歯科用語集
2025年10月28日

急性発作

「急性発作」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

急性発作とは、突然発生し、短期間で症状が進行する病態を指す。多くの場合、急性の症状は数時間から数日間続き、その後自然に回復することが多い。語源は「急性」という言葉が「急に起こる」という意味を持つことから来ており、発作は「突然の出来事」を意味する。歯科領域においては、急性の痛みや炎症、感染症などが該当し、特に歯髄炎や歯周病の急性増悪が代表的な例である。これらの状態は、患者にとって非常に苦痛を伴うことが多く、迅速な診断と治療が求められる。


臨床における位置づけ・判断基準

急性発作は、歯科診療において重要な位置を占める。特に、急性歯髄炎や急性歯周炎は、患者の痛みを軽減し、感染の拡大を防ぐために迅速な対応が必要である。判断基準としては、患者の主訴、臨床所見、画像診断を総合的に評価することが重要である。例えば、急性歯髄炎では、冷温刺激に対する過敏反応や、圧痛が見られることが多い。また、急性発作の治療には、根管治療や抜歯が含まれる場合があり、適切な保険点数の適用も考慮する必要がある。

関連用語・類義語との違い

急性発作に関連する用語としては、「慢性発作」や「急性症状」がある。慢性発作は、長期間にわたり持続する症状を指し、急性発作とは対照的である。また、急性症状は、急性発作の一部として位置づけられるが、必ずしも発作的に起こるわけではない。歯科においては、急性発作が発生した際には、適切な診断と治療を行うことで、慢性化を防ぐことが重要である。これにより、患者のQOL(生活の質)を向上させることが可能となる。

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牙関緊急における診断と処置。歯科臨床で役立つ症例と術式の判断ポイント

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牙関緊急の定義と臨床的重要性牙関緊急とは、歯科領域において急性の症状や状態を指し、特に歯やその周囲の組織に関連する緊急事態を意味する。これには、急性歯髄炎、歯周病の急性発作、外傷による歯の脱落や破損などが含まれる。これらの状態は、患者にとって非常に痛みを伴い、迅速な処置が求められるため、歯科医師や歯科衛生士は適切な診断と処置を行う必要がある。特に、早期の診断と適切な処置は、患者の痛みを軽減し、さらなる合併症を防ぐために重要である。牙関緊急の症状と診断方法牙関緊急における主な症状には、激しい痛み、腫れ、発熱、出血などがある。これらの症状は、患者の生活の質を著しく低下させるため、迅速な診断が求められる。診断方法としては、視診、触診、レントゲン検査が一般的である。特に、レントゲン検査は、歯の状態や周囲の骨の状態を把握するために不可欠であり、適切な処置を決定するための重要な情報を提供する。また、患者の病歴や症状の経過を詳しく聴取することも、正確な診断に寄与する。牙関緊急における処置と術式牙関緊急の処置には、痛みの緩和、感染の制御、歯の保存が含まれる。具体的な術式としては、根管治療、抜歯、抗生物質の投与などが挙げられる。根管治療は、歯髄炎が原因である場合に行われ、感染した歯髄を除去し、根管を清掃・充填することで歯を保存することを目的とする。抜歯は、歯の保存が不可能な場合に選択される処置であり、特に重度の感染や外傷による場合に行われる。抗生物質の投与は、感染が広がるのを防ぐために重要であり、適切な薬剤の選択が求められる。牙関緊急処置における注意点とコツ牙関緊急の処置を行う際には、いくつかの注意点が存在する。まず、患者の痛みを軽減するために、適切な鎮痛剤の使用が重要である。また、感染のリスクを考慮し、無菌操作を徹底することが求められる。さらに、患者への説明を怠らず、処置の目的や手順を明確に伝えることが、患者の不安を軽減し、協力を得るために重要である。最後に、処置後のフォローアップも欠かせない。患者の経過を観察し、必要に応じて追加の処置を行うことが、再発を防ぐために重要である。まとめ:牙関緊急の重要性と今後の展望牙関緊急は、歯科臨床において非常に重要なテーマであり、適切な診断と処置が患者の健康を守る鍵となる。今後も、最新の研究やガイドラインに基づいた知識を深め、臨床に活かすことが求められる。歯科医師や歯科衛生士は、常に患者の立場に立った医療を提供し、信頼される専門家であり続けることが重要である。
1D編集部
2024年6月1日
冠状動脈心疾患と歯科医療の関連性。歯科臨床での注意点と処置のポイント

