歯科用語集
2025年10月28日

根管壁

「根管壁」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【速報】令和8年度診療報酬改定の骨子判明:歯科はプラス0.31%、物価高・賃上げへの「二段構え」の支援策が柱に

定義・語源

根管壁とは、歯の根の内部に存在する根管を囲む組織のことを指す。根管は、歯髄が存在する空間であり、根管壁はこの空間を形成する硬組織である。根管壁は主に象牙質とエナメル質から構成されており、歯の強度や機能に重要な役割を果たす。語源としては、「根管」は「根」と「管」が組み合わさった言葉であり、根は歯の基部を、管はその内部の空間を示している。根管壁の健康は、歯の全体的な健康に直結するため、歯科医療において非常に重要な概念である。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床において根管壁は、根管治療の際に特に重要な要素である。根管壁が損傷している場合、感染のリスクが高まり、治療の成功率が低下するため、根管壁の状態を正確に評価することが求められる。判断基準としては、根管壁の厚さ、硬度、及びその構造的完全性が挙げられる。特に、根管壁の厚さが薄くなると、歯の強度が低下し、破折のリスクが増加するため、注意が必要である。根管治療においては、根管壁の状態を適切に評価し、必要に応じて補強を行うことが重要である。

関連用語・類義語との違い

根管壁に関連する用語としては、「根管」「歯髄」「象牙質」などがある。根管は、根管壁を含む空間そのものであり、歯髄はその内部に存在する神経や血管を含む組織である。象牙質は、根管壁を構成する主要な硬組織であり、エナメル質とは異なり、歯の根部に特有の性質を持つ。これらの用語は、根管壁の理解を深める上で重要であり、それぞれの役割や機能を明確に区別することが、臨床における適切な判断につながる。

1Dプレミアム
1Dプレミアム

関連ニュース

インナーボウの理解と臨床応用。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき症例と術式のポイント

インナーボウの理解と臨床応用。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき症例と術式のポイント

インナーボウの定義と役割インナーボウとは、歯科治療において使用される器具の一つであり、特に根管治療において重要な役割を果たす。インナーボウは、根管内の清掃や消毒、充填を行う際に使用される。これにより、感染のリスクを低減し、治療の成功率を向上させることができる。インナーボウの使用は、根管の形状や状態に応じて適切に選択される必要があり、歯科医師や歯科衛生士はその特性を理解しておくことが求められる。特に、インナーボウの材質や形状によって、処置の精度や効率が大きく変わるため、臨床での判断が重要である。インナーボウの使用手順と注意点インナーボウを使用する際の手順は、まず根管の開口部を確保し、次にインナーボウを根管内に挿入することである。この際、根管の形状や長さを考慮し、適切なサイズのインナーボウを選択することが重要である。使用時の注意点としては、過度な力を加えないこと、根管壁を傷つけないようにすること、そして感染防止のために器具の滅菌を徹底することが挙げられる。また、インナーボウの使用後には、必ず根管内の状態を確認し、必要に応じて追加の処置を行うことが推奨される。インナーボウのメリットとデメリットインナーボウのメリットとしては、根管内の清掃が効率的に行える点が挙げられる。特に、複雑な根管形状を持つ歯においては、インナーボウを使用することで、より確実な治療が可能となる。また、感染のリスクを低減し、治療後の再発率を下げることにも寄与する。一方で、デメリットとしては、適切な使用方法を理解していないと、根管を傷つけてしまう可能性があることが挙げられる。また、インナーボウの選択を誤ると、治療効果が低下することもあるため、慎重な判断が必要である。臨床におけるインナーボウの症例と実践的な使い方臨床においてインナーボウを使用する症例は多岐にわたるが、特に根管治療が必要な症例においてその効果を発揮する。例えば、根尖性歯周炎やう蝕による根管感染がある場合、インナーボウを用いた治療が推奨される。実践的な使い方としては、まず根管の状態を診査し、必要に応じてレントゲンを用いて根管の形状を確認する。その後、インナーボウを選定し、適切な手順で処置を行うことが重要である。治療後は、患者に対して適切なアフターケアを指導することも忘れてはならない。インナーボウの導入と今後の展望インナーボウの導入にあたっては、まずその特性や使用方法についての教育が必要である。歯科医師や歯科衛生士は、最新の研究やガイドラインを参考にしながら、インナーボウの効果的な使用方法を習得することが求められる。今後の展望としては、インナーボウの材質やデザインの進化が期待されており、より効率的で安全な治療が可能になると考えられる。また、デジタル技術の進展により、インナーボウの使用がさらに精密化されることが予想される。これにより、歯科治療の質が向上し、患者の満足度も高まるであろう。
1D編集部
2024年6月1日
オリフィスオープナーの臨床応用と術式。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき症例と判断ポイント

オリフィスオープナーの臨床応用と術式。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき症例と判断ポイント

