歯科用語集
2025年10月28日

OSCE

「OSCE」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

OSCE(Objective Structured Clinical Examination)は、客観的構造化臨床試験を指す。これは、医療従事者の臨床技能を評価するための標準化された試験方法であり、特に歯科医師や歯科衛生士の教育において重要な役割を果たす。OSCEは、1980年代に導入され、医療教育の質を向上させるために開発された。試験は、複数のステーションで構成され、各ステーションで特定の臨床技能や知識が評価される。これにより、受験者の実践能力を多角的に測定することが可能となる。


臨床における位置づけ・判断基準

OSCEは、歯科医師や歯科衛生士の臨床能力を客観的に評価するための重要な手段である。試験は、実際の臨床現場に即したシナリオを用いて行われ、受験者は患者とのコミュニケーション能力、診断能力、治療計画の立案能力などを示す必要がある。判断基準としては、技術的なスキルだけでなく、患者への配慮や倫理的な判断も含まれる。これにより、OSCEは単なる知識の評価に留まらず、実際の臨床現場での対応力を測る指標となる。

関連用語・類義語との違い

OSCEに関連する用語には、OSCEの前段階として行われる「筆記試験」や、実技試験の一種である「シミュレーション試験」がある。筆記試験は知識の評価に特化しているのに対し、OSCEは実践的なスキルを評価する点で異なる。また、シミュレーション試験は、特定の状況を模擬することに重点を置くが、OSCEは複数のステーションを通じて多様なスキルを評価するため、より包括的な評価手法である。これらの違いを理解することで、OSCEの重要性がより明確になる。

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OSCE(客観的構造化臨床試験)の理解と歯科臨床における活用法

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OSCEの定義と目的OSCE(Objective Structured Clinical Examination)は、医療教育における評価手法の一つであり、特に歯科医師や歯科衛生士の臨床能力を客観的に評価するために用いられる。この試験は、複数のステーションで構成され、各ステーションにおいて特定の処置や症例に対する診断能力や技術を評価する。OSCEの目的は、学生や研修医が実際の臨床現場で必要とされるスキルを習得しているかを確認することであり、教育機関において重要な役割を果たしている。OSCEの構成要素と実施手順OSCEは通常、複数のステーションから成り立ち、各ステーションでは異なる症例や処置が設定される。例えば、歯科臨床では、う蝕の診断、歯周病の評価、歯科治療の手順などが含まれることが多い。受験者は、各ステーションで限られた時間内に与えられた課題を遂行し、その結果が評価される。評価基準は明確であり、観察者がチェックリストに基づいて評価を行うため、客観性が確保されている。OSCEのメリットとデメリットOSCEの最大のメリットは、受験者の臨床スキルを客観的に評価できる点である。これにより、教育機関は学生の能力を正確に把握し、必要な指導を行うことが可能となる。また、受験者にとっても、実際の臨床環境に近い形での評価が行われるため、実践的なスキルを磨く機会となる。一方で、デメリットとしては、試験の準備に多くの時間とリソースが必要であることが挙げられる。また、試験の実施においては、評価者の主観が入り込む可能性があるため、評価基準の明確化が求められる。OSCEを活用した教育のコツOSCEを効果的に活用するためには、事前の準備が重要である。学生や研修医には、各ステーションで求められるスキルや知識を事前に理解させることが必要である。また、模擬試験を実施することで、受験者は実際の試験に向けた練習を行うことができ、緊張感を和らげることができる。さらに、フィードバックを通じて受験者の弱点を明確にし、改善点を指摘することが、次回の試験に向けた成長につながる。OSCEの歯科臨床への導入事例日本におけるOSCEの導入は、歯科医師や歯科衛生士の教育においても進んでいる。例えば、大学の歯学部では、OSCEを用いた評価が行われており、学生の臨床能力を高めるための重要な手段となっている。また、研修医の教育プログラムにおいても、OSCEを取り入れることで、実践的なスキルを身につけることが期待されている。このように、OSCEは歯科臨床における教育の質を向上させるための有効な手段である。OSCEにおける注意点と今後の展望OSCEを実施する際には、評価基準の明確化や評価者の訓練が重要である。また、受験者に対するフィードバックの質も、教育効果を高めるために欠かせない要素である。今後は、テクノロジーの進化に伴い、シミュレーション技術を活用したOSCEの実施が増えることが予想される。これにより、よりリアルな臨床体験を提供し、受験者のスキル向上に寄与することが期待される。
1D編集部
2024年6月1日
【連載】歯学部生、医者になる。#3「理想と現実」

