歯科用語集
2025年10月28日

側副靭帯

「側副靭帯」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

側副靭帯(そくふくじんたい)とは、関節を安定させるために重要な役割を果たす靭帯の一種である。特に、膝関節や肘関節などの側面に位置し、関節の動きを制限することで過度な動きを防ぐ。語源は「側面」と「副」の組み合わせであり、関節の側面に位置することから名付けられた。靭帯は、骨と骨を結びつける結合組織であり、関節の安定性を保つために不可欠な構造である。これにより、関節の機能が正常に保たれることが期待される。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床において側副靭帯は、特に外傷やスポーツによる損傷の評価において重要な位置を占める。側副靭帯の損傷は、関節の不安定性を引き起こし、機能障害をもたらす可能性があるため、診断が求められる。判断基準としては、関節の可動域、痛みの有無、腫れの程度などが挙げられる。特に、膝関節の内側側副靭帯(MCL)や外側側副靭帯(LCL)の損傷は、スポーツ医学において頻繁に遭遇する問題であり、適切な治療とリハビリテーションが必要である。

関連用語・類義語との違い

側副靭帯に関連する用語としては、前十字靭帯(ACL)や後十字靭帯(PCL)がある。これらは膝関節の内部に位置し、異なる機能を持つ。前十字靭帯は、膝関節の前方への移動を防ぎ、後十字靭帯は後方への移動を制御する。一方、側副靭帯は関節の側面を支える役割を担っており、これらの靭帯とは異なる機能を持つ。言い換えとしては、側靭帯とも呼ばれることがあるが、一般的には「側副靭帯」が広く用いられている。

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