歯科用語集
2025年10月28日
小帯切除術
「小帯切除術」とは？歯科用語の解説と症例を紹介
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定義・語源
小帯切除術とは、口腔内に存在する小帯（舌小帯や唇小帯など）を外科的に切除する手術である。小帯は、舌や唇の動きを制限することがあり、特に舌小帯が短い場合には、発音や食事に支障をきたすことがある。この手術は、通常、局所麻酔下で行われ、切除された小帯は縫合されることが一般的である。語源は「小帯」と「切除術」に由来し、特定の部位における制限を解消することを目的としている。
臨床における位置づけ・判断基準
小帯切除術は、特に小児において舌小帯の短縮による「舌小帯短縮症」や、唇小帯の異常による「唇小帯短縮症」の治療に用いられる。臨床判断基準としては、発音の問題、食事時の困難、歯列の不正などが挙げられる。これらの症状が見られる場合、患者の生活の質を向上させるために手術が推奨されることが多い。また、手術後の経過観察も重要であり、再発や合併症の有無を確認する必要がある。
関連用語・類義語との違い
小帯切除術に関連する用語としては、「舌小帯切除術」や「唇小帯切除術」がある。これらはそれぞれ特定の小帯に焦点を当てた手術であり、目的や適応症が異なる。例えば、舌小帯切除術は舌の動きを改善することを目的とし、唇小帯切除術は唇の動きや発音を改善するために行われる。また、類義語として「小帯形成術」があるが、こちらは小帯の形状を改善する手術であり、切除を伴わない点で異なる。
関連用語
う蝕 (87)
レジン修復 (238)
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