歯科用語集
2025年10月28日

技工所

「技工所」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

技工所とは、歯科医療において、歯科用の補綴物や矯正装置を製作する専門の施設である。技工所は、歯科技工士が在籍し、歯科医師からの指示に基づいて、患者の口腔内に適合するように設計された器具や装置を製作する。技工所の語源は「技術」と「工場」を組み合わせたもので、技術的な知識と工業的な製造プロセスが融合した場所を指す。日本では、歯科医療の発展とともに技工所も進化し、デジタル技術を取り入れたCAD/CAM技術を用いた製作が増えている。


臨床における位置づけ・判断基準

技工所は、臨床現場において非常に重要な役割を果たす。歯科医師が患者の診断や治療計画を立てた後、必要な補綴物や矯正装置を技工所に依頼する。技工士は、歯科医師の指示をもとに、患者の口腔内の状態や咬合に適した製品を製作するため、臨床判断の正確さが求められる。また、技工所は保険点数に基づく請求業務も行うため、保険制度に関する知識も必要である。技工所の製品の品質は、患者の治療結果に直接影響を与えるため、信頼できる技工所との連携が不可欠である。

関連用語・類義語との違い

技工所に関連する用語としては、「歯科技工士」や「補綴物」がある。歯科技工士は、技工所で働く専門職であり、技術的な知識と技能を持っている。補綴物は、技工所で製作される具体的な製品を指し、義歯やクラウン、ブリッジなどが含まれる。技工所と歯科技工士は密接に関連しているが、技工所は製作の場であり、歯科技工士はその技術を担う人材である。また、技工所はデジタル技術を活用した製作が進んでいるため、従来の手作業による技工所との違いも意識する必要がある。

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【速報】3Dプリントデンチャーが保険適用へ

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2025年12月、総義歯のデジタル化が本格スタート厚生労働省は2025年11月の中医協総会において、液槽光重合(SLA)方式による3Dプリント総義歯の保険適用を正式に通知した。保険収載日は2025年12月1日の予定。今回の決定は、義歯領域におけるデジタル補綴の大きな転換点となる。保険収載されるのは、クルツァージャパン社のディーマ プリント デンチャー ティース(歯冠部材)償還価格:1歯あたり59円ディーマ プリント デンチャー ベース(義歯床材)償還価格:1顎あたり2,026円の2種類。いずれも区分C2(新機能・新技術)として保険収載され、原価計算方式で償還価格が設定された。3Dプリントデンチャーに関するセミナーも開催タイムリーなことに、来る11月15日(土)〜11月16日(日)で開催される「ワンディー24時間セミナー2025」では、3Dプリントデンチャーに関するセミナーが開催される。東京科学大学高齢者歯科学分野の金澤学教授による『実用可能な「3Dプリントデンチャー」の理論と製作』と題されたセミナーで、製作の基本やその精度と可能性について解説される。今回のニュースを受け、保険収載された背景や実際の診療での活用についても語られる予定だ。セミナーはYouTubeライブにて無料で視聴可能。最新情報を最速で入手し、導入後の診療の準備ができるのでぜひ受講していただきたい。視聴はこちらから「総義歯2:2,420点」を準用して算定可能今回、最も大きなインパクトは技術料の扱いだ。企業が当初希望していた準用技術料「総義歯(1顎につき)2,420点」は、そのまま採用。中医協の最終案においても、液槽光重合方式3Dプリントによる総義歯の製作は「有床義歯 2 総義歯(1顎につき)」の点数を準用すると明記されている。つまり、材料だけでなく総義歯の技術料として保険算定できる道が正式に開かれたことになる。保険算定には“要件あり”プリント義歯を算定するためには、以下の条件を満たす必要がある。歯科補綴の専門知識と3年以上の経験を持つ歯科医師が在籍液槽光重合方式3Dプリント義歯装置が院内にあるまたは該当装置を有する歯科技工所との連携使用装置名・技工所名の診療録記載上下顎同日装着に限り算定可能また、印象・咬合採得・仮床試適は従来通り別途算定できる。東京科学大学高齢者歯科学分野の金澤学教授によるライブセミナー『実用可能な「3Dプリントデンチャー」の理論と製作』の視聴はこちらから(視聴無料)視聴はこちらからプリントデンチャーが保険収載された背景資料によれば、以下の臨床的有用性が示されている。従来義歯と比較し再製作・修理回数に差はない装着後の潰瘍や疼痛などの併発症が有意に少ない造形の均質性による適合の安定化デジタル化により製作時間の短縮技工プロセスの効率化により技工士不足への対策にもなるまた、患者数予測は初年度18.5万人、10年後には3.9万人が使用すると見込まれており、義歯のデジタル移行が中長期的な国家方針とも読み取れる。義歯領域の“デジタル元年”が始まる今回の収載は「材料だけの保険化」ではない。総義歯として算定できる技術が正式に制度に組み込まれたことが最大のポイントだ。これにより、デジタル補綴の普及加速技工・診療プロセスの効率化技工士不足問題への貢献義歯の再現性・適合性の向上が実現し、総義歯領域のパラダイムシフトが一気に進む可能性が高い。2025年12月から始まる“保険プリント義歯”の時代。今後の診療報酬改定では、部分床義歯や他デジタル補綴への波及も強く期待される。「ワンディー24時間セミナー2025」開催東京科学大学高齢者歯科学分野の金澤学教授による『実用可能な「3Dプリントデンチャー」の理論と製作』をはじめとする、全15セミナーが全て無料で視聴できるライブイベント「ワンディー24時間セミナー2025」が開催。「歯科医療の最先端と、これから」をテーマに、CAD/CAMシステムや3Dプリンティング技術、AIを活用した歯科診療の最新情報と今後10年で見込まれる診療の変化を各分野で学ぶことができるシンポジウムとなっている。加速度的に進化を続ける歯科医療に遅れを取らぬよう、いち早く最新情報を入手し日々の臨床や経営に活かしてほしい。開催はYouTubeライブにて、11月15日(土)15:00から11月16日(日)15:00の24時間完全生中継。各分野のスペシャリストに質問も可能なため参加して損はないだろう。イベントに参加する参考文献「医療機器の保険適用について(令和7年 12 月1日収載予定)」中医協, 2025年11月12(PDF)
1D編集部
2025年11月13日
技工所の役割と歯科臨床における重要性。処置や症例に基づく具体的な理解と活用法