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歯科医師として働きながら医学部編入を目指し、夢を掴んだ一人の男の物語。連載第3回目は、医学部に編入してからの生活をお届けします。>>#2「患者を殺さないために」夢の医学部ライフ医学部に入学してからは楽しい時間を過ごさせてもらっています。自分の好きな勉強をしつつ、歯科医の非常勤もさせていただき歯科の勉強もしつつお金ももらえると。しかし医学部に入学してから一番大切なことは勉強ではないと個人的に考えています。もちろん勉強はしないといけないのですが、まずは友人関係の構築が重要だと思います。医学部において進級するためのテストやCBTなどは単に教科書とにらめっこしても高得点がとれるわけではありませんし、学年によっては毎週テストが課される医学部ではいかに効率的に点数を取ることが重要となります。そのためには過去問やテストに関する情報が大切となります。もちろん教科書を読むことも大切ですし、最終的には読むべきなのですが、まずは進級し、国家試験に合格しないと医師になれません。大学の目的の一つは「仲間づくり」さらに学生時代は勉強以外にもバイトやはたまた恋愛や結婚後に再受験などをした場合には家庭など様々なことに時間を費やす必要があると思います。そのためにも効率的に点数をとり進級しましょう。ただ進級や点数のために同級生と仲良くなれというわけでもなく、同級生は将来の仕事仲間でもあります。自分と他の科へ進む場合でも自分の担当患者さんが他の病気などをもっている場合には他科へのコンサルトも重要です。その際に仲の良い同級生や先輩、後輩がいる場合にはお互いに仕事がやりやすくなります。まさに持つべきものは友です。まあ自分はそこまで完璧に友人関係は構築できているとは思わないのですが、ただとても重要です。そのためにはぜひ部活に入ることをおススメします。歯学部時代の同じ部活の同級生はいまでも連絡を取り合いますし、一生の友人だと思っています。もちろん医学部の友人もそうだと思っています。現実を見て、ふと考えることただ自分はたまに再受験してよかったのかと考えることがあります。確かに自分は運よく合格できました。しかし合格できなかったとしたら今頃どうしているのだろうかと。歯科医として非常勤で勤務していますが、歯科治療の奥深さを毎日感じています。自分としてはきちんと勉強して治療をしていますが、歯科医のみをされている方と比較すると中途半端なのではないかと考えることもあります。なかなか日程的に学会や勉強会などに参加することはできないからです。年齢のこともありますし、自分に多額の税金が投入されていると思うとなかなかどうして、僕で良かったのかと思う時もあります。そのようなことがあるので、自分のツイッターではあまり安易に再受験をしない方がいいというようにしています。医療系でない人はあまり実感ないと思うのですが、医学部に合格しても本当に単にスタート地点に立っただけです。そこから進級、CBT,OSCE、国家試験を経てやっと研修医。まずここまでが大変。その後で研修医を2年やり遂げる。その後に専門を決めて後期研修医。ここで専門医を取得してやっと医師と名乗っていいかなあというレベルだと思います。いや長い。医学部に合格しても国家試験に合格しない方もいらっしゃいますし、医師になってバンバン治療して治すのだと思っても現実は色々なことがあります。仕事は辛いからこそ楽しいただそのような簡単な道ではないからこそとてもやりがいがある仕事でもあります。僕は順調にいけば後1年と少しで国家試験です。無事に医師になれたら、当初の予定通り癌を専門にする予定です。ここまで読んでいただきありがとうございました。自分と同じように歯学部から再受験を考えている方の少しでも参考になればと書きました。ツイッター(@CByH1dDjwXfH7kt)もやっていますので、そちらもよろしくお願いします。
医大生 ときどき歯科医
2022年11月11日
【115回歯科医師国家試験】出題基準は変わらない?国試まであと半年、出題の要点を見直しておこう