オリフィスオープナーの定義と役割オリフィスオープナーとは、根管治療において根管の入り口を拡大するために使用される器具である。主に、根管の形態を整えるために用いられ、根管内の感染物質を除去し、適切な充填を行うための準備を整える役割を果たす。オリフィスオープナーは、根管治療の初期段階で使用されることが多く、特に複雑な根管形態を持つ症例において、その重要性が増す。オリフィスオープナーの使い方と手順オリフィスオープナーを使用する際の基本的な手順は以下の通りである。まず、患者の口腔内を清掃し、必要に応じて局所麻酔を行う。次に、オリフィスオープナーを根管の入り口に適切に配置し、軽い圧力をかけながら回転させる。この際、過度な力を加えないよう注意が必要である。根管の形態に応じて、適切なサイズのオリフィスオープナーを選択することが重要であり、これにより治療の効果を最大限に引き出すことができる。オリフィスオープナーのメリットとデメリットオリフィスオープナーのメリットとしては、根管の入り口を効率的に拡大できる点が挙げられる。これにより、根管内の感染物質を効果的に除去し、治療の成功率を高めることが可能である。一方で、デメリットとしては、誤った使用方法により根管壁を損傷するリスクがあることが挙げられる。したがって、オリフィスオープナーの使用に際しては、十分な技術と経験が求められる。オリフィスオープナーを用いた症例の紹介オリフィスオープナーを用いた症例として、根管が曲がっている場合や、複数の根管が存在する場合が挙げられる。これらの症例では、オリフィスオープナーを使用することで、根管の形態を整え、適切な治療を行うことができる。例えば、根尖病変を伴う症例では、オリフィスオープナーを用いて根管の拡大を行うことで、感染の除去と根管充填がスムーズに進む。オリフィスオープナー使用時の注意点オリフィスオープナーを使用する際には、いくつかの注意点が存在する。まず、適切なサイズの器具を選択することが重要である。また、根管の形態に応じて、使用する角度や力加減を調整する必要がある。過度な力を加えると、根管壁を損傷する恐れがあるため、慎重に操作を行うことが求められる。さらに、使用後は器具の清掃と消毒を徹底し、次回の使用に備えることが重要である。オリフィスオープナーの導入と今後の展望オリフィスオープナーは、根管治療において重要な役割を果たす器具であり、今後の歯科治療においてもその重要性は増すと考えられる。新しい技術や材料の導入により、より効率的で安全な治療が可能になることが期待されている。歯科医師や歯科衛生士は、オリフィスオープナーの使用に関する最新の情報を常にアップデートし、臨床に活かすことが求められる。
1D編集部
2024年6月1日
根管壁の理解と臨床応用。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき処置と症例のポイント

根管壁の理解と臨床応用。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき処置と症例のポイント

根管壁の定義とその重要性根管壁とは、歯の根部に存在する根管の内壁を指し、歯髄を包み込む構造である。根管壁は、歯の健康を維持するために重要な役割を果たしており、感染や炎症から歯髄を保護する機能を持つ。根管治療においては、根管壁の状態を正確に診断し、適切な処置を行うことが求められる。根管壁の状態が悪化すると、歯髄炎や根尖性歯周炎などの症状を引き起こす可能性があるため、歯科医師や歯科衛生士はその重要性を理解し、適切な診査を行う必要がある。根管壁の診断と評価方法根管壁の診断には、主にX線検査や臨床的な評価が用いられる。X線検査では、根管の形態や根尖部の状態を確認することができ、根管壁の厚さや状態を評価する手助けとなる。また、臨床的な評価としては、歯の動揺や圧痛の有無、歯周ポケットの深さなどが重要な指標となる。これらの情報を総合的に判断し、根管治療の必要性や処置方法を決定することが求められる。根管壁の処置手順と術式根管壁の処置には、根管治療が一般的である。根管治療の手順は、まず感染した歯髄を除去し、根管内を清掃・消毒することから始まる。次に、根管壁の状態に応じて、適切な充填材を用いて根管を封鎖する。この際、根管壁の状態を考慮し、必要に応じて根管壁の補強や再生療法を行うこともある。根管治療の成功には、根管壁の状態を正確に把握し、適切な術式を選択することが不可欠である。根管壁処置のメリットとデメリット根管壁の処置には、いくつかのメリットとデメリットが存在する。メリットとしては、感染を防ぎ、歯を保存することができる点が挙げられる。また、適切な処置を行うことで、歯の機能を回復させることが可能である。一方、デメリットとしては、根管治療が複雑であり、再治療のリスクがあることが挙げられる。また、根管壁の状態によっては、治療が困難な場合もあるため、事前の診断が重要である。根管壁処置における注意点とコツ根管壁の処置を行う際には、いくつかの注意点がある。まず、根管の解剖学的な特徴を理解し、適切な器具を選択することが重要である。また、感染のリスクを最小限に抑えるために、無菌操作を徹底する必要がある。さらに、根管壁の状態に応じて、適切な充填材や補強材を選ぶことが成功の鍵となる。これらのコツを押さえることで、根管治療の成功率を高めることができる。臨床症例に見る根管壁の処置の実際実際の臨床症例において、根管壁の状態が悪化した患者に対して根管治療を行ったケースを紹介する。患者は、歯の痛みを訴え、診査の結果、根管壁に感染が確認された。治療では、まず感染した歯髄を除去し、根管内を清掃・消毒した後、適切な充填材で根管を封鎖した。治療後、患者の症状は改善し、歯の機能も回復した。このように、根管壁の適切な処置が臨床において重要であることが示された。まとめ根管壁は、歯の健康を維持するために重要な構造であり、その状態を正確に診断し、適切な処置を行うことが求められる。根管治療の手順や注意点を理解し、臨床での応用を考えることで、歯科医師や歯科衛生士は患者に対してより良い治療を提供することができる。今後も、根管壁に関する知識を深め、最新の情報を取り入れることで、より効果的な治療を実現していくことが重要である。
1D編集部
2024年6月1日
ロータリーファイルの活用法と臨床でのメリット・デメリット