技工所の役割と歯科臨床における重要性。処置や症例に基づく具体的な理解と活用法

技工所とは何か技工所は、歯科医療において重要な役割を果たす施設である。歯科医師が患者に提供する治療の一環として、技工所は義歯やクラウン、ブリッジなどの補綴物を製作する。これらの補綴物は、患者の口腔内における機能や美観を向上させるために不可欠である。技工所は、歯科医師からの指示に基づき、精密な技術を駆使して製作を行うため、歯科治療の質を高める重要なパートナーである。技工所の処置と術式技工所で行われる処置には、様々な術式が含まれる。例えば、義歯の製作においては、患者の口腔内の型取りから始まり、咬合の調整、最終的な仕上げまでの一連の手順が必要である。また、クラウンやブリッジの製作においても、歯の形状や色に合わせた材料選定が重要であり、これにより患者の満足度が大きく変わる。技工所は、これらの処置を通じて、歯科医師が行う診断や治療計画を具体化する役割を担っている。技工所の症例とその重要性技工所での症例は、患者のニーズに応じた多様な補綴物の製作を通じて、臨床における実践的な知識を提供する。例えば、全顎的な義歯の製作や、部分的なブリッジの設計など、各症例に応じた適切な処置が求められる。これにより、患者の咀嚼機能や発音、さらには心理的な満足感を向上させることが可能となる。技工所の技術者は、これらの症例に対する理解を深めることで、より高品質な補綴物を提供することができる。技工所との連携のメリットとデメリット技工所との連携には多くのメリットがある。まず、専門的な技術を持つ技工士が製作するため、補綴物の精度が向上し、患者の満足度が高まる。また、技工所との密なコミュニケーションにより、治療計画の精度も向上する。しかし、一方でデメリットとしては、技工所との連携が不十分な場合、納期の遅延や品質のばらつきが生じる可能性がある。したがって、歯科医師は技工所との良好な関係を築くことが重要である。技工所の導入における注意点技工所を導入する際には、いくつかの注意点が存在する。まず、信頼できる技工所を選定することが重要である。技工所の技術力や実績を確認し、過去の症例を参考にすることで、より良い選択が可能となる。また、技工所とのコミュニケーションを密にし、患者のニーズを正確に伝えることも大切である。これにより、製作される補綴物の質が向上し、患者の満足度を高めることができる。技工所の未来と歯科医療への影響技工所の未来は、デジタル技術の進展により大きく変わる可能性がある。CAD/CAM技術の導入により、補綴物の製作がより迅速かつ精密になることが期待されている。また、3Dプリンティング技術の発展により、個々の患者に最適化された補綴物の製作が可能になる。これにより、歯科医療全体の効率が向上し、患者に対するサービスの質も向上することが予想される。技工所は、今後も歯科医療において重要な役割を果たし続けるであろう。
1D編集部
2024年6月1日
株式会社メディナがバングラデシュで歯科技工所開業へ、シェイク・ハシナ首相の立ち会いでMOU締結

