい」【HRT(エイチアールティー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「HRT」とは、Horizontal Retinal Teeth(半埋伏歯)のことで、一般的には半埋伏智歯のことを差す。例文:「右下のHRT、あのExtは難しそうだね」【レ充(れじゅう)】の意味・読み方・例文・歯科用語「レ充」とは、レジン充填の略で、窩洞形成後のCR充填のことを差す。例文:「Ⅰ級窩洞だからインレーじゃなくてレ充でいいね」【SRP(えすあーるぴー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「SRP」とは、スケーリング・ルートプレーニングのことである。Scaling Root Planingの頭文字を取って略している。例文:「SRPしたんですがあまり改善が見られません」【BOP(びーおーぴー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「BOP」とは、Bleeding On Probing(プロービング時の出血)の略で、歯周病の活動度の指標として用いられる。例文:「右上7番、BOP(+(プラス))です」【メンテ(めんて)】の意味・読み方・例文・歯科用語「メンテ」とは、メインテナンスの略で、一通り治療が終わった後定期的に検査し口腔内の状態を良好に保つために行われるケアのことである。例文:「今日で治療は終了ですので、メンテに移行しましょう」【不適(ふてき)】の意味・読み方・例文・歯科用語「不適」とは、不適合の略で、インレーやクラウンなどの技工物が合わないことを差す。例文:「マージン不適のため再製作お願いします」【メタボン(めたぼん)】の意味・読み方・例文・歯科用語「メタボン」とは、メタルボンドの略である。正確には、陶材焼付鋳造冠や金属焼付ポーセレンなどと呼ばれる自費治療のクラウンのことである。例文:「メタボンの調整は専用のポイントを使う必要がある」【デンチャー(でんちゃー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「デンチャー」とは、義歯(入れ歯)のことである。全部床義歯のことを「フルデンチャー」やその頭文字を取って「FD」、部分床義歯のことを「パーシャルデンチャー」やその頭文字を取って「PD」と略したりする。例文:「将来はデンチャーを学びたいので補綴科に入ろうと思います」【GP(じーぴー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「GP」とは、歯科業界においてはいくつかの意味を持っています。1つ目の「GP」の意味とは、Gingival Preparationの頭文字を取ったもの。つまり「歯肉切除術」のことを言う。歯肉切除術は歯周ポケットを含む歯肉を切除することで健康な歯肉を獲得する歯周外科治療のひとつ。歯周ポケットを含む歯肉を切除することで健康な歯肉形態を獲得する歯周外科治療である(1D歯科用語集)。2つ目の「GP」の意味は、「ガッタパーチャポイント」のこと。ガッタパーチャポイントは根管充填の際に根管内に充填される材料である。英語ではGuttapercha Pointと書き、その頭文字を取ってGPと呼ばれることもある。3つ目の「GP」の意味は「一般開業医」、英語にするとGeneral Practitionerを指している。一般開業医・GPとは、要するに「街の歯医者さん」のことである。深い専門があるというわけではなく、地域の患者さんに対して広い分野の歯科医療を提供できる歯科医師を意味する。例文:「Cが縁下まで進んでるから、GPしてから充填しよう」例文:「再根治なんだけど、GPが硬くなっててなかなか取れないよ」例文:「将来はGPになって地域の歯科医療に貢献したいです」新人が知っておくべき歯科用語【材料・器材篇】新人が知っておくべき歯科用語、次に【材料・器材】篇をお届けしよう。【デンタル(でんたる)】の意味・読み方・例文・歯科用語「デンタル」とは、デンタルエックス線写真のことで、口内法撮影のことを差す。雑談ではオールデンタル(全国歯学部体育大会)のことを略してデンタルと呼ぶ時もある。例文:「このデンタル誰が撮ったの?全然写ってないじゃん」【パントモ、パノラマ(ぱんとも、ぱのらま)】の意味・読み方・例文・歯科用語「パントモ」「パノラマ」とは、「オルソパントモグラフィ」「パノラマエックス線写真」の略で、口外法撮影のことを差す。例文:「田中先生にパントモを撮影しておくよう伝えておいて」【マイクロ(まいくろ)】の意味・読み方・例文・歯科用語「マイクロ」とは、マイクロスコープ(顕微鏡)の略で、歯内療法や歯周治療で用いられる機器のことである。肉眼では確認できない細部まで目視できるのでより精密な治療ができる。