歯科用語集
2025年10月28日

動機づけ

「動機づけ」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【速報】令和8年度診療報酬改定の骨子判明:歯科はプラス0.31%、物価高・賃上げへの「二段構え」の支援策が柱に

定義・語源

動機づけとは、特定の行動を促すための心理的要因やプロセスを指す。語源は「動機」と「づける」に由来し、行動の背後にある理由や目的を明確にすることを意味する。歯科医療においては、患者の治療への参加意欲を高めるための手法として重要視されている。動機づけは、患者が自らの健康に対して責任を持つよう促すことが目的であり、特に予防歯科や治療計画の遵守においてその効果が期待される。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床現場において動機づけは、患者とのコミュニケーションの一環として位置づけられる。具体的には、患者のニーズや不安を理解し、適切な情報提供を行うことで、治療への参加意欲を高めることが求められる。判断基準としては、患者の反応や理解度、治療に対する態度などが挙げられる。動機づけが成功することで、患者の治療遵守率が向上し、結果として治療効果が高まることが期待される。


関連用語・類義語との違い

動機づけに関連する用語としては「インセンティブ」や「モチベーション」があるが、これらは微妙に異なる概念である。インセンティブは外的要因による報酬を指し、モチベーションは内的な動機を意味する。動機づけは、これらの要素を統合し、患者の行動を促すための戦略であるため、単なる報酬や内的欲求の強化に留まらない。歯科医療においては、患者の心理的な側面を考慮した動機づけが特に重要である。


1Dプレミアム
1Dプレミアム

関連ニュース

動機づけの重要性と歯科臨床における活用法。患者との信頼関係を築くための処置とコツ

動機づけの重要性と歯科臨床における活用法。患者との信頼関係を築くための処置とコツ

動機づけの定義とその意義動機づけとは、患者が治療を受ける意欲を高めるための心理的なプロセスである。歯科臨床においては、患者が自身の口腔健康に対して積極的に関与することが求められる。動機づけを効果的に行うことで、患者の治療への参加度が向上し、結果として治療効果が高まることが期待できる。特に、歯科衛生士は患者とのコミュニケーションを通じて動機づけを行う重要な役割を担っている。患者の理解度や関心に応じた情報提供や、治療のメリットを伝えることが、動機づけの鍵となる。動機づけの手法と具体的な処置動機づけには様々な手法が存在するが、特に効果的なものとして「共感的コミュニケーション」が挙げられる。患者の不安や疑問に対して耳を傾け、理解を示すことで、信頼関係を築くことができる。また、具体的な処置としては、患者に対して治療の目的や期待される結果を明確に説明することが重要である。例えば、う蝕の治療においては、治療後の口腔内の健康状態や、今後の予防策について具体的に説明することで、患者の動機づけを高めることができる。動機づけのメリットとデメリット動機づけを行うことには多くのメリットがある。患者が治療に対して積極的になることで、治療の成功率が向上し、再治療のリスクが低下する。また、患者自身が口腔ケアに対する意識を高めることで、長期的な口腔健康の維持にも寄与する。一方で、動機づけにはデメリットも存在する。例えば、患者の反応が芳しくない場合、医療者側がストレスを感じることがある。また、動機づけが不十分な場合、患者が治療を中断するリスクも考慮しなければならない。動機づけを行う際の注意点動機づけを行う際には、患者の個々の状況や心理状態を考慮することが不可欠である。特に、患者の過去の治療経験や、現在の健康状態に応じたアプローチが求められる。また、動機づけの際には、過度なプレッシャーをかけないように注意する必要がある。患者が自発的に治療に参加することを促すためには、適切なタイミングでの情報提供や、ポジティブなフィードバックが効果的である。動機づけの実践例と症例実際の臨床において、動機づけが成功した症例として、定期的なメンテナンスを受けることに消極的だった患者が、治療のメリットを理解し、積極的に通院するようになったケースがある。この患者には、治療の目的や効果を具体的に説明し、定期的な口腔ケアの重要性を強調した結果、動機づけが成功した。このように、動機づけは患者の行動を変えるための重要な要素であり、歯科医師や歯科衛生士が積極的に取り組むべき課題である。
1D編集部
2024年6月1日
あなたはどのタイプ?院長の怒りタイプ図鑑