株式会社メディナがバングラデシュで歯科技工所開業へ、シェイク・ハシナ首相の立ち会いでMOU締結

2023年4月27日に「株式会社メディナ(日本-東京都)」と「Aichi Healthcare Group(バングラデシュ-ダッカ市)」が、日本貿易振興機構、バングラデシュ証券取引委員会、バングラデシュ投資開発庁が開催した「バングラデシュ貿易・投資サミット」の中でバングラデシュ首相であるシェイク・ハシナ首相の立ち会いのもと、MoU※の交換式を行なった。※MoU:Memorandum of Understanding本MOUの要旨日本の技術を用いた歯科技工所を設立する「株式会社メディナ」とバングラデシュ最大級の医療法人の一つである「Aichi Healthcare Group」が、バングラデシュにおける歯科分野の発展に向けた提携を発表した。両社は、歯科大学、歯科クリニック、歯科医師、歯科技工士などに対して、関連するサービスを提供するJV会社を設立することを合意する。また、人々に手頃でコスト効果の高い高品質な日本式歯科サービスを提供することを使命としており、バングラデシュにおいて現代的な歯科サービスを提供する機会を創出し、優れた歯科教育、研究、医療のためのラボを持続可能な企業として成長することを目指している。バングラデシュ首相であるシェイク・ハシナ首相バングラデシュの歯科医療に目を向けると、人口10万人に対する歯科医師は日本が82.5人/10万人に対して、バングラデシュは11人/10万人と、歯科医療へのアクセスが非常に困難な状況にあることがわかる。しかし、現在、バングラデシュにおける歯科医療は拡大しており、年間1200人程度の歯科医師が誕生しているため、今後は歯科医療経済の拡大が期待されている。両社の取り組みにより、バングラデシュにおいて歯科医療へのアクセスが向上し、コスト効率の高い高品質な日本式歯科サービスが提供されることが期待される。両社のJV会社は、「Aichi Healthcare Group」に所属するUpdate Dental Collegeキャンパス内に設立され、同大学病院や近隣の歯科クリニック向けの歯科補綴装置の製造販売から事業を展開する予定だ。最初のステップは、日本人の歯科技工士による指導と、日本式の歯科技工技術を地元の人材に教育することで、地元の技工士による歯科技工物の提供を可能にするモデルを構築することである。また、メディナ社が得意とするセミナー事業も現地で展開し、歯科医師に対する歯科技工技術の理解度を高める取り組みによって、歯科医療のレベルアップを目指す。機材については、可能な限り日本製のものを使用することで、安全で信頼性の高い歯科補綴装置を提供し、他社との差別化を図っていく。
1D編集部
2023年5月2日
採用ボーナス100万円!第二の物販王子、募集中。

