歯科用語集
2025年10月28日

抗菌薬投与

「抗菌薬投与」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

抗菌薬投与とは、細菌感染を治療または予防するために、抗菌薬を患者に投与する行為を指す。抗菌薬は、細菌の増殖を抑制したり、死滅させたりする作用を持つ薬剤であり、主にペニシリン系、セフェム系、マクロライド系などに分類される。語源は「抗菌」という言葉から来ており、細菌に対抗する薬剤を意味する。歯科領域においては、特に歯周病や感染症の治療において重要な役割を果たす。


臨床における位置づけ・判断基準

抗菌薬投与は、歯科診療において感染症の治療や予防に不可欠な手段である。臨床判断基準としては、感染の重症度、患者の全身状態、アレルギー歴、抗菌薬の耐性状況などが考慮される。特に、歯周病や抜歯後の感染予防においては、適切な抗菌薬の選択が求められる。保険点数に関しては、抗菌薬の投与が必要とされる場合、適切な手続きに基づき保険請求が可能である。


関連用語・類義語との違い

抗菌薬投与に関連する用語には、抗生物質、抗ウイルス薬、抗真菌薬などがある。抗生物質は、細菌に対して効果を示す薬剤の総称であり、抗菌薬はその一部を含む広い概念である。一方、抗ウイルス薬や抗真菌薬は、それぞれウイルスや真菌に対する治療薬であり、作用機序や適応症が異なる。歯科においては、抗菌薬投与は感染症の治療に特化した用語であり、他の薬剤との使い分けが重要である。


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抗菌薬投与の臨床的意義と適切な使用法。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき症例と処置のポイント

抗菌薬投与の臨床的意義と適切な使用法。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき症例と処置のポイント

抗菌薬投与の定義と目的抗菌薬投与とは、細菌感染を抑制または治療するために抗菌薬を使用することを指す。歯科においては、特に歯周病や根尖性歯周炎、抜歯後の感染予防などにおいて重要な役割を果たす。抗菌薬の適切な使用は、感染症の進行を防ぎ、患者の健康を守るために不可欠である。抗菌薬の投与は、感染症の診断に基づいて行われるべきであり、症状や症例に応じた適切な選択が求められる。特に、歯科領域では、細菌の耐性問題も考慮しなければならないため、慎重な判断が必要である。抗菌薬の種類と使い方抗菌薬には多くの種類があり、それぞれ異なる作用機序を持つ。歯科でよく使用される抗菌薬には、ペニシリン系、セフェム系、マクロライド系などがある。これらの薬剤は、特定の細菌に対して効果を示すため、使用する際には感染の原因となる細菌を考慮する必要がある。例えば、ペニシリン系抗菌薬は、口腔内の常在菌に対して効果的であり、歯周病の治療においてよく用いられる。一方、マクロライド系は、ペニシリンアレルギーのある患者に対する代替薬として使用されることが多い。抗菌薬の選択は、患者の病歴やアレルギー歴を考慮し、適切な処置を行うことが重要である。抗菌薬投与の手順と注意点抗菌薬を投与する際の手順は、まず患者の症状や診断を確認し、必要に応じて検査を行うことから始まる。次に、適切な抗菌薬を選択し、投与量や投与期間を決定する。投与後は、患者の反応を観察し、副作用や効果を確認することが求められる。注意点としては、抗菌薬の過剰使用を避けることが挙げられる。過剰使用は、耐性菌の発生を助長し、将来的な治療の選択肢を狭める可能性がある。また、患者に対して抗菌薬の正しい使い方を指導し、自己判断での中断や変更を避けるように促すことも重要である。抗菌薬投与におけるメリットとデメリット抗菌薬投与のメリットは、感染症の進行を防ぎ、患者の健康を守ることである。特に、歯科領域では、感染が広がる前に適切な治療を行うことで、重篤な合併症を防ぐことができる。一方、デメリットとしては、抗菌薬の副作用やアレルギー反応が挙げられる。これらは患者にとって深刻な問題となることがあるため、使用に際しては十分な注意が必要である。また、抗菌薬の乱用は耐性菌の発生を促進し、将来的な治療において大きな障害となる可能性がある。臨床での抗菌薬投与の症例抗菌薬投与が必要とされる症例には、急性歯周炎や根尖性歯周炎、抜歯後の感染予防などがある。これらの症例では、早期の抗菌薬投与が感染の拡大を防ぎ、治療の成功率を高める。例えば、急性歯周炎の患者に対しては、ペニシリン系抗菌薬を投与することで、炎症の軽減と感染の制御が期待できる。また、抜歯後の患者には、感染予防のために抗菌薬を投与することが推奨される。これらの症例においては、適切な診断と処置が重要であり、抗菌薬の効果を最大限に引き出すための判断が求められる。まとめと今後の展望抗菌薬投与は、歯科臨床において重要な治療手段であるが、その使用には慎重な判断が求められる。適切な抗菌薬の選択と投与は、患者の健康を守るために不可欠であり、歯科医師・歯科衛生士は常に最新の知識を持って臨床に臨む必要がある。今後は、抗菌薬の適正使用を促進するための教育やガイドラインの整備が求められる。また、耐性菌問題に対する意識を高め、感染症予防のための新たなアプローチを模索することが、歯科医療の質を向上させる鍵となるであろう。
1D編集部
2024年6月1日
ニューキノロン系抗菌薬の臨床応用と歯科における処置・症例の判断ポイント