あなたはどのタイプ?院長の怒りタイプ図鑑

院長には、様々な『怒り方』が存在する。そこで今回、院長の怒りタイプ図鑑を作成した。あなた、またはあなたが勤めているクリニックの院長の怒りタイプはどのタイプに属するだろうか。この図鑑を確認することで、客観的に怒りタイプを把握することができるだろう。おすすめ関連記事【マジギレ】あの院長にも教えてあげたい、怒りを鎮める方法 #1怒りタイプⅠ爆弾タイプ爆弾タイプは、何か気に触ることがあれば一気に頭に血がのぼり、所構わず怒りが爆発してしまう。患者さんの前でも、その爆発は止まることを知らない。そんな爆弾タイプの院長が、経営しているクリニックに勤めているスタッフは、怒られるのが怖くなり、ミスを隠蔽しやすくなる傾向にある。もし、爆弾型の自覚があるなら、まずは「6秒数える」ということからはじめてみてはいかがだろうか。出来事が起きてから冷静に考えられる理性がくるまで、約6秒間かかると言われている。詳しいやり方は、上記にあるおすすめ関連記事を参考にしてほしい。怒りタイプⅡネチネチタイプスタッフを呼び出して、ネチネチ長時間責めるタイプ。一度怒り始めると、スタッフの休み時間は無いも同然だ。アドバイスをするのが好きなので、自分の言いたいことを全て伝えるまでスタッフを離さない。そんなネチネチタイプの院長が、経営しているクリニックに勤めているスタッフは、多くのアドバイスを受け、自分で考えて動くのが苦手になってしまう傾向にある。もし、ネチネチタイプの自覚があるなら、自分で考えて行動できるスタッフを育成するために、『宿題』を出してみてはいかがだろうか。スタッフを拘束してアドバイスをするのではなく、どうすればいいのかを考えてきてもらうのだ。怒りタイムが長くなることを防ぎ、よく考えることのできる素晴らしいスタッフが育つだろう。怒りタイプⅢ精神攻撃タイプスタッフに精神攻撃を交えつつ怒るタイプ。ため息混じりで怒ったり、イラついた態度を前面に出して精神的ダメージを与える。嫌味は止まらず、時には相手の人間性を否定する場合もある。人間性を否定してしまうと、例え正論を言っていたとしてもスタッフの納得と共感は得られず、信頼関係を築くことは難しくなるだろう。もし、精神攻撃タイプの自覚があるなら、相手の人間性ではなく、『行動』に焦点を当てるように意識してみてはいかがだろうか。今まで素直に受け入れることが出来なかったスタッフも、意見を聞き入れやすくなるだろう。怒りタイプⅣ八方美人タイプスタッフを叱ることに苦手意識を持っており、ビシッと言うことができないタイプ。スタッフ同士のトラブルがあったとしても、波風をたてずに、なんとなくやり過ごしたいと思っている。何かを伝える時も、相手に嫌がられないように遠回しな表現をすることが多く、何が言いたいのか伝わらない場合がある。そんな八方美人タイプの院長が、経営しているクリニックに勤めているスタッフは、ハッキリ言ってくれない院長に「頼りない」という印象を持っているかもしれない。また、何をしても怒られないため、お局問題が発生してしまうケースも少なくない。もし、八方美人タイプの自覚があるなら、まずはスタッフと腹を割って話すことからはじめてみてはいかがだろうか。本当に相手のことを思っていると言うことが伝われば、少し叱られたからといって、あなたのことを嫌いになるスタッフはいないでしょう。怒りタイプⅤ建設的タイプスタッフの気持ちを踏まえた上で、望ましい行動を促す動機づけができるタイプ。スタッフの共感と納得を得ることができている。そのため、叱っても関係が悪くなることはなく、むしろクリニック全体がいい方向に向かうことが多い。怒りタイプの理想系である。怒りもコントロールが重要以上、5つの院長の怒りタイプを紹介させていただいた。あなた、もしくはあなたの勤め先の院長はどのタイプだっただろうか。もちろん理想的なのは『怒りタイプⅤ建設的タイプ』だ。ただ、そう簡単に怒り方や考え方は変えられるものではない。まずは自分の怒りタイプを把握し、一歩ずつ変えていくという意識が大切だ。
小森 柚
2023年1月30日
給料がやる気を下げる?「働く理由」が見つからないあなたへ