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冠状動脈心疾患の定義と症状冠状動脈心疾患(CAD)は、心臓を供給する冠状動脈が狭窄または閉塞することによって引き起こされる疾患である。主な症状には、胸痛(狭心症)、息切れ、動悸などが含まれる。これらの症状は、歯科治療中に患者が経験する可能性があるため、歯科医師は注意深く診査を行う必要がある。特に、心疾患の既往歴がある患者に対しては、適切な処置を行うことが求められる。歯科治療における冠状動脈心疾患の影響冠状動脈心疾患を有する患者に対しては、歯科治療の際に特別な配慮が必要である。例えば、局所麻酔の使用やストレス管理が重要であり、心疾患の悪化を防ぐための術式選択が求められる。また、治療中の血圧管理や心拍数のモニタリングも重要なポイントである。これにより、患者の安全を確保し、合併症を未然に防ぐことができる。冠状動脈心疾患患者への歯科処置のコツ冠状動脈心疾患患者に対する歯科処置では、いくつかのコツがある。まず、治療前に患者の全身状態を確認し、必要に応じて主治医と連携を図ることが重要である。また、治療中は短時間で効率的に処置を行い、患者に過度なストレスを与えないよう配慮することが求められる。さらに、術後のフォローアップも重要であり、患者の状態を定期的に確認することが推奨される。冠状動脈心疾患に関連する注意点とリスク管理冠状動脈心疾患患者に対する歯科治療では、いくつかの注意点が存在する。まず、治療中の出血や感染症のリスクを考慮し、適切な抗生物質の使用を検討する必要がある。また、心疾患の急性発作を防ぐために、治療前後の安静を確保することが重要である。さらに、患者に対して治療のリスクとメリットを十分に説明し、理解を得ることも大切である。症例紹介:冠状動脈心疾患患者の歯科治療実際の症例として、冠状動脈心疾患を有する60歳男性患者が、歯周病治療を希望して来院した。患者は心疾患の既往歴があり、治療前に心電図検査を実施した結果、特に異常は見られなかった。治療は局所麻酔下で行い、短時間で完了した。術後は、患者の状態を観察し、特に問題は発生しなかった。この症例から、適切な事前評価とリスク管理が重要であることが示された。まとめ:冠状動脈心疾患と歯科医療の関係冠状動脈心疾患は、歯科治療において特別な配慮が必要な疾患である。歯科医師は、患者の全身状態を考慮し、適切な処置や術式を選択することが求められる。治療中のリスク管理や術後のフォローアップも重要であり、患者の安全を最優先に考えることが必要である。今後も、冠状動脈心疾患に関する知識を深め、より良い歯科医療を提供していくことが求められる。
1D編集部
2024年6月1日
急性発作における歯科診断と処置。臨床での症例と術式の判断ポイント