例文:「マイクロがある歯科医院に転職したいです」【カルシ(かるし)】の意味・読み方・例文・歯科用語「カルシ」とは、「カルシペックス(商品名)」という水酸化カルシウム製剤の略称で、根管貼薬に用いられる。例文:「貼薬するのでカルシ持ってきてください」【カルボ(かるぼ)】の意味・読み方・例文・歯科用語「カルボ」とは、カルボキシレートセメントの略で、元来は合着・裏装の用途として製造されていたが仮封に用いられることが多い材料である。例文:「キャビトンとカルボで二重仮封してください」【シェード(しぇーど)】の意味・読み方・例文・歯科用語「シェード」とは、クラウンなどの歯冠色やホワイトニングでの歯の色や明るさの指標のことで、シェードガイドと呼ばれるモデルと比べて判断する。例文:「シェードA3が日本人の平均です」【J(じぇー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「J(ジェー)」とは、ポビドンヨードのことで「J ヨード液」という販売名から略して呼ばれるようになった。歯科では術野の消毒や根管貼薬に用いられる。例文:「排膿が多いからJ貼薬して仮封はオープンにしよう」【CR(しーあーる)】の意味・読み方・例文・歯科用語「CR」とは、コンポジットレジンの略で、主にう蝕に対する修復治療などで窩洞に充填する材料として用いられる。一般的には光重合型の物を差す。例文:「充填するのでCRの準備してください」【TeC(てっく)】の意味・読み方・例文・歯科用語「TeC(テック)」とは、「テンポラリークラウン(Temporary Crown)」の頭文字を取った略語で、要するに「仮歯」のことである。例文:「この辺にTec飛んでこなかった?」【T-fix(てぃーふぃっくす)】の意味・読み方・例文・歯科用語「T-fix」とは、暫間固定のことで動揺歯に対しレジンなどを用いて歯を固定することで改善を見込む治療法のことを差す。例文:「Pで5番が動揺してるので456でT-fixしましょう」【マルモ(まるも)】の意味・読み方・例文・歯科用語「マルモ」とは、歯の石膏模型(スタディーモデル)のことである。「模型」の頭文字の「模」をマルで囲んでいたことから、マルモと呼ばれるようになった。例文:「次の症例検討で使うからマルモとっておいて」新人が知っておくべき歯科用語【保険・カルテ用語篇】新人が知っておくべき歯科用語、【保険・カルテ用語】篇をお届けしよう。【歯清(しせい)】の意味・読み方・例文・歯科用語「歯清」とは、機械的歯面清掃の略で、歯磨剤を用いたポリッシングのことをいう。例文:「歯清は2ヶ月に1回算定できます」【SPT(えすぴーてぃー)】の意味・読み方・例文・歯科用語「SPT」とは、Supportive Periodontal 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1D編集部
2022年8月26日
【速報】令和4年度診療報酬改定、新技術の評価が公開

【速報】令和4年度診療報酬改定、新技術の評価が公開

昨日、1月18日16時より、「令和3年度第2回診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会」がオンラインにて開催された。この会議では、次年度に保険診療収載予定の新技術に対する評価結果が公となった。その内容を速報でお届けする。なお、最終的決定が下されたわけではない点にご留意いただきたい。保険収載が期待される技術は?学会等から医療技術評価分科会に提案書の提出があった技術は全部で902件であった。この中から、診療報酬改定において対応する優先度の高いものは170件となった。歯科に関連すると思われるものを抜粋し、以下にまとめた。広範囲顎骨支持型装置埋入手術における画像等手術支援 加算広範囲顎骨支持型装置および広範囲顎骨支持型補綴にお ける暫間装置および暫間補綴加算広範囲顎骨支持型装置埋入術・適応イ顎欠損症例への軟質材料による直接法有床義歯内面適合 法の適用広範囲顎骨支持型補綴(適応症例とインプラント埋入部位の見 直し)厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常に係る適 応症の拡大前歯・小臼歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異 常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)歯科部分パノラマ断層撮影CAD/CAMインレー修復NiTiロータリーファイルによる根管形成加算歯科充填用材料Ⅲの廃止歯科麻酔管理料における長時間麻酔管理加算口腔バイオフィルム検査歯周ポケット掻爬歯科用3次元エックス線断層撮影の撮影要件に根管形態の 明記チタンおよびチタン合金による前歯部レジン前装金属冠口腔不潔度測定特定薬剤治療管理料1逆に、保険収載が見送られる技術は?