ロータリーファイルの活用法と臨床でのメリット・デメリット

ロータリーファイルとは?その定義と基本的な使い方ロータリーファイルは、根管治療において使用される器具であり、歯の根管を清掃・成形するために設計されている。従来の手動ファイルに比べて、より効率的かつ正確に根管を処置することが可能である。ロータリーファイルは、特定の回転速度で動作し、根管の形状に応じて適切なファイルを選択することが重要である。この器具は、根管内の感染物質を除去し、歯髄の保存や再感染のリスクを低減するために不可欠である。ロータリーファイルの導入により、治療時間の短縮や患者の負担軽減が期待できる。ロータリーファイルの処置手順とコツロータリーファイルを使用する際の基本的な手順は、まず根管の開口を行い、次に適切なサイズのファイルを選択することである。ファイルを根管内に挿入し、一定の回転速度で清掃を行う。この際、ファイルの先端が根管壁に過度に接触しないよう注意が必要である。過剰な力を加えると、根管の破損やファイルの折損を引き起こす可能性があるため、慎重に操作することが求められる。また、根管の形状に応じてファイルの種類を使い分けることが、成功する処置のコツである。ロータリーファイルのメリットとデメリットロータリーファイルの主なメリットは、効率的な根管清掃と成形が可能である点である。従来の手動ファイルに比べて、短時間で高い精度を持つ処置が実現できる。また、患者にとっても、治療時間の短縮は大きな利点となる。一方で、デメリットとしては、初期投資が高額であることや、ファイルの折損リスクが挙げられる。特に、根管が曲がっている場合や狭窄している場合には、慎重な操作が求められる。これらのメリット・デメリットを理解し、適切に使用することが重要である。臨床での症例と判断ポイントロータリーファイルを使用した症例としては、根尖性歯周炎や再根管治療が挙げられる。これらの症例では、感染物質の除去が重要であり、ロータリーファイルの使用が効果的である。判断ポイントとしては、根管の形状や状態を診査し、適切なファイルを選択することが求められる。また、患者の症状や治療歴を考慮し、最適な処置を行うことが重要である。臨床での経験を積むことで、より良い判断ができるようになる。ロータリーファイルの導入にあたっての注意点ロータリーファイルを導入する際には、適切なトレーニングが必要である。使用方法や注意点を理解し、実際の臨床での応用を考慮することが重要である。また、器具のメンテナンスや消毒方法についても十分に理解しておく必要がある。これにより、患者の安全を確保し、治療の質を向上させることができる。導入後も、定期的な研修や情報収集を行い、最新の技術や知識を常にアップデートすることが求められる。
1D編集部
2024年6月1日
【特集取材】2024年米国歯内療法専門医協会(AAE)年次総会に参加してきました(寺岡 寛先生)

【特集取材】2024年米国歯内療法専門医協会(AAE)年次総会に参加してきました(寺岡 寛先生)

