歯科用語集
2025年10月28日

発光ダイオード照射器

「発光ダイオード照射器」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

発光ダイオード照射器(LED照射器)は、発光ダイオード(LED)を用いて光を照射する装置である。主に歯科治療において、光重合や治療効果を高めるために使用される。LEDは、電流が流れることで発光する半導体素子であり、その特性から低消費電力で長寿命を持つ。発光ダイオード照射器は、特に歯科用の光重合器として、樹脂の硬化や歯周病治療において重要な役割を果たす。


臨床における位置づけ・判断基準

発光ダイオード照射器は、歯科臨床において非常に重要な機器である。特に、コンポジットレジンの硬化においては、適切な波長の光を照射することが求められる。一般的に、波長は400nmから500nmの範囲が最適とされている。臨床判断基準としては、照射時間や距離、使用する樹脂の種類に応じた設定が必要である。また、LED照射器は、熱を発生しにくいため、患者への負担が少ないという利点もある。

関連用語・類義語との違い

発光ダイオード照射器に関連する用語には、光重合器やレーザー照射器がある。光重合器は、一般的にLEDやハロゲンランプを用いて樹脂を硬化させる装置を指すが、LED照射器はその中でも特にLEDを使用したものを指す。レーザー照射器は、特定の波長の光を集中して照射するため、異なる治療効果を持つ。これらの違いを理解することは、臨床現場での適切な機器選択に役立つ。

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