一方で今回の改定では評価を行わないとし、保険収載が見送られたものもある。その一部を以下にまとめた。CAD/CAMインレー修復に対する光学印象法唾液等飛沫防止対策ラバーダム防湿加算金属アレルギー患者へのジルコニアによる前歯部CAD/CAMブリッジ ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)による大臼歯歯冠修復物歯科用CAD/CAM装置を用いたファイバー補強高強度コンポジットレジンブリッジ 前歯部CAD/CAM冠のコーティング 異常絞扼反射患者に対する口腔内装置製作のための光学印象法 インフォームドコンセントへの口腔内スキャン検査の応用収載が見送られると思われる医療技術は他にも多数あるため割愛させて頂いたが、気になる方は厚労省の資料を直接目を通していただきたい(URL)。改定のたびに話題に上がる口腔内スキャナー(IOS)だが、今回は3件提案があったにもかかわらず一つも通らなかった格好だ。また昨今の金銀パラジウム合金の高騰に対する施策として期待されたジルコニアやPEEKといった代替材料も採用には至らなかった。二年後の改定時に再エントリーされると推測する。目を引く「金パラ代替材料」さて、話を収載が期待される技術に戻すと、CAD/CAMインレーとチタン前装冠は非常に興味を引く技術である。提案書によるといずれの技術も収載することで医療費が削減されることなく増加するのだ。チタン前装冠は約2千万円、CAD/CAMインレーは約5.5億円の増額となる。チタン前装冠はアレルギー患者に限って適用ができるため、症例数は限られるとみられこの増額分は微々たるものという判断だろう。一方でCAD/CAMインレーは評価点数が低すぎるため、現在CAD/CAM冠に適用されている1,200点が付いた場合には、3倍の15億円前後の増額となると試算できる。医療費は削減したいというのが厚労省の本音と思われるが、金パラを外すことのほうが優先度が高いとの判断なのだろうか。参考までに、提案時の点数は以下の通りだ。CAD/CAMインレー 大臼歯:679点(技術点数:156点 + 材料点数:523点) 小臼歯・前歯・乳歯:441点(技術点数:156点 + 材料点数:285点)チタン前装冠:1,920点(技術点数:1,200点 + 材料点数:720点)※金属アレルギー患者限定)CAD/CAMインレーは、CAD/CAM法を用いて製作する技工物であるはずなのだが、既存の技術点数1,200点を用いて申請されていない。提案技術の医療費増加を抑える意図があると予想するが、実際の収載にあっては1,200点がつかなければ受ける歯科技工所は赤字となるため製作は困難であるだろう。また、提案書には光学印象法について言及されている。しかし、CAD/CAMインレー用光学印象法は評価対象外となったため、本提案はこれまでの印象採得から模型を起こし製作するものと予想されるが、提案書通りとなれば初めての光学印象による保険収載技術ともなる。このような観点から、個人的には一番の注目事項である。なお、今日の分科会の内容が今後の中医協総会に上げられる流れとなり、そこで承認となるはずである。1Dでは今後の動向に引き続き注視していく。参考文献令和3年度第2回医療技術評価分科会資料
青木 秀馬
2022年1月19日
なぜ、金パラが下がると勤務医の給料は下がるのか?【歩合給の闇】

なぜ、金パラが下がると勤務医の給料は下がるのか?【歩合給の闇】

1Dをご覧のみなさま、お久しぶりです。「歯科保険診療と収益について考える」というnoteを書いている「ひら」です。前回寄稿した記事では、義歯の製作者である技工士の方々への配慮を欠いたこと、誠に申し訳ありませんでした。前回の記事は「材料をいっぱい使うと給料が上がる歩合制」や「金属代をはじめとする材料代が高騰すると歯科医院の人件費が増える仕組み」に対する問題提起をお伝えしたかったです。しかし、私の文章構成がつたなく、1Dのコメント・Twitterを中心にわかりにくいとのご意見を多数頂戴いたしました。1D編集部と協議し、今回は「歩合制の問題点」について真っ向から取り組んだ記事を書かせていただきました。前半では「歩合制の問題点」、後半では「前回の記事の問題点」を取り上げます。文章構成等について、前回の記事のコメント・twitterで頂いたご意見を参考にさせていただきました。感謝申し上げます。--- 以下本文になります。---勤務歯科医師の給料は固定給か歩合給になります。固定給は毎月○万円が給料になります。経営者との面談で昇給することもあります。この記事でトピックになるのは歩合給のほうです。歩合給では売上の○%が給料になります。例えばある月に30万点(=300万円)で自費が100万円を売り上げたとします。歩合率が20%の場合は(300万+100万)×20%=80万となり、この月の給料は80万円になります。