歯科用語集
2025年10月28日

規格

「規格」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

規格とは、特定の製品やサービスに対して求められる基準や仕様を定めたものである。語源は「規」と「格」であり、「規」は規則やルールを意味し、「格」は基準や形式を示す。歯科においては、器具や材料の品質を保証するための基準が設けられており、これにより患者に対する安全性や効果が確保される。規格は、国際的なものから国内のものまで多岐にわたり、歯科医療の質を向上させるために重要な役割を果たしている。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床現場において、規格は治療に使用する器具や材料の選定において重要な判断基準となる。例えば、歯科用インプラントや義歯の材料には、特定の規格が設けられており、これに適合する製品を使用することで、治療の成功率が向上する。また、規格に基づく製品は、保険点数の算定にも影響を与えるため、歯科医師は常に最新の規格情報を把握し、適切な選択を行う必要がある。

関連用語・類義語との違い

規格に関連する用語としては、「基準」や「標準」がある。基準は、特定の条件や状況に対する評価の指針を示すものであり、標準は、一般的に受け入れられている水準を指す。規格はこれらの用語と異なり、具体的な数値や仕様を明示するものであるため、より厳密な意味を持つ。歯科においては、これらの用語を正確に理解し、適切に使い分けることが求められる。

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規格の理解と活用。歯科臨床における処置と術式の判断ポイント

規格の理解と活用。歯科臨床における処置と術式の判断ポイント

規格とは何か?歯科における重要性規格とは、特定の分野において標準化された基準や仕様を指す。歯科においては、器具や材料、治療法に関する規格が存在し、これに従うことで安全かつ効果的な治療が可能となる。特に、歯科用器具の規格は、患者の安全を確保するために重要であり、適切な使用が求められる。また、規格は治療の質を均一化し、医療従事者間での情報共有を円滑にする役割も果たす。これにより、歯科医師や歯科衛生士は、最新の知見や技術を基にした処置を行うことができる。歯科用器具の規格とその適用歯科用器具には、各種の規格が設定されており、これに基づいて製造される。例えば、歯科用ハンドピースやインプラントなどは、国際的な規格に準拠していることが求められる。これにより、器具の性能や安全性が保証され、患者に対するリスクを低減することができる。さらに、規格に従った器具を使用することで、治療の精度が向上し、術式の選択肢が広がる。これにより、歯科医師は患者の症状に応じた最適な処置を行うことが可能となる。規格に基づく治療のメリットとデメリット規格に基づく治療には、いくつかのメリットが存在する。まず、患者の安全性が向上することが挙げられる。規格に従った器具や材料を使用することで、治療中のトラブルを未然に防ぐことができる。また、治療の質が均一化されるため、患者に対する信頼性が高まる。一方で、デメリットとしては、規格に従うことで柔軟性が失われる可能性がある。特に、特殊な症例に対しては、規格に縛られずに独自の判断が求められることもあるため、注意が必要である。規格の導入における注意点規格を導入する際には、いくつかの注意点がある。まず、最新の規格に常に目を向けることが重要である。歯科医療は日々進化しており、新しい技術や材料が登場するため、古い規格に固執することは避けるべきである。また、規格に従った器具や材料を選定する際には、信頼性の高いメーカーからの調達が求められる。これにより、治療の質を維持しつつ、患者に対するリスクを最小限に抑えることができる。臨床での規格活用の具体例臨床において、規格を活用する具体例としては、インプラント治療が挙げられる。インプラントの設計や材料には、国際的な規格が存在し、これに基づいた製品を使用することで、治療の成功率が向上する。また、歯科用レントゲン機器においても、規格に従った機器を使用することで、放射線被曝を最小限に抑えつつ、正確な診断が可能となる。これらの具体例は、規格の重要性を示すものであり、歯科医師や歯科衛生士が常に意識すべきポイントである。まとめ:規格の理解とその活用規格は、歯科臨床において非常に重要な要素である。適切な規格に基づいた器具や材料を使用することで、患者の安全性を確保し、治療の質を向上させることができる。歯科医師や歯科衛生士は、常に最新の規格に目を向け、臨床における適用を考慮することが求められる。これにより、より良い治療を提供し、患者の信頼を得ることができるであろう。
1D編集部
2024年6月1日
最大張力の理解と臨床応用。歯科治療における症例と術式の判断ポイント