給料がやる気を下げる?「働く理由」が見つからないあなたへ

歯科医療者のみなさんは、何のために仕事をしていますか?お金のため?生活のため?休みのため?人との繫がりを持つため?楽しいから?生きがい?患者さんを救いたい?社会貢献がしたい?人によって様々な目的があると思います。もし働く必要がないぐらいお金があったとしたら、みなさんは働くでしょうか。お金のために働くという方は『働かない』というでしょうし、他に目的がある方は『働く』というでしょう。仕事があるから休みを楽しめるという考えもあります。仕事がなかったら休みが休みでなくなってしまうのです。きっぱりお金のためという方は、正直者ですね。そんな働き方もあると思います。何を目的として仕事をするのか。それは重要な意味を持ちます。「好奇欲求」と「内発的動機」例えば自分の好きなこと、趣味を思い出してみてください。友達とおしゃべりをしているとき、買い物をしているとき、本を読んでいるとき、スポーツをしているとき、音楽をしているとき…気づいたときにはもう帰る時間なんてことはありませんでしたか。人間は好奇心旺盛な生き物です。それを好奇欲求といいます。夢中で取り組んでいる趣味があったとき、それがおもしろいと感じていれば時間を忘れて没頭しています。取り組んでいるときは、やっていること自体が楽しいので報酬は望んでないですよね。これを内発的動機といいます。ところが、夢中で取り組んでいたものでも、報酬を得ると目的が変わってしまうことが明らかにされました。報酬を得ると好奇欲求が無くなってしまう心理学者のデシは、外からの報酬は内発的動機づけを低減する、と主張しています。つまり、報酬は好奇欲求をなくさせる、というのです。この考えを実証するためにデシは、大学生に立方体を組み合わせていろいろな形態を作るパズルを4題出しました。その際、実験群には決められた時間内にパズルを解決すれば、1題につき1ドルの報酬を与えるとしました。一方、統制群には報酬については何も言わず、支払いもしませんでした。実験の後、彼らが何をしてもよい自由な時間を設定し、その間のパズルに対する興味、つまりパズルで遊んだ時間を測定しました。その結果、報酬をもらった学生は自由時間になるとパズルをやめ、報酬をもらわなかった学生は報酬をもらった学生の倍もパズルで遊んでいました。報酬をもらったことにより、内発的動機づけが低くなっていることが示されたのです。それは、内発的に動機づけられた行為が外的な報酬を獲得することで、その行為の原因を内的要因(好奇欲求)から外的要因(報酬)に変更したからです。報酬をもらわなかった学生は、パズルがおもしろいからパズルをしています。つまり、パズルをすることが目的であったのに対して、報酬をもらった学生は報酬の存在を知ることによって、パズルをすることは報酬を獲得するための手段である、と考えるようになってしまったのです。その結果、内発的動機づけが低くなり、代わりに外発的動機づけが高くなります。そして、もはや報酬が得られない自由時間になると、パズルで遊ぶことに興味を示さなくなりました。何のために仕事をするのかを考え直す仕事は働いた対価として報酬(給料)をもらうので、完全無償はボランティアになりますが、働くことの目的がお金に限定されたとき、その仕事はただの作業になってしまうのではないでしょうか。1日24時間のうち、身支度・通勤・お昼休みを入れたら仕事の時間は約12時間です。睡眠が7時間だとして、残りの自由時間はたった5時間です。一日の半分以上が仕事をしている時間なのです。せっかく同じ時間を過ごすのであれば、「かったるい」と言いながらただ時間が過ぎるのを待っているよりも、楽しみながら取り組んであっという間に感じられたほうがずっといいですよね。“何のために仕事をするのか“、一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。参考文献Deci,E.L.(1980)The psychology of self-determination.D.C.Heath&Company.
1D編集部
2022年3月1日
なぜ、金パラが下がると勤務医の給料は下がるのか?【歩合給の闇】