求人サイトをみると歩合率は20%程度が一般的です。求人サイトでは「歩合給で頑張っただけ評価されます」と書かれることが多いです。では、この「歩合給制度」何が問題でしょうか?今回の記事では保険診療における歩合給の問題点を解説します。そもそも歩合給では医院の利益に貢献しているかを評価できていない歩合給は本来は歯科医院の利益に貢献している人を評価する制度のはずです。医療ですから、お金のことだけで評価するのがいいとは筆者は思いませんが、歯科医院も組織として、利益をださないと潰れてしまいます。なので、歯科医院に利益をもたらしている人を評価する必要があると思います。しかし、今の歩合給のもとでは医院の利益に貢献できている人を評価しているとは言い難いです。例えば、2006年には12%pdのFMCは661点でした。2020年7月には1391点になりました。この差分の1330点は、金属代の高騰によるものです。ちょっと脱線しますがFMCの点数は以下のように決まっています。2006年:保険技術料445点+保険材料料216点=661点2020年:保険技術料454点+保険材料料937点=1391点保険技術点とはFMCという物自体の点数です。昭和62年には厚生省大臣からの通知「製作技工に要する費用が含まれ、その割合は、製作技工に要する費用がおおむね100分の70、製作管理に要する費用がおおむね100分の30である。」ここのため、7割を技工料として支払うのが、好ましいとされています。保険材料料とは金属代です。厚労省が考える標準的な12%pdの使用量から算出された点数です。金属代が近年高騰しており、保険材料料の上昇は十分でないとの指摘もあります。今回の主題でないので、ここまでにしておきますが、これは「金パラ逆ザヤ」問題と言われています。仮に、保険材料料が金属代の分をちょうどカバーしていたとして、保険材料料からは歯科医院は利益は出ないはずです。しかし、歩合給のもとでは同じ大臼歯のFMCをセットした場合に2006年:661点×20%=1322円2020年:1391点×20%=2782円なぜか、2006年と2020年で同じことをしても2倍近く給料が変わってしまいます。2020年10月には金パラの値段は減額改定が行われるため、歩合給は下がることとなります(参考:金銀パラジウム合金「想定外」の減額改定は受け入れられるか?)。他にも歯周外科で骨を再生するのに用いられるリグロスという薬があります。リグロス1200μgは2832点あります。これは仕入れ値とほとんど同じです。用いた場合と用いない場合で給料は5660円ほど変わってきます。医院の利益はリグロスを用いても用いないのでも変わらないです。医院の利益を評価するという歩合給の趣旨からは、リグロスを用いることで給料が発生するのは不適切です。かつては、金属代もここまで高騰しておらず、リグロスなどの高額な材料は保険に少なく、単純な歩合制でも大きな問題は起こらなかったかもしれません。今は、金属代・高額な材料とお金がかかるようになってしまいました。時代の変化に「単純に売上の○%が給料という歩合制」では対応しきれてないように見えます。売上以外で貢献している歯科医師の取り組みを評価できていない今の時代は歯科医院の経営では保険診療でも口腔状態を維持する取り組みが大事になってきました。これは安定した口腔状態を持つ患者に定期的に来ていただき、衛生士を中心に口腔衛生指導を行えば、歯科医師のチェアタイムは極めて短く、材料代もかからないため、収益率が高いからです。例えば保険でSPT2(歯茎の検査、写真記録、口腔清掃を包括した項目)を行なった場合1197点(注)になります。継続来院への動機づけは歯科医院の経営戦略上、最も大事な戦術となります。雑な治療やカリエスの取り残しによって、定期的に来院していたのに治療になってしまっては、患者さんから不満が出てしまうし、歯科医師のチェアタイムが将来そこに投資されてしまうことになります。このような継続来院への動機づけに対する評価、やり直しの少ない治療に対する評価は歩合給では発生しません。「当院は予防管理型の歯科医院です」と求人して、「歩合給で頑張っただけ評価されます」と書いてあることもしばしばあります。補綴物のセットを行うと給料が上がる仕組みが、予防管理型の歯科医院の勤務医への評価として妥当でしょうか?歩合給のもとでは歯科医学的に妥当な治療が行われるために、歯科医師に道徳やモラルが要求されてしまう。この歩合給のもとでは、極力、型取りをして材料・金属代・技工料を多く使うことが給料アップへとつながります。例えばCRかインレーか悩むケースがあるとします。歩合給であるとここにインレーにすると歯科医師の給料が上がるという問題が発生します(参考:保険のメタルインレーは本当に赤字なのか?)。このことから歩合給のもとでは、歯科医学的妥当性のみで判断するはずのことに、歯科医師自身の生活や給料が頭によぎってしまいます。