歯科用語集
2025年10月28日

骨密度

「骨密度」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【ルポ】歯科医師国家試験、多浪生の現実

定義・語源

骨密度とは、骨の中に含まれるミネラル成分の量を示す指標であり、特にカルシウムの含有量が重要である。骨密度は、骨の強度や健康状態を評価するための重要な要素であり、骨粗鬆症などの疾患のリスクを判断する際に用いられる。語源は「骨」と「密度」に由来し、骨の中の物質の濃度を示すものである。骨密度は、通常、DXA(デュアルエネルギーX線吸収測定法)を用いて測定され、g/cm²という単位で表される。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床において、骨密度は骨の健康状態を評価するための重要な指標である。特に、高齢者や閉経後の女性においては、骨密度の低下が骨折リスクを高めるため、定期的な測定が推奨される。判断基準としては、Tスコアが用いられ、-1.0以上が正常、-1.0から-2.5が骨密度低下、-2.5以下が骨粗鬆症とされる。これに基づき、適切な治療や予防策を講じることが求められる。

関連用語・類義語との違い

骨密度に関連する用語として、骨量や骨強度が挙げられる。骨量は骨の総量を示し、骨密度はその中のミネラル成分の濃度を示すため、異なる概念である。また、骨強度は骨が外力に耐える能力を示し、骨密度が高いほど骨強度が高いと一般的に考えられているが、必ずしも相関関係があるわけではない。これらの用語を正確に理解し、臨床での判断に役立てることが重要である。

1Dプレミアム
1Dプレミアム

関連用語

レジン修復 (238)

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【ルポ】歯科医師国家試験、多浪生の現実
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
1D - 歯科医師/歯科技師/歯科衛生士のセミナー視聴サービスなら
© 2025 1D inc.