AAEは毎年1回年次総会(annual session)が北米の様々な地域で開催される。今年はカリフォルニア州のロスアンジェルスであった。カリフォルニア州は西海岸に位置し温暖な気候として知られている。日本人にとってはドジャースに入団した大谷翔平選手の本拠地と言うとわかりやすいのかもしれない。私も友人たちとドジャースタジアムに行き試合を見てきた。AAEの年次総会は4月の17日~20日の4日間開催され世界中から多くの歯科医師が訪れる。2016年のサンフランシスコ、2018年のモントリオール(カナダ)以来の3回目の参加となった。4日間を通して多くの魅力的なレクチャーが行われるが、見たいレクチャーが複数同時刻に行われどの公演を見ようかとというジレンマがある。また、隣に座ってレクチャーを聞いているのが世界的に高名な歯内療法医ということさえよくある。携帯電話で専用のアプリがあるのでそこから日程を確認出来、お気に入りのレクチャーを保存できるので日程の確認に非常に便利である。今回、総会への参加と1Dさんに執筆させて頂く機会を得たので体験記として情報を共有したいと思う。因みに筆者は日本で歯内療法専門医として幾つかの医院に出向し診療をしており通常の歯内療法は元より断髄を得意としている。尚、以下に使用している略語を書いておくので参考にして頂けると幸いである。<略語一覧>AAE(アメリカ歯内療法専門医協会)、ESE(ヨーロッパ歯内療法学会)、VPT(生活歯髄温存療法)、NSRCT(非外科的根管治療)、IDPC(間接覆髄法)、DPC(直接覆髄法)、ECR(歯頸部外部吸収)、ICR(侵襲性歯頸部吸収)、TSP(トロントスタディプログラム)、USC(南カリフォルニア大学)、ヒポクロ(次亜塩素酸ナトリウム)木ノ本喜史先生(左から4番目)と現地で集合した友人達と記念撮影(筆者は左から3番目)1日目(4月17日)私は現地には時差の関係で16日に到着したが総会が始まったのが17日なので1日目とする。最初に聞いたレクチャーは「Conundrum of Pulpal Diagnosis Part 1, 2」(歯髄診断の困難性パート1, 2)である。現在、歯髄の診断名は実際の臨床の状態を正しく反映していないと議論され、その診断名自体を新しいものに改善すべきという意見もある。ヨーロッパ歯内療法学会会長のDr. H. F. Duncanは出血や痛みへの過敏さは診断に有用ではなく、より歯髄への深い理解が重要であると述べた。意外に感じたのが歯髄をマイクロスコープ下で直視することに関しても否定的であった。私見では日本のDr.泉英之が提唱しているエアーでの歯髄が根管壁から離れると、その歯髄は保存不可能な歯髄であるといった所見や歯髄の正常を拡大下で確認することは非常に重要な因子であると思っている。Dr. Kenneth. M. Hargreavesは世界的に使用されている歯内療法の教科書Pathway’s of the pulpの編集者であるが今後はバイオマーカー、特にMMP-9による歯髄の診断が役に立つだろうと結論づけた。理由はバイオマーカーを使用することはパーソナライズし、術者の主観性を排除することにより信頼性が向上する検査法になり得るからである。最後のスピーカーのDr. Claudia Brizuelaは可逆性歯髄炎と不可逆性歯髄炎の診断にはFGF, IL-6, IL-1α, TIMP-1が有効かもしれないとした。しかしながらこれらはラボレベルでは有用であるかもしれないが、それをチェアサイドで使用できるようにすることが今後の重要な課題であると筆者は思う。続いてDr. Adham. A. AzimのThrough & Through Lesions Explained(スルーアンドスルー病変の解説)である。Dr. Azimは筆者と同い年(39歳)であるが、過去にバッファロー大学で歯内療法科の大学院生を統括するディレクターを行っており、現在はパシフィック大学の准教授という非常に才能に優れている先生である。筆者は2018年の総会で1度レクチャーを受けている。その時は逆根管治療(歯根端切除)でXP-Endoを使用した清掃を行うという新しく革新的な事を行う先生だな、と感銘を受けたことを思い出す。今回のタイトルのスルーアンドスルーというのは病変が大きく頬側骨、口蓋側の骨共に吸収している状態である。この状態で通常の逆根管治療を行った場合、瘢痕による治癒が得られるかもしれないが線維性結合組織による瘢痕治癒となるため、将来的にインプラントが必要になった場合に骨がなく埋入ができなかったり、新たに骨造成が必要であったりと問題となる。そのため出来るだけ逆根管治療時に骨による治癒が望まれるためタイトルとして決めたとのことだった。この理由に関しては筆者も同意見であるため今回のレクチャーを受講した。この病態を理解するためにはまず病変のステージを分類することが重要で、そのステージにより処置法が異なる。因みにDr. Azimは6月1日から行われる日本歯科顕微鏡学会の年次総会で後述するDr. Shanon Patel, Jerry Linと共に招聘されている。その時には今回のタイトルでハンズオンに参加する予定となっているので、その予習が今回でき今から非常に楽しみである。より臨床的に今回の分類とステージ別の処置法を理解できることだろう。レクチャー後に友人と質問をしにいった。2日目(4月18日)Dr. Shanon PatelのManagement of External Cervical Resorption (Surgical vsNon-Surgical:侵襲性歯頸部吸収への対応(外科的 vs 非外科的))であった。