歯科用語集
2025年10月28日

ウォーターズ像

「ウォーターズ像」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

ウォーターズ像とは、顔面のX線撮影法の一つであり、主に上顎洞や副鼻腔の評価に用いられる。名前は、アメリカの放射線科医アーサー・ウォーターズに由来する。この撮影法では、患者が顎を上げた状態で撮影を行い、上顎洞の状態を明確に映し出すことができる。ウォーターズ像は、特に副鼻腔炎や腫瘍の診断において重要な役割を果たす。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床においてウォーターズ像は、上顎洞の病変を評価するための基本的な手法である。特に、慢性副鼻腔炎や上顎洞のポリープ、腫瘍の診断において有用である。撮影時の患者の姿勢やX線の角度が結果に影響を与えるため、適切な技術を用いることが求められる。また、他の画像診断法と併用することで、より正確な診断が可能となる。

関連用語・類義語との違い

ウォーターズ像に関連する用語には、パノラマX線やCTスキャンがある。パノラマX線は、口腔全体を一度に撮影する方法であり、主に歯科治療に用いられる。一方、CTスキャンは、より詳細な断層画像を提供するが、放射線量が多くなるため、必要に応じて選択される。ウォーターズ像は、特に上顎洞の評価に特化している点が特徴であり、他の手法とは異なる役割を持つ。

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