歯科医師個人がモラルを持って、治療するのは当然ですが、このような仕組みが医療に相応しいのでしょうか?まとめ今回は歩合給の問題を「そもそも歩合給では医院の利益に貢献しているかを評価できていない」「売上以外で貢献している歯科医師を評価できていない」「歯科医学的に妥当な治療が行われるために、道徳やモラルが要求されてしまう」の3点に絞って解説しました。ではどういう、給料体系・評価制度がいいのかというと筆者にもその明確な答えはないです。なかなか難しい問題です。今回は問題提起とさせていただきます。こういう評価制度がいいのではというご意見をコメントで頂けると幸いです。--- ここからは前回記事の問題点についてです。---多数のご意見ご感想をいただきました。代表的なものを取り上げさせていただきます。一般の方、研修医、若手Dr・歯科技工士・衛生士等でも誤解を招かないような記事構成にすべきご指摘の通りで、歯科医師以外の方々の視点は抜けていました。歯科医師は歩合給に馴染みがあるので、その視点からの記事になっておりました。歯科医師以外の方々の視点が抜けていることが記事の内容をわかりにくくし、技工士の方々への配慮を欠いておりました。誠に申し訳ありません。素人が読んだら歯医者は悪いことする人がいるんだと思う人もいると思うので、歯科が良くなって欲しいと思うならちゃんと発信してほしいご指摘のとおりです。申し訳ございません。歩合歯科医の給与体系を分かっていないと皮肉だと分からない。ご指摘のとおりです。今回の記事では歩合歯科医の給与体系についての説明の詳細を入れました。タイトルが悪い・皮肉だとわかりにくいご指摘の通りです。タイトルについては目にとまるようにと、インパクトをあるものにしておりました。「確かに最後まで読めばわかりますが、少し引っ張りというか題名のインパクトと強い…素直に題名から伝えたいことを書いた方が良かったのではと思います」というコメントも頂きました。インパクトあるタイトルにするにしても、「序盤に種明かしが良かった」とのご指摘もいただきました。タイミングが技工士問題を利用して炎上狙いなのか?前回の記事の公表の前日に、技工問題に関するライブ配信が行われたことと関連付けてのご意見もいただきました。前回の記事はタイトル・構成で「給料アップ」を主眼におくことにより、注目されることを狙ってはいました。しかし、技工問題と絡める意図はなかったです。技工士の方々も読む媒体だということが抜けており、技工士の方々への配慮が欠けたことが炎上の原因と考え、反省しております。ジョークや皮肉であっても自分の仕事への熱意が茶化されたかの様な表現が文書として出ることへの不快感があるご指摘の通り、技工士の方々を始めとする歯科医療者への配慮が欠けていたこと反省しております。歩合制の制度としての問題、点数と材料費の問題、オーバートリートにならないか歯科医師個人の道徳、モラルの問題なども含めてまとめた記事にしないといけない。ご指摘の点、最もだと思います。今回の記事で反映するよういたしました。削って詰めたりあれこれいらんことでもやればやるほど保険点数が上がる仕組みがあるから当然じゃないか?この問題については保険制度の問題ではなく、歩合給の方の問題だと考えています。保険点数は確かに必要性の薄い補綴物のやりかえを行うと上がります。しかし今の保険制度上、医院にとって利益になる行為は継続来院への動機づけを行い、長期安定した口腔内状態を作り、SPT2(歯茎の検査、写真記録、口腔清掃を包括した項目)の1197点(注)を算定していくことだと思います。今の保険の制度では、患者さんの利益になる長期安定した口腔内の維持に成功した医院へ保険点数は配分されていると思います。この度は多数のご意見・ご感想を頂戴し、ありがとうございました。この記事へのご意見・ご感想も、コメントやtwitterでいただけると幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。歯科セミナーなら「1D(ワンディー)」で!日本最大級の歯科医療メディア「1D」では、診療に役立つオンラインセミナーを多数開催中。もっと知りたい臨床トピックから超ニッチな学術トピックまで、参加したいセミナーが見つかります。下記ボタンから、開催中のセミナーを見てみましょう!開催セミナーを見てみる注:1197点の内訳再診料 53点明細 1点外来環 3点歯科衛生実地指導1 80点SPT2(20歯以上) 830点歯科疾患管理料 100点長期管理加算 +120点文章提供加算 +10点※かかりつけ強化型歯科診療所の場合
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2020年9月27日

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