Dr. PatelはCBCTの歯内療法領域での使用で高名な先生である。本邦でも著書が日本語訳されて市販されている。侵襲性歯頸部吸収はICR(Invasive Cervical Resorption)とも呼ばれ、しばしばう蝕と間違われることがある。本病態に関し古くからHeithersayの分類が使用されてきたが同演者らによる、より細かく分類された新基準がヨーロッパ歯内療法学会(ESE)から発表されている。X線撮影をした際に偶然見つかることが約半数。原因は様々であるが不正咬合、矯正治療や管楽器奏者に多いとされている。近年ではネコに特有なウィルスがヒトに感染し原因になり得ることも言われている。以前と比較して症例数は増えてきていることを指摘し、悪い意味で過小評価をされていると言及していた。我々が思っているよりも実際には多くのケースが見過ごさられているだろうという意味である。また診断については従来のエックス線検査のみでは限界があるため、CBCTで検査を行うことの重要性も語られた。主題に関してどのような場合には外科的・非外科的に処置するのか、実際の症例を用いて説明され非常に理解しやすかった。余談ではあるが私自身、ECRで悩んでいる症例があるので6月に来日された際にはまた記録を元に相談させて下さい、とお願いをしておいた。セルフィーを一緒にしてもらったが慣れておらず画像がブレてしまった。続いてControversies in VPT:IPC vs DPC vs Pulpotomy Part 1,2(歯髄温存療法における論争:間接覆髄法 vs 直接覆髄法 vs 断髄パート1, 2)である。スピーカーはDr. Stephene Simon, Ashraf Fauad, Nasrin Taha, Domenico Ricucciの各レクチャーとディスカッションであった。今更ではあるがVPTとはVital Pulp Therapy(歯髄温存療法)の略であり、覆髄法と断髄法が含まれる。このセッションの各スピーカーはVPTに非常に精通した歯内療法医と言える。このセッションを含む本年のVPTに関わるセッションは10と非常に多かった。以前からVPTへの注目は大変に上昇していたが、本年で最高潮となったことだろう。因みにVPTに関するAAE総会でのレクチャーは私が調べた限りでは2016年0、17年0、18年1、19年3、20年1、21年5、22年?、23年4、24年10である。最初のスピーカーはDr. Tahaでヨルダン大学の教授で、現在ではコンセンサスになりつつある不可逆性歯髄炎における断髄の高い成功率を報告した。発表当初(現在も?)はかなりの反対意見があったものの、現在では2021年にAAEが発表した断髄のガイドラインにも記載の通り受け入れられつつあるように思う。このパートでは非特異的う蝕除去は特異的う蝕除去よりも成功率が高く、露髄をしたとしても断髄や抜髄を行えば予知性の高い治療となるとのことであった。これはESEが推奨をしている、いわゆるステップワイズエキスカベーションよりも断髄・抜髄のほうが予知性が高い処置であると私は解釈をしている。続いてDr. Fauadは各個人の炎症性ケミカルメディエーターを用いて歯髄炎が鑑別できるかもしれないとの展望を示した。その上でVPTのみならず、各個人に対するパーソナライズドされた歯内療法が必要ではないかと提唱していた。一般的なVPTの予後に関する因子として写真にあるように、カリエスの深さ、宿主の炎症反応、無菌的処置、覆髄材、症状をあげていた。その中でも興味深かったのが歯髄壊死を起こし根尖性歯周炎(+)の患者で疼痛を感じない歯髄炎、いわゆるPainless Pulpitisが生じていたのは40%であった報告(Michaelson and Holland IEJ 2002)を引用していた。頻度はここまで多くないにしても臨床家であれば歯冠崩壊している患者さんに、今までの痛みのヒストリーを聞いた際に別にそんなに痛くなかったと答える患者に1度は遭遇したことがあるのではないだろうか。3番手のスピーカーはDr. Ricucciである。Dr. Ricucciに関してはここで改めて解説をする必要がないほどの高名な臨床家である。彼の非常に美しい切片像は歯内療法のみならず歯科会に大きな影響をもたらしたことは疑いようがない。彼の今回の主張は写真の通り非常に明確で、彼の臨床結果やその切片を用いて説明したうえで特異的う蝕除去は推奨されないということであった。ここで興味深いのがDr. Ricucciはイタリア人であるので立場的にはESEに近いはずであるが、彼の主張のスタンスはAAEのポジションステートメントと近似している。筆者は彼のFacebookグループをフォローしており、上記のような主張が来るだろうと予想していたので驚きはなかったが、臨床・組織像を交えたレクチャーには説得力があると改めて感じた。このセッションの最後のスピーカーDr. Simonのことは事前に存じ上げなかったが、彼の20年に渡る経験に基づくレクチャーを聞いてVPTに対して現在最も考え方が近いと感じた。そう感じたのが歯髄温存に関して歯髄の炎症よりも感染の除去が重要であるというところである。Dr. Bergenholtzはサルを用いた動物実験の研究結果として「歯髄炎が中等度から重症であったとしてもその原因(細菌を含む感染源)が除去できれば治癒する」と1984年に述べており、筆者はこの研究結果は臨床に即していると感じる。