歯科用語集
2025年10月28日

エルビウムヤグレーザー

「エルビウムヤグレーザー」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【速報】令和8年度診療報酬改定の骨子判明:歯科はプラス0.31%、物価高・賃上げへの「二段構え」の支援策が柱に

定義・語源

エルビウムヤグレーザー(Er:YAGレーザー)は、エルビウムをドープしたヤグ(YAG)結晶を用いたレーザー装置である。このレーザーは、波長2940nmの赤外線を発生させ、主に水分に吸収される特性を持つため、歯科においては硬組織や軟組織の切除、蒸散、または形成に利用される。エルビウムヤグレーザーは、特に歯科治療において、痛みを軽減し、出血を抑える効果が期待されるため、近年注目を集めている。


臨床における位置づけ・判断基準

エルビウムヤグレーザーは、主に虫歯治療や歯周病治療、口腔外科手術などで使用される。臨床においては、患者の状態や治療内容に応じて、レーザーの出力や照射時間を調整することが重要である。また、エルビウムヤグレーザーは、従来の切削器具に比べて、痛みや不快感を軽減するため、患者の受け入れやすさが向上する。判断基準としては、治療の目的や患者の希望、治療後の回復時間などが考慮される。

関連用語・類義語との違い

エルビウムヤグレーザーに関連する用語としては、CO2レーザーやダイオードレーザーがある。CO2レーザーは主に軟組織の切除に用いられ、波長10600nmであるため、エルビウムヤグレーザーとは異なる特性を持つ。一方、ダイオードレーザーは、波長が800-980nmの範囲で、主に歯周病治療や根管治療に利用される。これらのレーザーは、それぞれの特性に応じて適切な治療に用いられるため、エルビウムヤグレーザーとの使い分けが重要である。

1Dプレミアム
1Dプレミアム

関連ニュース

エルビウムヤグレーザーの臨床応用。歯科治療における処置と症例の判断ポイント

エルビウムヤグレーザーの臨床応用。歯科治療における処置と症例の判断ポイント

エルビウムヤグレーザーの定義と基本的な使い方エルビウムヤグレーザーは、波長2940nmの近赤外線を利用したレーザーであり、主に歯科治療において硬組織や軟組織の切除、蒸散、凝固に用いられる。特に、う蝕の処置や歯周病治療において、その効果が期待されている。このレーザーは、従来の切削器具に比べて痛みが少なく、出血も抑えられるため、患者にとってのメリットが大きい。エルビウムヤグレーザーの導入により、治療の精度が向上し、術後の回復も早まることが多い。また、エルビウムヤグレーザーは、歯科医師が行う診断や判断においても重要な役割を果たす。特に、う蝕の進行度や歯周病の状態を評価する際に、レーザーの特性を活かした診査が可能である。エルビウムヤグレーザーを用いた処置のメリットとデメリットエルビウムヤグレーザーを用いることによるメリットは多岐にわたる。まず、痛みの軽減が挙げられる。従来の切削器具に比べて、患者の不快感が少なく、麻酔の必要がない場合もある。さらに、出血が少ないため、術後の管理が容易である。一方で、デメリットとしては、機器の導入コストが高いことや、操作に習熟が必要である点が挙げられる。また、すべての症例に適応できるわけではなく、特定の条件下での使用が推奨される。これらのメリットとデメリットを考慮し、エルビウムヤグレーザーを用いる際には、患者の状態や治療方針に応じた判断が求められる。エルビウムヤグレーザーの術式とその手順エルビウムヤグレーザーを用いた術式は、主に以下の手順で行われる。まず、治療部位の診査を行い、適切な治療計画を立てる。次に、患者に対して必要に応じて麻酔を施し、レーザーの出力設定を行う。治療においては、レーザーを用いて硬組織や軟組織を切除する。特に、う蝕の除去や歯周病の治療においては、精密な操作が求められるため、歯科医師の技術が重要である。術後は、出血や感染のリスクを抑えるための管理が必要であり、患者への指導も欠かせない。このように、エルビウムヤグレーザーを用いた治療は、従来の方法に比べて効率的かつ安全性が高いとされている。症例に基づくエルビウムヤグレーザーの診断と判断ポイントエルビウムヤグレーザーの適応症例としては、初期のう蝕や軽度の歯周病が挙げられる。これらの症例においては、レーザーによる治療が効果的であることが多い。診断においては、う蝕の進行度や歯周組織の状態を正確に評価することが重要である。エルビウムヤグレーザーを用いることで、視覚的に確認しやすく、治療の精度が向上する。また、症例ごとの判断ポイントとしては、患者の年齢、全身状態、治療に対する理解度などが考慮されるべきである。これらの要素を総合的に判断し、最適な治療方針を決定することが求められる。エルビウムヤグレーザー導入における注意点エルビウムヤグレーザーを導入する際には、いくつかの注意点が存在する。まず、機器の選定においては、信頼性の高いメーカーからの購入が推奨される。また、操作に関するトレーニングを受けることが重要であり、適切な技術を習得することで、治療の安全性が向上する。さらに、患者への説明も重要である。レーザー治療のメリットやデメリットをしっかりと伝え、患者の理解を得ることが、治療の成功につながる。これらの注意点を踏まえ、エルビウムヤグレーザーを効果的に活用することで、歯科治療の質を向上させることが可能である。
1D編集部
2024年6月1日

関連用語

レジン修復 (238)

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【速報】令和8年度診療報酬改定の骨子判明:歯科はプラス0.31%、物価高・賃上げへの「二段構え」の支援策が柱に
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
1D - 歯科医師/歯科技師/歯科衛生士のセミナー視聴サービスなら
© 2026 1D inc.