なぜ、金パラが下がると勤務医の給料は下がるのか?【歩合給の闇】

1Dをご覧のみなさま、お久しぶりです。「歯科保険診療と収益について考える」というnoteを書いている「ひら」です。前回寄稿した記事では、義歯の製作者である技工士の方々への配慮を欠いたこと、誠に申し訳ありませんでした。前回の記事は「材料をいっぱい使うと給料が上がる歩合制」や「金属代をはじめとする材料代が高騰すると歯科医院の人件費が増える仕組み」に対する問題提起をお伝えしたかったです。しかし、私の文章構成がつたなく、1Dのコメント・Twitterを中心にわかりにくいとのご意見を多数頂戴いたしました。1D編集部と協議し、今回は「歩合制の問題点」について真っ向から取り組んだ記事を書かせていただきました。前半では「歩合制の問題点」、後半では「前回の記事の問題点」を取り上げます。文章構成等について、前回の記事のコメント・twitterで頂いたご意見を参考にさせていただきました。感謝申し上げます。--- 以下本文になります。---勤務歯科医師の給料は固定給か歩合給になります。固定給は毎月○万円が給料になります。経営者との面談で昇給することもあります。この記事でトピックになるのは歩合給のほうです。歩合給では売上の○%が給料になります。例えばある月に30万点(=300万円)で自費が100万円を売り上げたとします。歩合率が20%の場合は(300万+100万)×20%=80万となり、この月の給料は80万円になります。求人サイトをみると歩合率は20%程度が一般的です。求人サイトでは「歩合給で頑張っただけ評価されます」と書かれることが多いです。では、この「歩合給制度」何が問題でしょうか?今回の記事では保険診療における歩合給の問題点を解説します。そもそも歩合給では医院の利益に貢献しているかを評価できていない歩合給は本来は歯科医院の利益に貢献している人を評価する制度のはずです。医療ですから、お金のことだけで評価するのがいいとは筆者は思いませんが、歯科医院も組織として、利益をださないと潰れてしまいます。なので、歯科医院に利益をもたらしている人を評価する必要があると思います。しかし、今の歩合給のもとでは医院の利益に貢献できている人を評価しているとは言い難いです。例えば、2006年には12%pdのFMCは661点でした。2020年7月には1391点になりました。この差分の1330点は、金属代の高騰によるものです。ちょっと脱線しますがFMCの点数は以下のように決まっています。2006年:保険技術料445点+保険材料料216点=661点2020年:保険技術料454点+保険材料料937点=1391点保険技術点とはFMCという物自体の点数です。昭和62年には厚生省大臣からの通知「製作技工に要する費用が含まれ、その割合は、製作技工に要する費用がおおむね100分の70、製作管理に要する費用がおおむね100分の30である。」ここのため、7割を技工料として支払うのが、好ましいとされています。保険材料料とは金属代です。厚労省が考える標準的な12%pdの使用量から算出された点数です。金属代が近年高騰しており、保険材料料の上昇は十分でないとの指摘もあります。今回の主題でないので、ここまでにしておきますが、これは「金パラ逆ザヤ」問題と言われています。仮に、保険材料料が金属代の分をちょうどカバーしていたとして、保険材料料からは歯科医院は利益は出ないはずです。しかし、歩合給のもとでは同じ大臼歯のFMCをセットした場合に2006年:661点×20%=1322円2020年:1391点×20%=2782円なぜか、2006年と2020年で同じことをしても2倍近く給料が変わってしまいます。2020年10月には金パラの値段は減額改定が行われるため、歩合給は下がることとなります(参考:金銀パラジウム合金「想定外」の減額改定は受け入れられるか?)。