このBergenholtzに関しては何も言及していなかったので質問したかったが、時間的にその余裕はなかったので残念である。3日目(4月19日)3日目は午前のセッションのみの参加となった。タイトルはSurgical Retreatment vs.Non-surgical Retreatment Outcomes(Point-Counterpoint:外科的歯内療法 vs 非外科的治療の成功率)である。演者は前述のDr. Adham Azimと日本の誇るDr. Yoshiこと寺内吉継先生である。Dr. Yoshiは破折編除去で世界的にその名を知られており、今回の総会でも毎日ハンズオンコースを行い超人気である。彼の考案した破折編除去の販売を行うSAYA DENTのブースに立ち寄った時、スタッフの方と中東系の先生が話していたのでその中に混ざってみたが、その先生はDr .Yoshiのファンであった。そのハンズオンに参加するためだけにAAEに入会したとのことである。Dr. Yoshiはそれだけではなく、Pathway’s of the pulpの偶発症のパートを執筆したり他にも教科書のパートの執筆を任されたりと日本人として過去になし得ないような事をしている。これだけ世界中にファンがいるのも納得である。話を本題に戻すが、最初にDr. Yoshiがレクチャーを行った。彼は筆者も3期に卒業したDr. Shimon Friedman率いるTSP(トロントスタディプログラム)を運営し通訳をしている関係上、トロント大学をはじめとする教授陣の講義を毎年みておりその影響が伺えた。痛みとは何か、から始まり近年におけるNSRCT(Non-Surgical Root Canal Treatment:非外科的根管治療)と外科的歯内療法の統計処理を行った成功率の比較、その上で外科的歯内療法前に非外科的根管治療を行われたものの方が長期の成功率は高いという結果であった(Huang JOE 2020)。本研究では咬合をサンプル数は少ないものの、咬合があったものでは治癒が悪かったとも報告しており、写真はDr. Yoshiの症例をそれを示したものである。また私の好きな論文の1つである、外科的歯内療法が失敗した歯に非外科的根管治療を行った場合の成功率(84.82%)を報告した研究(Appel IEJ 2023)も引用されていた。一方のDr. Azimは非外科的根管治療が失敗した場合のその原因を列挙し、それが再根管治療では改善できない際に外科的歯内療法により歯を保存するのが良いと説明した。因みにその改善できない場合というのが1根管内の除去困難なバイオフィルム、2根尖孔外感染、3真性嚢胞、4アクチノマイセス菌の感染、5処置上のエラーである。誤解のないように付記しておくとこれら全て術前には分かりようがない場合もあり得る。言い換えると、外科的な処置を行い初めて分かる場合もあり、外科的歯内療法の術前には分からない場合もある。他方で非外科的根管治療がなぜ失敗するのかも考察をしており、その原因は1外科処置上のエラー、2破折である。彼のこのレクチャーにおける結論としては、再根管治療が失敗に終わり抜歯をしなければならない場合に外科的歯内療法が適応となる。場合によっては外科的歯内療法の方が歯質保全という意味で保存的になり得るということである。両者の結論としては非外科的根管治療も外科的歯内療法も必要である、という至極真っ当な意見である。本公演後にDr. YoshiがDr. Jean-Yves Cochetと一緒にいたので話しかけさせてもらった。Dr. Cochetは医科と歯科の免許を持つダブルドクターであり医科の方では耳鼻科、歯科では歯内療法というユニークな経歴の持ち主である。耳鼻科が専門であるため上顎洞のアプローチはお手の物で歯根端切除時にも躊躇なく上顎洞を触るとのことであった。既に何度か日本でハンズオンをやられているが、受講ができなかったのでぜひ来年は来て下さいと両名に交渉をしておいた。3日目はここまでで午前が終了し、午後からは名門のUSC(University of SouthernCalifornia南カリフォルニア大学)のクリニック見学をさせて頂いた。AAEのセッションとは外れるので、最後のプライベートをまとめた項に記載するので、もしご興味がある方がいらっしゃったら見て頂けると幸いである。4日目(20日最終日)最終日は参加人数もだいぶ少なくなったものの、まだまだ魅力的なレクチャーが残っている。日本人に限らず早めに帰った方もいれば、観光を楽しむ方もいれば、私のような人間もいて様々である。この日の最初はDR. Marga ReeのLessons Learned in 45 Years of Endodontics(45年の歯内療法の経験から私が学んだこと)である。この手のタイトルでは抽象的な内容で昔の歴史的な事が語られるかと思われるかもしれない。だがDr. Reeは非常に革新的な歯内療法専門医であり視点が異なる。彼女の凄いところは常に新しいことにチャレンジを行い、術式に様々に工夫を行うことである。例としてはDr. 月星光博が考案した方法だと記憶しているが、意図的再植時に歯を回転させソケット側とドナー歯側の歯根膜の分布を変え、喪失した歯根膜を回復させるという方法である。また彼女の結論としては長く経過を見ればみるほど歯根破折をみる機会が多くなる。破折を回避するためには歯質を可及的に温存する必要があり、そういった治療法をすべきということだ。