ニューキノロン系抗菌薬の臨床応用と歯科における処置・症例の判断ポイント

ニューキノロン系抗菌薬の定義と特徴ニューキノロン系抗菌薬は、広範囲の細菌に対して効果を示す合成抗菌薬である。主にDNAジャイレースを阻害することにより、細菌の増殖を抑制する。歯科領域では、特に口腔内感染症や歯周病の治療において使用されることが多い。この薬剤の特徴として、経口投与が可能であり、体内での吸収が良好であるため、患者の服薬アドヒアランスを向上させることが期待できる。また、耐性菌に対しても一定の効果を示すため、臨床での利用価値が高い。ただし、使用に際しては副作用や耐性の問題も考慮する必要がある。ニューキノロン系抗菌薬の使用におけるメリットとデメリットニューキノロン系抗菌薬を使用する際のメリットには、広範囲な抗菌スペクトルが挙げられる。特に、グラム陰性菌に対して強い効果を示し、歯科における感染症治療において有用である。さらに、服用が容易であるため、患者の治療継続率を高めることができる点も大きな利点である。一方で、デメリットとしては、特定の副作用が報告されていることが挙げられる。例えば、腱障害やQT延長などがあり、特に高齢者や腎機能障害のある患者には注意が必要である。また、耐性菌の出現が懸念されるため、適切な使用が求められる。臨床におけるニューキノロン系抗菌薬の使い方と手順ニューキノロン系抗菌薬を臨床で使用する際の手順は、まず患者の病歴やアレルギー歴を確認することから始まる。次に、感染症の診断を行い、必要に応じて細菌培養を実施する。その後、適切な抗菌薬を選択し、投与量や投与期間を決定する。一般的には、感染の重症度や患者の全身状態に応じて、投与方法を調整することが重要である。また、治療中は患者の反応を観察し、副作用が現れた場合には速やかに対応することが求められる。歯科における症例と判断ポイントニューキノロン系抗菌薬が使用される症例としては、歯周病や顎骨炎、根尖性歯周炎などが挙げられる。これらの症例では、感染の重症度や患者の全身状態を考慮し、抗菌薬の導入を判断する必要がある。特に、重篤な感染症の場合には、早期の抗菌薬投与が予後を改善するため、迅速な判断が求められる。また、治療効果を評価するためには、定期的な診査を行い、必要に応じて治療方針を見直すことが重要である。このように、ニューキノロン系抗菌薬の使用においては、臨床的な判断力が求められる。注意点と今後の展望ニューキノロン系抗菌薬を使用する際には、いくつかの注意点がある。まず、副作用のリスクを考慮し、特に高齢者や腎機能障害のある患者には慎重に投与する必要がある。また、耐性菌の出現を防ぐため、必要最小限の使用を心がけることが重要である。今後は、より効果的な抗菌薬の開発や、耐性菌対策が求められる。歯科医師や歯科衛生士は、最新の情報を常にアップデートし、適切な治療を提供することが求められる。
1D編集部
2024年6月1日
歯科治療における感染性心内膜炎のリスクと予防策