他にも歯周外科で骨を再生するのに用いられるリグロスという薬があります。リグロス1200μgは2832点あります。これは仕入れ値とほとんど同じです。用いた場合と用いない場合で給料は5660円ほど変わってきます。医院の利益はリグロスを用いても用いないのでも変わらないです。医院の利益を評価するという歩合給の趣旨からは、リグロスを用いることで給料が発生するのは不適切です。かつては、金属代もここまで高騰しておらず、リグロスなどの高額な材料は保険に少なく、単純な歩合制でも大きな問題は起こらなかったかもしれません。今は、金属代・高額な材料とお金がかかるようになってしまいました。時代の変化に「単純に売上の○%が給料という歩合制」では対応しきれてないように見えます。売上以外で貢献している歯科医師の取り組みを評価できていない今の時代は歯科医院の経営では保険診療でも口腔状態を維持する取り組みが大事になってきました。これは安定した口腔状態を持つ患者に定期的に来ていただき、衛生士を中心に口腔衛生指導を行えば、歯科医師のチェアタイムは極めて短く、材料代もかからないため、収益率が高いからです。例えば保険でSPT2(歯茎の検査、写真記録、口腔清掃を包括した項目)を行なった場合1197点(注)になります。継続来院への動機づけは歯科医院の経営戦略上、最も大事な戦術となります。雑な治療やカリエスの取り残しによって、定期的に来院していたのに治療になってしまっては、患者さんから不満が出てしまうし、歯科医師のチェアタイムが将来そこに投資されてしまうことになります。このような継続来院への動機づけに対する評価、やり直しの少ない治療に対する評価は歩合給では発生しません。「当院は予防管理型の歯科医院です」と求人して、「歩合給で頑張っただけ評価されます」と書いてあることもしばしばあります。補綴物のセットを行うと給料が上がる仕組みが、予防管理型の歯科医院の勤務医への評価として妥当でしょうか?歩合給のもとでは歯科医学的に妥当な治療が行われるために、歯科医師に道徳やモラルが要求されてしまう。この歩合給のもとでは、極力、型取りをして材料・金属代・技工料を多く使うことが給料アップへとつながります。例えばCRかインレーか悩むケースがあるとします。歩合給であるとここにインレーにすると歯科医師の給料が上がるという問題が発生します(参考:保険のメタルインレーは本当に赤字なのか?)。このことから歩合給のもとでは、歯科医学的妥当性のみで判断するはずのことに、歯科医師自身の生活や給料が頭によぎってしまいます。歯科医師個人がモラルを持って、治療するのは当然ですが、このような仕組みが医療に相応しいのでしょうか?まとめ今回は歩合給の問題を「そもそも歩合給では医院の利益に貢献しているかを評価できていない」「売上以外で貢献している歯科医師を評価できていない」「歯科医学的に妥当な治療が行われるために、道徳やモラルが要求されてしまう」の3点に絞って解説しました。ではどういう、給料体系・評価制度がいいのかというと筆者にもその明確な答えはないです。なかなか難しい問題です。今回は問題提起とさせていただきます。こういう評価制度がいいのではというご意見をコメントで頂けると幸いです。--- ここからは前回記事の問題点についてです。---多数のご意見ご感想をいただきました。代表的なものを取り上げさせていただきます。一般の方、研修医、若手Dr・歯科技工士・衛生士等でも誤解を招かないような記事構成にすべきご指摘の通りで、歯科医師以外の方々の視点は抜けていました。歯科医師は歩合給に馴染みがあるので、その視点からの記事になっておりました。歯科医師以外の方々の視点が抜けていることが記事の内容をわかりにくくし、技工士の方々への配慮を欠いておりました。誠に申し訳ありません。素人が読んだら歯医者は悪いことする人がいるんだと思う人もいると思うので、歯科が良くなって欲しいと思うならちゃんと発信してほしいご指摘のとおりです。