念の為に上記の写真の彼女の処置に関する推奨の日本語訳を付記しておく。・歯内療法の診断を確立する・プローブの値を確認する(歯根破折との関連)・補綴物を除去しクラックの進展を再確認する・必要があるなら歯内療法を行い、歯冠部歯質を可及的に温存する・クラックを有する歯は全口頭被覆を行い、側方運動の干渉や過度な咬合は避ける・クラックがある場合には患者に予知性が下がるかもしれないことを助言しておく続いてDr. WitherspoonとDr. Benjamin BarborkaのVital Pulp Therapy in Clinical Practice(VPTの臨床)である。Dr. Witherspoonは2018年の総会でもVPTのレビューをレクチャーで行っていたので、6年間でどう変化をしたのかが楽しみであった。一方のスピーカーが少し話したらスピーカーが入れ替わるといった、1人のスピーカーが話し続ける通常のセッションとは異なる進行であった。両者の連携が非常によくスムースな進行であった。ワシントンでの保険データを利用したものでVPTが行われた割合は、全歯内療法処置のうち20%であり、1%程度が歯内療法専門医により行われた。VPTの占める割合はこれくらいかと思うが(私も全処置のうちVPTが30%程度)、殆どのVPTは一般歯科医師により行われているとのことであった。断髄に関しては止血時に生食を使用するかヒポクロを使用するかという論争がある。日本では生食を使用する先生が多いように昨今は感じるが、私はヒポクロを使用する。理由としては詳しくは割愛するが、使用に際して欠点がほぼないからである。本公演でも研究論文ベースでレビューされその有用性が強調されていた。覆髄材ではMTAと水酸化カルシウムが比較され、長期経過の成功率ではMTA71%、水酸化カルシウム59%とMTAに軍配が上がるようである。Dr. Witherspoonは以前より保存可能な歯髄をViable Pulp、不可能な歯髄をNon-Viable pulpと呼称している。私はSavable, Non-Savableと呼んでいるがほぼ同一である。根管治療との成功率の比較では両者に有意差はなく、術後に疼痛発生に関しては断髄の方が少ない傾向にある。また幾つかの論文においてはVPTは根管治療と比較し準備する道具も少なく容易でテクニックセンシティブではないとしているが、彼らは否定的で筆者も同意である。両者も非特異的う蝕除去と特異的う蝕除去についてもレビューをしていたが、5年予後という期間では成功率に有意差はなかったようである。しかしながらDr. Ricucciが指摘したように、また2024に発表されたレビュー(Fraser J, Evid Based Dent 2024)では深いカリエスに対しては推奨されていないとのことである(写真赤線部)。本会最後に受講をしたのがDr. Ronald Ordinola-ZapataのPresent Status ofIntracanal Medicaments(現在の根管貼薬の立ち位置)であった。現在、アメリカでコストなどの問題から1回法が多いと聞く。再根管治療でも1回法が殆どであるという歯内療法専門医の意見も聞くことがある。筆者の知る限りでは現在、再根管治療の1回法の成功率を前向きに調査したものは1論文である。また研究対象歯は前歯のみであることからエビデンスレベルは不足しているものの研究結果では有意差はない。それでは複数回法で用いる根管貼薬は全くをもって不要なものなのだろうか。そんな疑問を払拭してくれるレクチャーであった。病変が大きく排膿が止まらず複数回法にせざるを得ない場合や、年齢による治癒遅延が見込まれる場合には貼薬を行うべきであるということを研究論文から引用していた。筆者の私見では全ての症例に適応するにはまだエビデンスは少ないが、1回法治療は歯種で制限されるものではなく、解剖などの他の制限される因子がなければ行って差し支えないと考えている。実際に根尖性歯周炎を有する大臼歯を1回法で行った症例も良好に治癒している。しかしながら、複数回法で行う症例も多いので貼薬を筆者にとっても必要なものである。以上が私のAAEの体験記である。LosAngeles滞在記以下は私の趣味というか仕事以外の記録である。成田空港からLos Angelesまでは直行便があり、行きは追い風の影響か10時間で帰りは向かい風で11時間30分であった。行きはWi-Fiが使えずプレゼンも進まず苦労をした記憶がある。帰りはWi-Fiにアクセスでき本執筆を行っていたのであまり苦労した記憶がない。気候は温暖で雨が少なくドライであるが今の時期の気温は意外なことに日本の方が高い。寒くも暖かくもないという感じであった。時差は日本が16時間進んでいるため時差ボケで眠れず苦労をした。18時ころでも写真のような明るさなので日はとても長い。まず今回の訪米で感じるのがほぼ全てものがめちゃくちゃ高いということである。異次元の円安ということもあるが米国では1人前の量が日本人には多い。大食漢の私でも多いと感じるレベルである。そして味付けは店のグレードにもよるだろうが非常にシンプルで、この味でその値段!?と驚くことはよくある。私はあまり食べ歩かなかったが、写真のようなブランチでも4000円以上した。ワッフル状のパンケーキにシロップ、フライドチキンが2つとソフトクリームのような見た目で決してソフトクリームではないものがついたものである。ソフトクリームよりも何かもっと脂っぽいものであった。