歯科用語集
2025年10月28日

軟口蓋挙上装置

「軟口蓋挙上装置」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

軟口蓋挙上装置とは、口腔内の軟口蓋を挙上するために使用される装置である。主に、睡眠時無呼吸症候群や口蓋裂の治療に用いられる。語源は「軟口蓋」と「挙上」に由来し、軟口蓋を持ち上げる機能を持つことを示している。この装置は、患者の呼吸を改善し、睡眠の質を向上させることを目的としている。装置の種類には、マウスピース型や固定式のものがあり、患者の状態に応じて選択される。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床において、軟口蓋挙上装置は、特に睡眠時無呼吸症候群の治療において重要な役割を果たす。判断基準としては、患者の無呼吸指数や酸素飽和度、生活習慣病の有無などが考慮される。装置の適応は、患者の口腔内の解剖学的特徴や、他の治療法との併用の可能性によっても異なる。治療効果を評価するためには、定期的なフォローアップと患者のフィードバックが不可欠である。


関連用語・類義語との違い

軟口蓋挙上装置に関連する用語には、CPAP(持続陽圧呼吸療法)や口腔内装置がある。CPAPは、気道を開放するために持続的に空気を供給する装置であり、軟口蓋挙上装置とは異なるアプローチを取る。また、口腔内装置は、一般的に歯科矯正や歯科治療に使用されるが、軟口蓋挙上装置は特に睡眠時無呼吸症候群の治療に特化しているため、目的や機能が異なることに留意が必要である。


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