歯科治療における感染性心内膜炎のリスクと予防策

感染性心内膜炎(infectious endocarditis,IE)は心疾患に伴う心臓内の異常血流の影響や、人工弁などの異物の影響で形成される心内膜血栓の表面に細菌が付着するために生じる疾患である。歯科治療後にはしばしば菌血症が生じるため、IEのリスクがある患者では歯科処置時の処置の内容によって、抗菌薬の予防処置が必要とされている。今回は感染性心内膜炎と歯科治療の関連性をまとめ、注意すべき点について解説したい。歯科治療が菌血症がもたらす可能性成人における菌血症を起こす歯科処置として、出血を伴ったり、根尖を越えるような侵襲的な歯科処置があげられるが、そのうち抜歯が最もよく認識されている処置だろう。そのほかにも、出血を伴う口腔外科処置やインプラント治療、スケーリング、感染根管処置、ラバーダム処置なども菌血症を誘発する処置である。小児領域においても、予防策を必要とする歯科処置は、基本的には成人における歯科処置と同様である。成人で最も菌血症の誘因となる抜歯だが、歯根の吸収を伴っている乳歯の場合は永久歯の抜歯ほどの侵襲性はない。また、 乳歯の脱落時に出血を伴うことがあるが、通常は菌血症が考慮されることはない。小児のIEでは先天性心疾患が多く重症化しやすいという特殊性から、予防の重要性はむしろ成人よりも大きいと考えられている。また、歯科処置をせずとも、日常生活における咀嚼やブラッシングでも出血することがあるため、菌血症は引き起こされうる。口腔内の衛生状態の悪い場合は、より菌血症が引き起こされやすいと考えられ、日常の口腔衛生状態の管理が菌血症の発症抑制にきわめて重要であるといえる。歯科処置に対する予防的抗菌薬投与では、実際にどのような患者に対し、抗菌薬の予防投与を行うべきなのか。以下に示した高度リスク群に対しては、予防的抗菌薬の投与が推奨されている。中等度リスク群に対しては、予防的抗菌薬の投与が提案されている。中等度リスク群はIEを発症したとしても重篤な結果に至る可能性が高くはない群であるが、個々の症例において患者と話し合い、予防投与についての決定がなされることが望ましい。〈成人〉1. 高度リスク(感染しやすく、重症化しやすい患者)【推奨の強さ1:強く推奨する、エビデンス総体の強さ:B(中)】生体弁、機械弁による人工弁置換術患者、弁輪リング装着者IEの既往を有する患者複雑性チアノーゼ性先天性心疾患(単心室、完全大血管転位、ファロー四徴症)体循環系と肺循環系の短絡造設術を実施した患者 2. 中等度リスク群(必ずしも重症とならないが感染性心内膜炎を引き起こす可能性が高く、予防した方が良いと考えられる患者)【推奨の強さ2:弱く推奨する(提案する)、エビデンス総体の強さ:C(弱)】ほとんどの先天性心疾患(単独の心房中隔欠損症(二次孔型)を除く)後天性弁膜症(逆流を伴わない僧帽弁狭窄症では感染性心内膜炎のリスクは低い)閉塞性肥大型心筋症弁逆流を伴う僧帽弁逸脱人工ペースメーカ、植込み型除細動器などのデバイス植込み患者長期にわたる中心静脈カテーテル留置患者〈小児/先天性心疾患〉1. 高度リスク群(感染しやすく、重症化しやすい患者)【推奨の強さ1:強い 、エビデンス総体の強さ:C(弱)】人工弁術後IEの既往姑息的吻合術や人工血管使用例も含む未修復チアノーゼ型先天性心疾患手術、カテーテルを問わず人工材料を用いて修復した先天性心疾患で修復後6ヶ月以内パッチ、人工材料を用いて修復したが、修復部分に「いざん病変を伴う場合大動脈縮窄2. 中等度リスク群(必ずしも重症とならないが感染性心内膜炎を引き起こす可能性が高く、予防した方が良いと考えられる患者)【推奨の強さ2:弱く推奨する(提案する)、エビデンス総体の強さ:C(弱) 】高度リスク群、低リスク群を除く先天性心疾患(大動脈二尖弁を含む)閉塞性肥大型心筋症弁逆流を伴う僧帽弁逸脱3. 低リスク群(感染の危険性がとくになく、一般の人と同等の感染危険率とされる患者)【推奨の強さ3、エビデンス総体の強さ:C(弱)】単独の二次孔型心房中隔欠損術後6ヶ月を経過し残存短絡を認めない心室中隔欠損または動脈菅開存冠動脈バイパス術後弁逆流を合併しない僧帽弁逸脱生理的、機能性または無害性心雑音弁機能不全を伴わない川崎病の既往抗菌薬の標準的予防投与法【成人】抗菌薬の選択として、経口投与でも筋肉内投与に匹敵する血液中濃度が得られ、さらにその効果が長時間維持できることからアモキシシリン2gが推奨されている。βラクタム系薬アレルギーの場合は、クリンダマイシン、クラリスロマイシン、アジスロマイシンが推奨されている。何らかの理由でアモキシシリン2g投与を減量する場合は、弁膜に付着した細菌の増殖を抑制するという薬理学的な根拠から、初回投与の5〜6時間後にアモキシシリン500mgの追加投与を考慮する。【小児】経口投与可能な対象であれば、アモキシシリンを選択する。アレルギーなど、使用する抗菌薬に関する考え方は成人に準ずる。わが国における小児の新生児心疾患の有病率は約100人あたり1人とされており、一般開業歯科医もIEの発症リスクを有する小児に遭遇する機会は多い。IEリスクを有するすべての小児が、発症予防を念頭に置いた歯科治療を受けられることが望ましい。(注1)または体重あたり30mg/kg(注2)なんらかの理由でアモキシシリン2gから減量する場合は、初回投与5〜6時間後にアモキシシリン500mgの追加投与を考慮する日頃からの意識を予防的抗菌薬投与を行なっても、必ずしもIEを予防できない例も残念ながら存在する。しかしながら、IEはいったん発症すると、入院や手術、脳梗塞や志望に至ることもあり、患者個人に対する影響は甚大である。歯科医院においての、抗菌薬投与以外の口腔衛生の維持などによるIE予防の徹底、早期発見のための教育なども重要である。
482 TSUNAGU
2023年2月21日
第113回歯科医師国家試験の総評&問題の各論的検討