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今回は、分院長を募集する細田歯科医院(JR総武線「小岩駅」徒歩12分・京成小岩駅 徒歩10分)にて、中原先生に詳細をお伺いしてきました。 細田歯科医院(外観) ロゴマーク 理事長の中原維浩先生 1D編集部 浅田りさ(以下、浅田):分院長を募集しようと思った、その経緯は何でしょうか? 中原 維浩 先生(以下、中原先生):細田歯科医院は父の代で開業して約40年で、引き継いで7年目の昨年11月にフルリニューアルしたんです。ほら、すごく綺麗でしょ〜?世界中(中国・台湾・スウェーデン・アメリカ・ドイツの方々)から見学者の訪れる待合室自動精算機元祖待合マーケティング発祥の場所 世界に10人もないTePeアンバサダーの中原先生が考案した、細田歯科医院限定のTePe歯ブラシ浅田:やはり!中に入った瞬間、とても清潔感があって上質な癒される空間だなぁと感じたのは、リニューアルされていたからだったのですね。こだわりのユニットは全てタカラベルモント、オペ室となっている個室はモリタゾーニングをされていて高水準の滅菌体制を完備、滅菌技師もいて安心の診療環境 中原先生:嬉しいです。あ、経緯ですよね(笑)。そのリニューアル時に2台チェアの増設をして合計6台になったことで、より多くの患者さんを見れるようになったことが理由の一つですね。もう一つ、私は株式会社を2つやっていて、その活動が対外的なセミナーになることが多く、医院を空けざるを得なくなってしまったんです。そういった活動をどんどんやっていきたいと思うと同時に診療も行う必要があるので、そんな時、細田歯科医院を任せられる頼れる分院長がいて欲しいなぁと思ったのがきっかけですね。浅田:確かに先生は至る所でご活躍されてますもんね…。では細田歯科医院に来たら、どのようなことが学べますか? 中原先生:ありがたいことに、下は0歳から上は102歳の幅広い年代の患者さんがバランスよく来院して頂いています。また小岩という地域性もあってか、「包括的歯科診療」をしたい人にとても向いています。というのも、症例が整い過ぎているんですよ。同じ東京都のとある歯科医院で聞いたと話によると、総義歯なんて歯医者10年やってて2回しか見たことがないといっていましたが、細田歯科医院では1日に5人は見れます。また駅の看板広告でも「重度歓迎」って書いたので、治療しがいのある難症例も分院の先生も合わせて、5人の先生で色々なことを考えながら治療計画を立てられます。ちなみに今力を入れているのが、他の歯科医院があまり行っていないであろう睡眠歯科医療と、スポーツ歯科です。スポーツ用マウスピースでは、ライムスというプロのマウスピースを作っている企業や、多くの一流の技工所と提携しているのも魅力の一つかと思います。バランスよく色々なケースの患者さんを見たい人や、特に義歯治療が上手くなりたい人にはうってつけではないでしょうか!? 浅田:こういった地域性での細田歯科医院だからこそ!というメリットはありますか? 中原先生:住宅街隣接型ということもあって患者さんとの距離感が非常に近いので、常に親近感が湧くので話していて楽しいです。あとはiTero・神樂(2種類の口腔内スキャナー)・口腔外バキューム・CO2レーザー等々、最新の設備が揃いすぎています。また大学病院の手術室と同じくらいの設備を取り入れているので、院内はマスクをしなくても問題なくらい空気が整っていて、さらにユニットから出る水にvG7(ニュージーセブン)を使用して空気と水には非常にこだわってます。左:iTero 中央:CO2レーザー 右:口腔外バキューム (全て最新) あとは…駐車場があること、ですね!!浅田:では次にお伺いしたいのが、ご自身では言いにくいかと思うのですが…中原先生だからこそのメリットを教えてください。