そのため私はWhole foods marketというスーパー(日本で言う成城石井なので少しお高い)のデリをよく買ってホテルで食べていた。基本何でも高いがなぜか水が1ガロン(3.5リットル)で1.3$と激安なのが謎である。下のようにコストコのような見た目である。滞在したホテルはMillennium Biltmore Hotel。由緒あるホテルらしく、よく言えば伝統的ではある。しかしながらリノベーションが行われていないようで50年前にタイムスリップしたような内装ではある。私はあまり気にならないタイプなので気に入ってはいた。ここからが今回の旅の第二の目的であるUSCへの訪問である。ディレクターの先生との連絡がうまく行っておらず若干入れ違いのようになったのだが結局、大学院クリニックの見学と21日に大学内の1室で行われた卒業生パーティにも参加をさせてもらえた。卒業生パーティの方は残念ながらカメラの電池がなくなりまた、携帯電話を紛失したため写真が取れなかったが見学時には写真をとれたので幾つか載せたい。卒業生パーティの方は予めディレクターから時間あるなら来なよ、と言って貰えていたが面識がないので顔を合わせても自分が連絡してきた歯科医師とはわかるはずがない。そのため最後のセッションで座長をされていたのでレクチャー後に話しかけた。私はその前日に拾ったUberの中に携帯電話を置き忘れるという有り得ないようなミスをして交通手段がなかったのだが、残っていた卒業生の先生もパーティに参加されるようで一緒に送っていただいた。パーティでは当然、9割5分が面識のない先生(写真で見たことのある高名な先生は沢山おられたが)達ばかりであったがとても優しく受け入れて頂けた。USCは米国でもトップクラスの学費の高さでも有名であるが、歯内療法科を卒業された先生はやっぱりUSCが一番いい!と仰られていた。暗くなるとUSC周辺やダウンタウン周辺は危険であるため、まだ日があるうちにおいとまをした。交通手段がないのにどうホテルまで帰ったかと言うと、偶然知ったのだが大学からダウンタウンまで無料のバスが出ていて、唯一持っていたタブレットと大学内のWi-Fiで情報を探し無事乗れた。バス停が分かりづらかったが、いかにもアメリカの白人のおっちゃんって方に尋ねたらとても親切に教えてくれた。バスが来て自分が乗るまでちゃんと確認してくれてたので非常にいいおっちゃんである。今回、他国で携帯を失くし現在日本でも切符をいちいち買わなくてはならないという煩雑さもあるが、総じて楽しかった。私は23日まで滞在をしていたが、正直帰る際になったら現地に残りたいとさえ感じた。ここからは海外に行かれる方への注意喚起だが、日本で携帯電話に依存していればいるほど海外で亡くした際には非常に苦労をする。パンデミックのせいかバスの支払いも現金やクレジットカードで直接読み込むという支払い方法は不可で、クレジットカードで予めウェブ経由で購入しておくか、携帯でアプリをダウンロードして支払うか(私のタブレットはGoogle Playが入っているはずだがなぜかアプリをダウンロードできず、この方法を使用できなかった)、しか方法がなかった。 また、日本で使用している各種サイト、銀行やYahoo!にすらログインする際には、普段と違う環境でアクセスすると最近は2段階認証ということで携帯電話にSMSが送られ認証しなければサイトにすら入れない(Yahoo Mailが使用できない)。上記のようにタブレットの使用にもかなりの制限があったが、今回持っていかなかったら無事に日本には帰ってこられなかっただろう。そのため、海外に行かれる方にはPC・携帯のみではなく最低更にもう1つ連絡手段を持ったほうがいい。ベストは携帯電話の2台持ちだろう。もしくはiPadにすることをおすすめする。他には詐欺もある。4日目にスーツを着て昼食を食べに行く際には黒人の2人組に話しかけられ「このカメラで俺等の写真を撮ってくれ」と言われた。この時点で既に怪しいわけだが、これはよくある無理やり何かを買わせる詐欺(?)である。まずはその写真を取らせて、片方が「この相棒はすごく有名な歌手・ラッパーなんだぜ」といい、頼んでもいないのにCDを出してきて自分でサインをする。その後になぜか私にもペンを私てきてサインをするように言ってくる。私はこの手の詐欺を知っていたので、この時点で「ありがとう、でもいらないよ」と言い立ち去った。そこで私がサインしていたらこのCDを駄目にした、金を払えと言ってきただろう。親切心に漬け込んだ詐欺もあるので注意が必要だ。ロスアンジェルスは基本、夜は単独行動は危険なのでそれに比べると日本は超安全というのを実感する。あと食べ物が安くて美味しい。さて、夜は更け現在20時になるわけだが、この体験記も書き終えようやく自宅に到着をする。携帯電話を明日からどうするか考えて今日はゆっくり休むこととする。最後まで読んでいただいた先生がどの程度おられるか分からないが、お読みいただいた先生には感謝です。お読み頂きありがとうございました!
寺岡 寛
2024年5月1日

関連用語

レジン修復 (238)

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【速報】令和8年度診療報酬改定の骨子判明:歯科はプラス0.31%、物価高・賃上げへの「二段構え」の支援策が柱に
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
1D - 歯科医師/歯科技師/歯科衛生士のセミナー視聴サービスなら
© 2026 1D inc.