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急性発作の定義と歯科における重要性急性発作とは、突然発生する症状や状態を指し、歯科領域では特に痛みや腫れを伴うことが多い。これには、歯髄炎や歯周病の急性増悪が含まれる。急性発作は、患者にとって非常に不快であり、適切な診断と迅速な処置が求められる。歯科医師は、急性発作の症状を正確に把握し、適切な判断を下すことが重要である。急性発作の症状と診断方法急性発作の症状には、強い痛み、腫れ、発熱、そして場合によっては口腔内の出血が含まれる。診断には、患者の病歴聴取と視診、触診が基本である。さらに、必要に応じてX線検査を行い、歯髄や歯周組織の状態を評価することが求められる。これにより、急性発作の原因を特定し、適切な処置を計画することが可能となる。急性発作に対する処置と術式急性発作に対する処置は、原因に応じて異なる。例えば、歯髄炎の場合、根管治療が必要となることが多い。一方、歯周病の急性増悪では、スケーリングやルートプレーニングが行われることが一般的である。これらの処置は、患者の痛みを軽減し、感染の進行を防ぐために重要である。急性発作の症例と臨床での判断ポイント急性発作の症例としては、急性歯髄炎や急性歯周炎が挙げられる。これらの症例では、痛みの程度や発症の経過を観察し、適切な処置を選択することが重要である。例えば、急性歯髄炎の場合、根管治療を早期に行うことで、歯の保存が可能となる。急性発作における注意点とメリット・デメリット急性発作の処置には、いくつかの注意点が存在する。例えば、感染が広がっている場合、迅速な処置が求められるが、患者の全身状態を考慮する必要がある。また、処置のメリットとしては、痛みの軽減や感染の制御が挙げられるが、デメリットとしては、処置後の痛みや腫れが一時的に増加する可能性があることを理解しておくべきである。急性発作の予防と患者への指導急性発作を予防するためには、定期的な歯科検診と適切な口腔衛生管理が不可欠である。患者には、日常的なブラッシングやフロスの使用を指導し、早期の症状に気づくことの重要性を伝えることが求められる。これにより、急性発作のリスクを低減し、健康な口腔環境を維持することが可能となる。
1D編集部
2024年6月1日
【歯周治療ガイドライン】P急発の応急処置

【歯周治療ガイドライン】P急発の応急処置

「平成28年歯科疾患実態調査」を元に推定される歯周病患者数は、約7,000万人である。しかし実際に歯科治療を受けている患者は、約400万人である。この数字の差から、「歯周病であることを自覚していない人」「自覚はあっても治療をしないでいる人」がいかに多いかがわかる。ただそういった人々であっても、強い症状や疼痛が生じると迷わず歯科医院へ駆け込むことも少なくない。本記事ではそういった患者への応急処置について解説する。歯周病の定義歯周病は非プラーク性歯肉疾患を除いき、歯周病原細菌によって歯周組織に生じる感染性炎症性疾患である。近年歯周病は生活習慣病として位置づけられ、食習慣、歯磨き習慣、喫煙などの生活習慣や、糖尿病などの全身疾患との関連性が示唆されている。そのため歯科医療従事者による保健指導だけでなく、患者個人の生活習慣の改善、自助努力、さらには医療連携などが重要である。歯周治療における応急処置応急処置の大まかな流れは以下の通りである。疼痛の原因の特定急性炎症の処置1. 疼痛の原因の特定歯周病に起因する疼痛を主訴とした患者には、疼痛の改善を最優先する必要がある。疼痛の局所的因子としては以下が考えられる。歯周膿腫歯周膿腫の急性発作歯周・歯内病変 など局所的因子の関与がない異常出血・疼痛には、全身的因子の関与が考えられる。特に下記による易出血性・剝離性の歯肉炎などは、全身の抵抗力低下とも関連しているため医科との連携を図る必要がある。白血病関連歯肉炎壊死性潰瘍性歯肉炎・歯周炎アフタ性口内炎扁平苔鮮 など2. 急性炎症の処置疼痛を主訴として来院した場合、局所の急性炎症のある場合が多い。急性炎症がある場合には、歯肉縁下への機械的なアプローチと併せて、抗菌薬を使用することが炎症の抑制・歯周炎の治癒を促す効果的な手段となる。また歯肉膿瘍や歯周膿瘍の急性発作に対しては、咬合状態を確認し適宜咬合調整を行う。そして原因と考えられる歯周ポケット内を徹底的に洗浄する。このとき局所薬物配送システム(local drug delivery system:LDDS)を併用しても良い。LDDSは効果発現が迅速であり、方法も簡便である。加えて明らかに波動が触れる膿瘍は切開を行い、排膿路を確保する。必要に応じて抗菌薬を投与し、早期に歯内治療を行う。ただ遷延化した歯周・歯内病変で歯周ポケットが残存している場合は、通常の歯肉縁下のSRPを行う。また歯の動揺が顕著な場合は暫間固定も行う。暫間固定により、歯周組織に対する咬合圧の分散・安静が期待でき、咬合・咀嚼機能回復も図ることができる。暫間固定の時期・期間・方法を決めるには、歯周組織の破壊の程度や広がり具合、歯列弓上での動揺歯の位置関係などを考慮する必要がある。暫間固定前後には咬合調整を十分に行うこと、暫間固定装置が口腔衛生管理を阻害しないようにすること、十分な歯周組織の安定が得られた場合には暫間固定を除去することなどを忘れてはならない。最後に歯や口腔の健康を保つことは、食事や会話を楽しむなど豊かな生活を送るための基礎となる。国民の口腔衛生に対する意識の向上と、歯科医療従事者の努力の結果、平成28年の8020達成者は51.2%、平均歯数は約15.3歯となった。しかし一方で、4mm以上の歯周ポケットを有する高齢者の割合は増加しているという。日本は世界有数の長寿国であるが、80歳前後の高齢者の残存歯数をみると決して高い数値ではない。歯周病治療および予防への取り組みは、今後の大きな課題であるに違いない。参考文献特定非営利活動法人 日本歯周病学会 編 歯周治療のガイドライン2022(URL)
1D編集部
2023年9月1日
【歯周治療ガイドライン】歯周治療における抗菌薬の適正使用