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歯科医師国家試験は4年毎の出題基準の改定がこれまでなされてきた。次の改定のタイミングは115回歯科医師国家試験のタイミングであった。しかし、115回歯科医師国家試験は国家試験の出題基準が変わらない可能性が浮上してきた。2021年3月3日、厚生労働省医政局医事課試験免許室は『歯科医師国家試験制度改善検討部会報告書について』というプレスリリースを発表した。そこではこれからの歯科医師国家試験の出題方針や、多数回受験者への対応、歯科医師国家試験のコンピューター化といった多岐にわたる範囲でこれからの歯科医師国家試験のあり方が記されている。以下に箇条書きでそれを要約してみることにする。必修問題についてこれまで「1つ選べ」だけだったところを「2つ選べ」も採用する。問題数は80問を維持する。合格基準A領域、B領域、C領域の合格基準を見直し、総論と各論の2領域別に合格基準を設定する。相対評価で合格基準を決めることは変わらず。臨床実地問題は重みを置いて評価することも変わらず(恐らく1問3点なのは変わらず)。出題基準前回の報告書で充実を図るとした、高齢化等による疾病構造の変化に伴う歯科診療の変化に関する内容」、「地域包括ケアシステムの推進や多職種連携に関する内容」、 「口腔機能の維持向上や摂食機能障害への歯科診療に関する内容」、「医療安全やショック時の対応、職業倫理等に関する内容」については、今後も充実を図る。歯科医師として必要な、「和漢薬を服用する高齢者や全身疾患を持つ者等への対応に関する内容」 「医療のグローバル化に伴い、歯科医師による国際貢献がこれまで以上に求められている現状を踏まえた国際保健に関する内容」近年の歯科医療を巡る状況や歯学教育の教授内容を踏まえ出題を行う。臨床実習で経験する内容を考慮し、特に専門性の高い小児歯科や矯正歯科、口腔外科に関する内容は、臨床で遭遇する頻度等を踏まえて疾患等の位置付けを行う必要がある。CBTとの関連将来的には、共用試験(CBT)と国家試験 で出題内容を棲み分けし、出題範囲を絞ることについて議論を始める必要がある。共用試験臨床実習前OSCEと同様に、歯学系診療参加型臨床実習後客観的臨床能力試験(Post-CC PX)についても、将来的な国家試験への導入について検討を行うことが望まれる。多数回受験者への対応について受験回数制限等の導入は行わない。 ただし、臨床実習終了時から長期間経過した者や現在の診療参加型臨床実習前のカリキュラムによる実習を終えた者に共用試験前 OSCEやPost-CC PXを課す等の検討が必要である。歯科医師国家試験のコンピューター化についてより臨床現場に即した出題が期待でき、災害時や感染症の感染拡 大時等に柔軟な対応が可能となる。第三者による問題の評価国家試験終了後、試験委員だけでなく第三者による客観的な問題の評価が行われるようにすることが重要である。適用の時期以上を「早期に改善を行い、第116回試験(令和5年)から適用できるよう努める」と最後に記されている。例年では、4年毎に歯科医師国家試験の出題基準は変更されていて、115回国家試験は新たな出題基準になる予定だったが、新6年生が受験する115回は114回と同じ基準で出題されることになる。116回歯科医師国家試験を受ける新5年生はどのように過ごす?以上の変更が出題されるのは116回からということになるだろう。つまり、新5年生が受験する予定の116回歯科医師国家試験は、必修に「2つ選べ」が出ることで、問題のレベルが難化するのは間違いないといえる。そして、具体的な出題としては「和漢薬を服用する高齢者」とあることから漢方薬に関する出題がある可能性がある。歯科では口内炎に適応の半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)や、関節痛に適応がある芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)など11の漢方薬が保険収載されていて、2017年からは歯学教育コアカリキュラムに含まれていることから出題されてもおかしくはないはずだ。「国際保健に関する内容」とあることからWHOやCDCといった機関に関する問題の出題がされるかもしれない。コロナ禍により、ニュースでもWHOやCDCの文字はよく目にするようになったことから、一般教養的な要素もあるため、ここが出題されてもおかしくはないだろう。また、その先ではCBTとの出題範囲の住み分けが明確にされる可能性がある。病院実習前の学生に聞く質問と病院実習を経験した学生に聞く質問に分けるということは、臨床に即した問題を国家試験に出題したいともとれる。新5年生より下の歯学部学生の1Dニュース読者は、そこを意識して学生生活を過ごしてもいいのではないかと思う。【第115回歯科国試】直前ライブ講義【必修&出題予想】的中続出、dentalkokushi先生の人気講義をオンラインで開催!115回歯科国試で絶対に合格しておくために、最後の追い込みに集中しましょう。単なる知識の羅列ではなく、理由・思考過程についても詳しく説明し、dentalkokushi先生の過去問研究の成果を踏まえて出題可能性が高いところを徹底的に講義します。12月&1月の2回コースで115回歯科国試を乗り切る必修対策、出題予想です。お見逃しなく!今すぐ申し込む参考文献歯科医師国家試験制度改善検討部会報告書について, 厚生労働省, <URL>薬価基準による歯科関係薬剤点数表, 日本歯科医師会, <URL>
宇梶 淳平
2021年9月1日
明海大学歯学部でOSCEの漏洩が判明 関与者に処分