中原先生:これは得意分野ですよ〜(笑)2つあって、まずは私自身に1年間で全140講演くらいのオファーを頂けるほど、かなり多くの企業との繋がりを持っているので、講師デビューしたいという希望があれば、講演時間の一端を担ってもらうことができます。例えば、講演時間2時間あったら30分程とかですね。 もう一つは、これも繫がりで、日本全国の歯科関係の方の誰かの名前を言えば、「あぁ〜!」となるくらい歯科医院とのコネクションがあります。うちの法人ではそれを利用した「交換留学制度」があって、全国の医院に勉強したい時にいけるというメリットも大きいかと思いますよ。 浅田:講演ができて、しかも交換留学制度…!?それは豪華すぎますね。でもそのようなコネクションがを築けているのは、苦労されたことや辛い経験されたことがあって、今の中原先生が存在しているからこそですよね。では次からは、そんな中原先生の内側に迫るご質問をさせて頂きたいと思います。今までの歯科医師人生の経験が生かされている、エピソードを教えてください。中原先生:いや〜これは難しいぞ…!(笑)私は大学を卒業してから24時間365日やっている横浜のとあるクリニックで研修医をやっていたのですが、そこでは夜間は救急対応で骨折や転倒打撲などの外科系から、難関な歯内療法などを1年目でたくさんの症例を見ることができました。 そのお陰様で2年目である程度のことはできるように錯覚して、「歯医者さんってこんなものなのか。」と、学生時代にアルバイトしていた靴屋さんに戻ろうとしたくらい、一時的に歯科臨床への情熱を失ってしまいました。 そこで、自分が全くできないオールオン4を専門とするクリニックへ一旦転身しようと思い、今まで自分が行っていた削って詰めてを売りにするクリニックではなく、もっと革新的なことを行っているクリニックで勤めることで世界観を変えてみようと試みたんです。 そのクリニックでは、NY大学へ2年間行かせてもらえたり、世界14か国に勉強しに行かせてもらえたりしたので、本当に世界が広がりました。 一番のターニングポイントは、勤務先の院長先生に九州にある噛み合わせ(咬合)に特化している「筒井塾」に行かせてもらって、自分がいかに視野が狭い歯科医師だなぁと感じたこと。現在歯科医師歴12年目ですが、ここまで続けてこれたのは筒井先生に出会えたからこそなんです。 また勤務先に神奈川矯正、いわゆる非抜歯矯正で有名な先生もバイトに来ていて、佐藤貞雄先生の流れを受けて咬合に力を入れた矯正治療を行っていたので、その影響もあって自分自身も包括的歯科診療に興味を持つようになり、実際に行うようになってからいろいろなケースの患者さんを治せるようになりました。 あとは物販へのきっかけが、オーストリアのウィーン大学でスラバチェック教授の元で学ぶ機会があったんですね。その際にとある先生から「靴屋さんやってたんだって?ウィーン大学の売店のディスプレイをいじってみたら?」と提案があり、いきなり任せて頂けることになりました。6年間アルバイトしたことが、ここで活かされて物販って楽しいなぁと感じた瞬間でした。 長々と熱く語ってしまってすみません…(笑)浅田:いえいえ!まだどこにも公開していないエピソードなのですよね。ワンディーのためだけに貴重なお話をありがとうございます。では次に、法人を設立した際のモットーを教えてください。 中原先生:医院の理念として「食」を掲げています。この漢字は、「人を良くする」と書きますよね。歯科医として健康増進にどのように関わるかというところで、噛み合わせを作るところだと気付きました。美味しく食べるために噛み合わせを作る。地域の皆様の食を支えるためにうちの医院は存在しているんだよということを伝えたいんです。待合室に大きくディスプレイされている、中原先生直筆の「医院理念」 浅田:今後のビジョンとして、細田歯科医院をどうしていきたいと考えていらっしゃいますか? 