第113回歯科医師国家試験の総評&問題の各論的検討

第113回歯科医師国家試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした! 前回の歯科医師国家試験との相違点①形式面での変化一般問題と臨床実地問題がランダムに出題されました。必修問題は前半20問固定に変化はないと考えられます。パターン化させたくないという厚生労働省の意思を感じる形式面の変化でした。僕はこれまでいろいろな資格試験を受験してきましたが、他の資格試験でも形式が突然変化することはありましたので、まあこんなこともあるかなと考えておきましょう。②難易度の変化全体的に見ると112回国試よりは解きやすいという意見が多数だと思います。しかし、初日のA問題には解きづらい問題が多かったように思われますので、受け止め方はいろいろあるかもしれません。 ③消去法が有効な問題が多かった前回の記事でも述べたとおり、マークシート式試験の基本は消去法です。各論的に問題を検討してみる①「歯性感染症の第一選択薬」としてのアモキシシリンの出題(113B43)大方の予想どおり、アモキシシリンが出題されました。この背景には耐性菌出現防止のために、抗菌薬の適正使用を徹底しようという考えが背景にあります。【113B43】歯性感染症の第一選択薬はどれか。1つ選べ。a. アモキシシリン水和物b. ゲンタマイシン硫酸塩c. テトラサイクリン塩酸塩d. レボフロキサシン水和物e. ファロペネムナトリウム水和物抗菌薬の適正使用に関しては、以前もブログで複数回取り上げたことがありましたのでご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません。下記リンク先の記事で詳しく解説していますので、チェックしておいてください。▶ 113回国試で要注意!抗菌薬の適正使用と薬剤耐性(AMR)も知っておこう!▶ 【薬理】アモキシシリンに関する問題113B43の問題文にある「歯性感染症の第一選択薬」という部分には、第3世代セフェム系抗菌薬を乱用していたという反省(?)の意味が込められているように感じます。2019年10月2日に実施した1D主催の講演会で言及した内容ですが抗菌薬の適正使用に関する問題は114回国試でも引き続き出題される可能性がありますので、スライドを掲載しておきます。②生物学的幅径と歯周外科(113A4)非常に基本的な良い問題だと思います。生物学的幅径の定義をきちんと把握していれば(説明できれば)、迷わない問題のはずです。ところが、正答率は55%程度らしいので、合否を分けてしまう問題になってしまいました。【113A4】歯周外科手術で生物学的幅径を回復できるのはどれか。1つ選べ。a. 新付着術b. 歯肉切除術c. 歯冠長延長術d. 遊離歯肉移植術e. 歯周ポケット掻爬術必修問題の正答率としては55%とやや低い結果になりました。おそらく試験委員としてはもう少し正答率が高いことを期待していたのではないかと推察される問題です。生物学的幅径は臨床の基本ですので、114回でも生物学的幅径に関する問題が出題される可能性はとても高いです。生物学的幅径の理解が曖昧な方はこの機会にきちんと整理しておくようにしてください(というか、この113A4は、何科に行くにしても臨床をするならわからないとヤバい問題のような気もするが...)。ちなみにdを選択した方がいらっしゃるようですが、遊離歯肉移植術では付着歯肉幅は増加させることはできますが、生物学的幅径を回復させることはできません。具体的なイメージがわかない方は信頼できる先生に聞いて解決するようにしてください。あと、このような臨床に関係する問題を歯医者をやったことがない人に聞くのはやめましょう。勉強の方向性がずれますよ。