歯科用語集
2025年10月28日

脂質異常症

「脂質異常症」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

脂質異常症とは、血中の脂質(コレステロールや中性脂肪)の異常な値を指す疾患である。具体的には、LDLコレステロールの増加やHDLコレステロールの減少、中性脂肪の増加などが含まれる。語源としては、「脂質」は「脂肪」を意味し、「異常症」は「正常から逸脱した状態」を示す。脂質異常症は、心血管疾患や糖尿病などのリスク因子として知られており、早期の診断と治療が重要である。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床において脂質異常症は、定期的な健康診断や血液検査を通じて評価される。判断基準としては、LDLコレステロールが140 mg/dL以上、中性脂肪が150 mg/dL以上、HDLコレステロールが40 mg/dL未満とされている。これらの値は、心血管疾患のリスクを評価する上で重要であり、歯科医師や歯科衛生士も患者の全身的な健康状態を考慮する必要がある。特に、口腔内の健康と全身の健康は密接に関連しているため、脂質異常症の管理は歯科治療においても重要な要素となる。

関連用語・類義語との違い

脂質異常症に関連する用語としては、動脈硬化症やメタボリックシンドロームが挙げられる。動脈硬化症は、脂質異常が進行することで血管が硬化し、心血管疾患を引き起こす状態を指す。一方、メタボリックシンドロームは、肥満や高血圧、糖尿病などが複合的に存在する状態であり、脂質異常症もその一部として含まれる。これらの用語は、脂質異常症と密接に関連しているが、それぞれ異なる病態を示すため、正確な理解が求められる。

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