中原先生:複雑な治療をしていく高度先進医療ではなく、かかりつけ歯科医院というスタンスを守りつつ、総合デパートみたいな患者さんのお悩みに浅く広く気軽に相談できる医院であってほしい。オープンして約40年目とお伝えしましたが、それは地域の皆様に支えられてきたお陰様なのです。地域に愛される医院になってほしい、ただそれだけです。ちなみにこのエリアは、後継者不足という理由だけで、ここ5年間で3医院無くなってしまいました。しかもあと2つなくなることが予定されているんです。その分、細田歯科医院は後継者もいることですし、安心して長く通うことができます。フルリニューアルして一新したので、このまま100年まで突っ走っていきます! 浅田:では分院長候補の条件について伺いたいと思います。どのような人材を希望していますか? 中原先生:一番は「素直」であること。今までの歯科医師のプライドとして治療計画や自分なりのやり方があるとは思いますが、1人じゃできないので、うちの文化を引き継いだ上である程度スタッフと仲良くできる人が良いなと思っている。 細田歯科医院のウリは、平均年齢が高めなのでメリットは人間関係が落ち着いていること。皆さんある程度疲れている(笑)ので、めんどくさいことに興味がないんですよ。ちなみに20代は14人中2人しかいません。比較的落ち着いた人間関係の中で良好な精神バランスで診療ができますが、やはりアンガーマネジメントができる先生がいいですね。 【参考記事】>【マジギレ】あの院長にも教えてあげたい、怒りを鎮める方法 #1>【深呼吸6秒】あの院長にも教えてあげたい、怒りを鎮める方法 #2 あとは分院長なのでできれば3〜5年以上の経験があることが望ましいですが、歯科にあまり興味がない、歯科医師を辞めたい、専門分野を決めたいという人がいいなぁ。うちをきっかけにして欲しいです。浅田:分院長に期待することは何でしょう?中原先生:必須条件としては、長〜〜〜く続けてもらうこと(笑)、そして食べることが好きな人ですね。 浅田:今の先生だからこそ新分院長候補の方に伝えたいことはありますか? 中原先生:私自身も勤務医時代は分院長という立場を経験しましたが、今経営者になってからその時いかに恵まれていたかと痛感しています。自分が全部やっているつもりでも、経営者になって考えるとごくごく一部だったなぁと。だからこそルーペやマイクロなどをはじめ、なるべく先生が長く続けたいと思えるストレスのない環境を理事長として第一に考えて、できる限りサポートをしていきたいと思っています。 浅田:それでは最後に!一番必須な福利厚生として、どのような特典をつけていただけますか!? 中原先生:えぇ〜〜〜(笑)これでどうだ! 最低でも5年間、辞めない代わりに推奨セミナーに関しては、全額補助しますPerk(一流企業が利用しているWantedlyの福利厚生制度)を採用している医療機関専売の高品質サプリメントが飲み放題全国で行われる中原先生のセミナーに帯同する場合あり最寄駅(JR小岩・京成小岩)からタクシー通勤OK年1回でボーナス100万円!(売上次第で増額あり)沖縄のハレクラニホテルに宿泊可(家族と一緒もOK)現在全国の先生が受けたくても受けられない、そして月5名限定の中原先生による5万円/時のコンサルティングが受け放題 浅田:豪華すぎる福利厚生情報をありがとうございます!!細田歯科医院で分院長として働きたいと思って頂けた先生がいらっしゃいましたら、お電話かメールにてご連絡してみてくださいね。募集要項はコチラをクリック【採用連絡先】TEL:03-3672-8760メールアドレス:hosodade118@gmail.com細田歯科 採用担当 宛雑誌掲載 Newsweek(2023年1月17日発刊)TheExtraEdge[世の中のトレンドをリードする話題のモノ、ヒト、コトなどを紹介] 
浅田 りさ
2023年2月28日
「今日セットのクラウン、連結されてないです」凡ミス無くす新時代の技工指示書とは?