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歯周病は細菌感染によって惹起される炎症性疾患であり、結果として歯槽骨の破壊などの骨代謝にまで関連する。セルフケアとプロフェッショナルケアが大切であり、予防と治療が密接に関係していることから、定期的な一次予防ならびに二次予防を適切に行うことで歯周炎への移行を防ぐことが重要となる。歯周基本治療の概念歯周病の病因因子とリスクファクターを排除して歯周組織の炎症を改善し、その後の歯周治療の効果を高め成功に導くための基本的な原因除去治療である。治療に際しては、歯周病の病因因子とリスクファクターを明確にし、患者背景や全身状態も考慮に入れた包括的な治療計画の立案が必要である。細菌感染に対する処置1. プラークコントロールはすべての治療に優先されるプラーク性歯肉炎と歯周炎の主要な原因は歯肉縁上および縁下の細菌性プラークであり、これを除去することが歯周病の治療と予防の根幹をなす。プラークコントロールが不十分であると、スケーリング・ルートプレーニング、暫間固定、歯周外科治療など、その後の治療の効果は著しく低下し、歯周治療そのものが失敗する原因となる。良好なプラークコントロールは歯周外科治療後の治癒と組織の炎症の予防に有益であり、とくに再生療法では良好な臨床結果を得るためには、 十分なプラークコントロールの維持が必要である。歯周治療の成否は、プラークコントロールに大きく左右され、歯周治療全体を通じて常に指導管理する必要がある。2. スケーリングおよびルートプレーニング歯周治療のなかでプラークコントロールとともにきわめて重要な処置である。歯石は歯面に付着した細菌性プラークが石灰化したもので、表面が粗糙で細菌性プラークが多量に付着する構造となっており、局所のプラークリテンションファクターとしては、最も重要なものである。スケーリングでは細菌性プラークが多量に付着する因子を取り除き、術者や患者自身が細菌性プラークを除去しやすい環境を形成し、ルートプレーニングでは、歯根面の細菌やその代謝産物を含む病的な歯質を各種スケーラーにより除去することで、生物学的に為害性のない滑沢な歯根面をつくり出し、歯肉と歯根面との付着を促すことができる。細菌感染に対する治療の実際1. 機械的な歯肉縁上プラークコントロール口腔衛生管理は、患者が歯ブラシで行うブラッシングが主体となるが、歯周病の重症度、治療時期、患者の技量や生活習慣に合わせて歯間ブラシ、デンタルフロスなどの歯間清掃用具や電動歯ブラシ、 音波歯ブラシ、超音波歯ブラシなどの使用も必要である。さらに医療従事者によるスケーリングや機械的歯面清掃によってプラークコントロールを補うことで、患者のモチベーションを高め維持する効果が期待できる。歯肉縁上プラークコントロールの障害となる不適合修復物・補綴装置に関しては、調整や除去、歯冠の形態修正を必要に応じて行う。2. 機械的な歯肉縁下プラークコントロールルートプレーニングは歯周治療における標準的治療法であるが、進行した根分岐部病変や複雑なあるいは深い骨縁下ポケットでは治療効果に限界がある。スケーリング・ルートプレーニングは、3mm未満のプロービングデプスに対して行うとアタッチメントロスを生じる危険性があり、歯周ポケットが深くなるほど歯肉縁下プラークや歯石の除去が困難となる。