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明海大学歯学部で2020年2月に行った共用試験OSCE(objective structured clinical examination:客観的臨床能力試験)で、試験補助で参加した大学院生と専攻生が受験予定の学生2人に試験課題を事前に漏洩したことが分かった。同大学が今月2月4日に公表した。公益社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構(以下、機構)らの指摘を受けて学内調査を行ったところ漏洩の事実が判明し、機構の調査により当該試験が無効となり、12月12日にやり直し試験を実施した。課題を漏洩した大学院生及び専攻生(いずれも嘱託歯科医師として勤務)は学則に基づきそれぞれ12月2日付で無期停学処分を受け、就業規則に基づき12月15日付で嘱託歯科医師職を解雇された。漏洩に関与した学生2名については、学則に基づき12月2日付で無期停学処分とし、機構により当該年度の受験資格が取り消されたためやり直し試験の受験を認められなかった。また、教学を司る学長を訓告とするとともに、歯学部長、歯学部教授会、OSCE委員会委員長及びOSCE実行委員会委員長に対して厳重注意を行ったとしている。OSCE漏洩は過去にもOSCEは病院で実習を受けるだけの能力があるかを調べるための、臨床実習前の学生が受ける試験だ。医療面接、ラバーダム防湿、ブラッシング指導、保隙装置の説明、縫合、支台歯形成など全29課題から6課題が行われる。機構のウェブサイトにも「どの課題が出題されるかについては当日まで明らかにされません。すべての課題について十分な準備をしておいてください。」「不正行為や問題の漏洩等があった場合は、共用試験の適正な運用を妨げるおそれのある大学としてみなされ、共用試験への参加に関しては慎重な検討を行うことが定められています。」と書いてあり、問題の事前漏洩は許されていない。過去には、2014年に長崎大学歯学部でOSCEの漏洩が発覚している。歯学部で2014年9月に5年生を対象に行われた試験で、試験前日の手順確認で模擬患者役を務めるなどした長崎大学病院の歯科の研修医3人が、本番の試験で出される課題を後輩の学生3人に漏らしたという。課題はLINEなどを通じて、受験予定の学生49人全員に伝えられた。試験は11月に再度やり直され、問題を漏らした研修医3人を戒告の懲戒処分に、課題を聞き出した学生3人には、再試験の受験を認めず、留年にしたという。医学部では同様の漏洩が横浜市立大学医学部で起きている。4年生2人の指示を受けた3年生2人が2014年2月28日夜、「忘れ物をした」と警備員にうそをついて試験会場に入り、壁に貼られていた問題4問を携帯電話で撮影、メールで送信した。別の4年生2人が問題をメールに書き起こし、受験する4年生95人全員に予想問題として送信した。試験当日の3月1日、匿名の告発メールが教授に届き大学が調査。指示した4年生2人と撮影した3年生2人を停学3カ月、メールを送った4年生2人を停学1カ月とした。予想問題として送る前に相談した4年生11人も戒告としたという。この時もOSCEは停学処分の学生を除いて再受験になったという。社会通念上、OSCEには公平性が求められている。病院で実習を受ける以上しっかりとした心構えで受けてほしいものである。参考文献共用試験歯科系OSCEの不正漏洩について, 明海大学, <URL>共用試験歯学系OSCE 2020年度 課題と学習目標, 公益社団法人社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構, <URL>長崎大学 OSCE試験内容を事前に学生に漏らす 歯学部, 政治経済・時事・倒産情報のJCNET(ジェイシーネット), <URL>カンニングで学生6人停学 横浜市大医学部, 日本経済新聞, <URL>
宇梶 淳平
2021年2月27日
OSCEの倒し方:OSCEに落ちないための3か条