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2022年は医療DX(デジタルトランスフォーメーション)と様々な場面で目にすることが増えてきたと感じるのではないでしょうか。1Dでもこれまで度々取り上げてきたテーマであり、日々のオペレーションのデジタル化が加速している。時代はペーパーレス化歯科技工指示書を手で書く時代は終わるようだ。PCやタブレットから歯科技工指示書を作成してスマートに技工物をラボに発注しよう。こんな電話を受けたことはないだろうか。歯科技工所「今日お預かりした○○を作る患者様のケースなのですが、先生の指示が読めないため確認させて頂けますでしょうか?」指示をキレイに書いておけば手を止めることはなかったかもしれない。また、こんなシーンを体験をしたことはないだろうか。院内スタッフ「先生、今日セットの〇〇さんのケース、単冠でした?連結だったと思うのですが。。。」電話で伝えたはずなのに、忘れられてしまったのか、、、デジタル歯科技工指示書なら内容は明瞭となりコミュニケーションはスムーズになる。すべてのやり取りは記録に残り、いつでも確認ができる。無駄な呼び出しや指示漏れに遭遇るすることは減るだろう。指示書をデジタル化し体験できるメリットはこれだけではない。・紙の指示書の保管場所が不要になり、空いたスペースを有効活用できる・医院名を記入捺印する手間が省け、他のオペレーションにリソースを分けられる・データの提供に記録媒体を使わないで済むため、管理する手間がへる・記録媒体の紛失リスクが0になる恩恵を受けるのは歯科医院だけに限らない点も注目したい。・指示書製作コストが削減できる・受注管理システムへ入力コストが0になる・請求支払い周りもWeb一括管理で手間が減らせる・クラウドストレージを格安に使えるこのようにたくさんのメリットを持つデジタル指示書サービスを開始した株式会社ディーコネクトのクラウデントだ。手書きと同様の操作感で導入も簡単デジタル指示書と聞くとイメージするのは、テキストフォームやリストから選択するような単純ものをイメージするかもしれない。より紙ライクな操作性を追求したデジタル指示書があったらどうだろうか。歯科医療DXの期待の星ともいえるサービスが始まったともいえる。大容量データの送信にも対応一眼レフで撮影した高解像度な口腔内写真や口腔内スキャナのデータ、CTのダイコムデータなどラボとのやり取りでは大容量のファイルを動かす必要がある場面が増えてきている。本サービスでは1データ100MBまでで、上限300MBのファイルが添付可能となっており、ファイルサイズを気にせずガンガン歯科技工所にデータを飛ばそう。もちろん本サービスは汎用的なオープンシステムであるため、口腔内スキャナのメーカーのクラウドサービスを通すことなくダイレクトに技工所とやり取りができる点も魅力的だ。ラボサイドとすればサービスの中にクラウドストレージが組み込まれている点は非常に魅力的だ。今契約しているストレージサービスから乗り換えてもいいのではないだろうか。電子保存に死角はなし?電子保存ならではのリスクは無いのだろうか?昨今のハッキングによる身代金要求など、便利になる反面リスクも高まっている実態がある。ランサムウェアに感染した病院では電子カルテが暗号化されてしまい機能不全に陥った。その点、クラウデントの情報はサーバー上に保管されるため、万が一PCがハッキングにあってしまい使えなくなったとしてもIDとパスワードの漏洩がない限りは安全であり、別のPCやタブレットからすぐにアクセスが可能である。また、指示書発行後は書き換えや消去ができないようにシステムが構築されていることや、編集可能な箇所においては編集記録が残る仕組みになっている。サーバーはAWS(Amazon Web Services)を用いており、セキュリティーは堅固なものとなっている。実際に使ってみたPCからとタブレット端末の両方でそれぞれ指示書を作る操作を試してみた。PCからの入力はお問い合わせフォームを入力しているイメージで指示書を埋めていく。フリーハンドで記入できる箇所もあるが、マウスでの記入はWindows付属ソフトのペイントでの操作感と全く一緒である。記入後、しばらくすると通信欄に発注ありがとうございましたと確認のメッセージが届いていた。これにて歯科医師は歯科技工所に確実にデータが飛んだことを確認できる。インターネット上でのコミュニケーションではフィードバックは非常に大事であり、この通信欄は発行側の安心感につながっている。次にタブレット端末での操作感だ。特別なアプリを入れる必要もなく、Webブラウザーを起動してクラウデントにログインする。ブックマークやショートカットアイコンを作っておけばすぐにアクセスできるだろう。マウスでの操作よりもタッチパネルでの操作のほうが効率的な入力ができると感じた。このサービスを使うならばタブレット端末からの使用をおすすめしたい。また、フリーハンドの項目はマウスよりもイメージ通りに記入ができる。これは、想像以上に紙の指示書に近い操作性を体験できる。アリです。もし、Apple Pencilなどがあれば紙の指示書と遜色ないだろう。最後に気づいた点として、編集履歴が非常に細かく記録されている点だ。上記の電子保存三原則がしっかりとサービスに組み込まれていることを確認できた。<1D限定>月額1,980円のプランが無料で使える!本日1Dからお申込みいただければ100枚/月のプラン(通常月額1,980円)を無料でご利用可能です(2022年9月末まで)。100枚では少ないと感じる方は義歯のケースだけ使ってみる、特定のラボに出す場合に使ってみるなど、まずはお試しでお使いください!無料で使ってみる
1D編集部
2022年4月29日

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