申し訳ございません。歩合歯科医の給与体系を分かっていないと皮肉だと分からない。ご指摘のとおりです。今回の記事では歩合歯科医の給与体系についての説明の詳細を入れました。タイトルが悪い・皮肉だとわかりにくいご指摘の通りです。タイトルについては目にとまるようにと、インパクトをあるものにしておりました。「確かに最後まで読めばわかりますが、少し引っ張りというか題名のインパクトと強い…素直に題名から伝えたいことを書いた方が良かったのではと思います」というコメントも頂きました。インパクトあるタイトルにするにしても、「序盤に種明かしが良かった」とのご指摘もいただきました。タイミングが技工士問題を利用して炎上狙いなのか?前回の記事の公表の前日に、技工問題に関するライブ配信が行われたことと関連付けてのご意見もいただきました。前回の記事はタイトル・構成で「給料アップ」を主眼におくことにより、注目されることを狙ってはいました。しかし、技工問題と絡める意図はなかったです。技工士の方々も読む媒体だということが抜けており、技工士の方々への配慮が欠けたことが炎上の原因と考え、反省しております。ジョークや皮肉であっても自分の仕事への熱意が茶化されたかの様な表現が文書として出ることへの不快感があるご指摘の通り、技工士の方々を始めとする歯科医療者への配慮が欠けていたこと反省しております。歩合制の制度としての問題、点数と材料費の問題、オーバートリートにならないか歯科医師個人の道徳、モラルの問題なども含めてまとめた記事にしないといけない。ご指摘の点、最もだと思います。今回の記事で反映するよういたしました。削って詰めたりあれこれいらんことでもやればやるほど保険点数が上がる仕組みがあるから当然じゃないか?この問題については保険制度の問題ではなく、歩合給の方の問題だと考えています。保険点数は確かに必要性の薄い補綴物のやりかえを行うと上がります。しかし今の保険制度上、医院にとって利益になる行為は継続来院への動機づけを行い、長期安定した口腔内状態を作り、SPT2(歯茎の検査、写真記録、口腔清掃を包括した項目)の1197点(注)を算定していくことだと思います。今の保険の制度では、患者さんの利益になる長期安定した口腔内の維持に成功した医院へ保険点数は配分されていると思います。この度は多数のご意見・ご感想を頂戴し、ありがとうございました。この記事へのご意見・ご感想も、コメントやtwitterでいただけると幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。歯科セミナーなら「1D(ワンディー)」で!日本最大級の歯科医療メディア「1D」では、診療に役立つオンラインセミナーを多数開催中。もっと知りたい臨床トピックから超ニッチな学術トピックまで、参加したいセミナーが見つかります。下記ボタンから、開催中のセミナーを見てみましょう!開催セミナーを見てみる注:1197点の内訳再診料 53点明細 1点外来環 3点歯科衛生実地指導1 80点SPT2(20歯以上) 830点歯科疾患管理料 100点長期管理加算 +120点文章提供加算 +10点※かかりつけ強化型歯科診療所の場合
ひら@歯科保険診療と収益について考える
2020年9月27日

関連用語

レジン修復 (238)

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【速報】令和8年度診療報酬改定の骨子判明:歯科はプラス0.31%、物価高・賃上げへの「二段構え」の支援策が柱に
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
1D - 歯科医師/歯科技師/歯科衛生士のセミナー視聴サービスなら
© 2026 1D inc.