OSCEの倒し方:OSCEに落ちないための3か条

今回の記事では、「OSCEの倒し方」と題して、歯学部生向けに共用試験歯学系OSCEで失敗しないコツをお伝えする。OSCEとはObjective Structured Clinical Examinationの略で、CBTとともに臨床実習に登院するための試験である。OSCEでは、モデル・コア・カリキュラムに基づいて全国の大学が協力して作成した29の課題と評価項目から、6課題が出題される。どの課題が出題されるかについては当日まで明らかにされないため、すべての課題について十分に準備をしておく必要がある。OSCEに合格するための3か条「OSCEの倒し方」とタイトルにはあるものの、実際は所属する大学で定められた臨床実習で学習したことを行うことができれば、落ちることはない。OSCE前には臨床実習を復習し、できれば友人と練習(今年は新型コロナウイルスの問題もあるためオンラインの方が良いだろう)を行うことをお勧めする。4年生が臨床実習でよく注意されるポイントより、1Dオリジナルの”3か条”を挙げておく。その1、歯種・部位を間違えるべからずその2、切削器具は必ず空回しを行うべしその3、患者の顔の上で器具を操作するべからず至極当然のことではあるが、人間は緊張で頭が真っ白になることがある。なので、試験直前にこの”3か条”を再度確認してみてほしい。OSCEの攻略ポイント続いては、「歯学系OSCE資料 2020年度」を見ていこう。課題に関する共通事項として、以下が挙げられている。【服装、身だしなみについて】服装、身だしなみはすべての課題で評価されます。所属する大学で定められた臨床実習時の服装、身だしなみに従って受験してください。〈Point〉前々日には準備物をすべて用意しておこう。前日の夜に用意を始めると「学校に○○を忘れた!」となっても学校が閉まっている可能性がある。また、白衣はアイロンをかけて自分を律しよう。必要以上に準備しても損はないはずだ。【課題について】第1課題開始前に全6課題が提示されます。試験時間は5分間です。課題文を読む時間は、試験時間とは別に1分間用意されています。課題文は試験中でも読み直しができます。〈Point〉課題文を読む1分間は長いようで短い。なるべく焦らず、注意深く課題文を読んでほしい。その際、ただ文章を読むのではなく、頭の中で状況を思い浮かべながら読めるとなお良いだろう(例:「この患者さんの口腔内はこうなっていて~」「歯式がこうだから右上の〇番だな」)。また、④に記載してある通り課題文は読み直しが可能なので、実際に患者さん(模型)に対面した後に、状況や歯種を再確認しよう。【課題実施中の留意事項】①ステーション間の移動、課題の開始、終了等については全体進行の指示に従ってください。②移動中に不明な点がある場合は、誘導係に指示を求めてください。③課題実施中に器具の落下、破損等、課題実施の続行に支障が生じた場合は、評価者に指示を求めてください。 〈Point〉課題実施中、何かトラブルが起きた場合は焦って自分で解決するのではなく評価の先生に指示を求めよう。勝手な行動をとってしまうと減点対象になる可能性があるので注意が必要だ。その他、各課題の学習目標は「歯学系OSCE資料 2020年度」に記載されている。この学習目標をしっかりと読み込んで、漏れなく実施できるように練習を重ねよう。歯科セミナーなら「1D(ワンディー)」で!日本最大級の歯科医療メディア「1D」では、診療に役立つオンラインセミナーを多数開催中。もっと知りたい臨床トピックから超ニッチな学術トピックまで、参加したいセミナーが見つかります。下記ボタンから、開催中のセミナーを見てみましょう!開催セミナーを見てみる
1D編集部
2020年12月28日

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