③歯髄疾患の概念の基本を聞く問題(113A52)この問題も歯髄疾患の概念の基本を聞く非常に大事な問題です。正答率は75%程度らしいので、合格する人はあっさり解けてるが、不合格になる方は迷ったり間違ってしまう問題なんでしょう。【113A52】非感染性歯髄疾患はどれか。2つ選べ。a. 急性単純性歯髄炎b. 急性化膿性歯髄炎c. 慢性潰瘍性歯髄炎d. 歯髄壊死e. 歯髄壊疽もちろん答えはadです。④臨床のウルトラスーパー基本を聞く問題(113A63)【113A63】75歳の女性。左側舌縁部の腫瘤を主訴として来院した。3ヶ月前に気付いたが、大きさに変化がないのでそのままにしていたという。腫瘤は無痛性で弾性軟である。初診時の口腔内写真とMRIを別に示す(注:画像は省略しました)。まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。a. 生検b. 切開c. 抗菌薬投与d. 擦過細胞診e. 舌部分切除この問題は112D65の焼き直しのようにも思いますが、臨床の基本中の基本を聞く問題ですよね。まあ、以前も動画で言ったことがあるんですが、そりゃ普通生検するんじゃないですかね…。というか、粘膜疾患の場合には、常に生検を視野にいれるべきなんですよ。生検の重要性については、スパルタ動画セミナー47回目で説明していました。⑤生化学のウルトラスーパー基本を聞く問題(113C3)【113C3】肝臓で合成されるのはどれか。1つ選べ。a. 尿素b. 葉酸c. レニンd. トリプシンe. クレアチニンこの問題、ようやく出たかという感じですね。尿素≒BUNが肝臓の尿素回路で産生される話は、僕の受講生の方に行っていた口頭試問で定番の質問でしたね(笑)。ようやく出てよかったです(笑)。ちなみに2019年10月2日に行った1D主催の講演会でもお話をしていました。BUNは腎臓を経由して尿中に排泄されるわけですが、BUNが腎臓で合成されるわけではないのです。1D主催の講演会に参加していた方はおそらく正解できたのではないかと思いますが、BUNが腎臓で産生されるという誤解がめちゃくちゃ多いので注意が必要です。⑥歯科技工士法と歯科技工指示書(113D16)【113D16】歯科技工士法で規定しているのはどれか。1つ選べ。a. 絶対的欠格事由b. 歯科技工士の名称使用の制限c. 歯科技工指示書の2年間の保存d. 市町村保健センターへの免許申請e. 都道府県知事による歯科技工所の開設承認必修問題らしい問題。正答率は80%程度らしいので、まさしく必修問題だった感じです。この問題がすぐにわからない方はやっぱり基本が甘いと思いますよ。⑦プロトロンビン時間と肝臓、ビタミンKの関係(113D23)【113D23】プロトロンビン時間が延長するのはどれか。2つ選べ。a. 血友病b. 肝硬変c. 慢性腎不全d. ビタミンK欠乏症e. 血小板減少性紫斑病正答率75%程度。簡単そうで、意外と正答率が伸びない問題。これも過去問(109A59)の焼き直し。実は113回向けdentalkokushiの大予言その2(限定公開の有料配信の動画です)でスバリ言っていたので的中しているわけですね。次回の歯科国試突破論でも、113回国試の分析をしていきたいと思います。歯科セミナーなら「1D(ワンディー)」で!日本最大級の歯科医療メディア「1D」では、診療に役立つオンラインセミナーを多数開催中。もっと知りたい臨床トピックから超ニッチな学術トピックまで、参加したいセミナーが見つかります。下記ボタンから、開催中のセミナーを見てみましょう!開催セミナーを見てみる
dentalkokushi
2020年2月12日

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