5〜7mmのプロービングデプスに対する歯周ポケット減少量は、約1〜2mmで、アタッチメントゲインは、約0.5〜1mmと報告されている。3. 化学的な歯肉縁上プラークコントロール機械的プラークコントロールを徹底して行った後に洗口剤などを用いた化学的プラークコントロールを行う。使用する洗口剤としては、細菌性プラークの形成抑制作用や薬剤の歯面への沈着作用を有する低濃度のクロルへキシジン溶液が効果的である。その他、フェノール化合物、ポビドンヨード、セチルピリジニウム塩化物、エッセンシャルオイルなどがある。歯周基本治療における使用としては、スケーリング後の歯周病原細菌の再増殖期間とされる 2〜4週間の継続的使用が有効である。4. 化学的な歯肉縁下プラークコントロール 化学的な歯肉縁下プラークコントロールを行ううえで留意すべき点として、歯肉縁上プラークコントロールがなされていること、機械的なプラークコントロールを優先して行うこと、スケーリング・ルートプレーニングに対して反応性が良好な部位や慢性歯周炎の多くの場合では、化学的プラークコントロールが必ずしも必要ではないことを理解しておくことである。①歯周ポケット内洗浄 シリンジなどにより歯周ポケット内を薬液で洗浄する。使用可能な薬剤としては、ポビドンヨード、ベンゼトニウム塩化物、オキシドール、アクリノールなどがある。スケーリング・ルートプレーニングに併用することで臨床的効果が認められるが、歯周ポケット内洗浄のみでは臨床的効果は限定的である。②抗菌薬の歯周ポケット内投与歯周ポケット内に投与する薬剤としては、テトラサイクリン系抗菌薬徐放性軟膏があり、局所薬物配送システム(LDDS)として使用する場合がある。漫然とした薬物の投与は菌交代現象や薬剤耐性の問題があり、とくにSPT期に対して抗菌薬を繰り返し投与する妥当性は得られていない。適応としては以下の通りである。歯周膿瘍(歯周炎の急性発作)易感染性疾患(糖尿病を含む)を有する歯周炎患者中等度以上の歯周炎におけるスケーリング・ルートプレーニングとの併用歯周基本治療後に改善がみられなかった歯周ポケット内に対し、1〜1週間に1回、3〜4回連続投与③抗菌薬の経口投与通常の基本治療では改善のみられない歯周炎患者、観血的治療の不可能な患者、免疫力が低下している易感染性歯周炎患者、広汎型侵襲性歯周炎患者および広汎型重度慢性歯周炎患者において、抗菌薬の経口投与を検討する。計画使用を徹底し、目的を明確化したうえで、副作用の再確認や細菌検査の必要性などを十分に考慮して行う必要がある。5. 抗菌療法の患者選択以下のような患者においては抗菌療法(歯周ポケット内投与と経口投与)が適応となる場合がある。通常の機械的プラークコントロールでは十分な臨床改善がみられない治療抵抗性および難治性歯周炎患者広汎型重度慢性歯周炎患者および広汎型侵襲性歯周炎患者糖尿病などの易感染性疾患患者糖尿病などの易感染性疾患患者歯周治療を行うことで生じる菌血症に対して最上リスクを有する歯周炎患者(感染性心内膜炎、大動脈弁膜症、チアノーゼ先天性疾患、人工弁・シャント術実施患者など)参考文献特定非営利活動法人日本歯周病学会. 歯周治療のガイドライン2022.(PDF)
482 TSUNAGU
2023年3月27日

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