最大張力の理解と臨床応用。歯科治療における症例と術式の判断ポイント

最大張力とは何か最大張力とは、材料や組織が引っ張られた際に耐えることのできる最大の力を指す。歯科においては、特に歯科材料や補綴物の設計において重要な概念である。例えば、歯科用のセラミックやレジンなどの材料は、最大張力を考慮して選定される必要がある。最大張力を理解することで、歯科医師は適切な材料選定や治療計画を立てることができ、患者に対してより良い治療結果を提供することが可能となる。最大張力の測定方法最大張力の測定は、主に引張試験によって行われる。この試験では、材料に対して一定の速度で引っ張る力を加え、その際の応力とひずみを測定する。歯科材料においては、ISO規格に基づいた試験が行われることが一般的であり、これにより材料の特性を客観的に評価することができる。最大張力の測定結果は、材料の選定や治療法の判断において重要な情報となる。最大張力と歯科材料の選定歯科治療において使用される材料は、その最大張力に基づいて選定される。例えば、補綴物やインプラントなどは、患者の咬合力に耐えることが求められるため、最大張力が高い材料が選ばれることが多い。具体的には、セラミックや金属材料は高い最大張力を持つため、臼歯部の補綴物に適している。一方で、前歯部には美観が重視されるため、適切な材料選定が求められる。最大張力の臨床的意義最大張力を理解することは、歯科医師にとって臨床的に重要である。適切な材料選定は、治療の成功に直結するため、最大張力を考慮した判断が求められる。例えば、咬合力が強い患者に対しては、最大張力の高い材料を使用することで、補綴物の破損リスクを低減することができる。また、最大張力を考慮することで、治療後の患者の満足度を向上させることが可能となる。最大張力に関する注意点最大張力を考慮する際には、いくつかの注意点が存在する。まず、材料の最大張力は、使用条件や環境によって変化する可能性があるため、実際の臨床環境での評価が重要である。また、最大張力が高い材料を選定することが必ずしも最適解ではない場合もある。例えば、柔軟性が求められる部位には、適度な最大張力を持つ材料が適していることもあるため、臨床判断が必要である。最大張力を考慮した治療法の導入最大張力を考慮した治療法の導入は、患者に対する治療の質を向上させるために重要である。歯科医師は、最新の研究やガイドラインを参考にしながら、最大張力を考慮した材料選定や治療法を導入することが求められる。具体的には、補綴物の設計やインプラントの選定において、最大張力を意識することで、より安全で効果的な治療を提供することが可能となる。まとめ最大張力は、歯科治療において非常に重要な概念であり、材料選定や治療法の判断において欠かせない要素である。歯科医師は、最大張力を理解し、臨床に応用することで、患者に対してより良い治療結果を提供することができる。今後も、最大張力に関する研究や情報を積極的に取り入れ、臨床に役立てていくことが求められる。
1D編集部
2024年6月1日
シャープニングってムズくない?DHかっきーが教える、本当に使えるキュレット講座

シャープニングってムズくない?DHかっきーが教える、本当に使えるキュレット講座

歯科衛生士のみなさん、手用スケーラーのシャープニングをしっかり行っていますか?忙しさに追われる日々、時間が足りない…。そして、シャープニングに自信がないという悩みを抱える人も多いかもしれません。そこで、今回はGキュレット/スケーラー「est 2」を開発・販売する株式会社YDMご協力のもと、実力派の現役歯科衛生士(かめだ歯科医院チーフ)柿沼八重子さんにインタビューしてきました。柿沼さんからは、シャープニングのポイントや実際に「est 2」を使用してみた感想など、貴重なお話しをたくさんしてもらいました。左右両利きDHかっきーこと柿沼八重子さん正しいテストスティックの使い方ーーー新人の衛生士さんはキュレットがうまく研げているかどうかの判断が難しいと思いますが、柿沼さんはどのように指導されていますか?新人の衛生士さんには、まずはテストスティックの使い方から説明しますね。テストスティックを使うときに、正しい角度で行わず自分の引っかかるところで確認しちゃうと、研げていると思っていたキュレットが実際、口腔内で使うと研げていないため、歯石がうまく取れないということがよくあります。ですので、まずは正確にテストスティックで確認できることがとても重要だと伝えています。ーーーシャープニングは正しい角度があると思いますが、テストスティックを使うときの角度はありますか?テストスティックを歯の根面と見立てて、キュレットの第一シャンクを平行にします。軽い力で食い込ませると、よく聞くと音が出ていると思います。先端と真ん中、後ろの部分の三箇所の音を確かめています。脱・自己流!確実なシャープニング技術を手に入れようーーーシャープニングをする際に気をつけるポイントなどはありますか?まずは、シャープニングをする前にブレードの構造やどこで歯石を取るのか、じゃあどこを研がないといけないのかというのをよく考えてもらってから研いでもらいます。では、正確に研ぐにはどうしたらいいのかというので分度器のコピーをうちの医院の壁に貼っています。それを目安にして新人の子とかはやっていますね。・Gキュレットシャープニング(側面)ダウンロードはこちら・Gキュレットシャープニング(先端)ダウンロードはこちらあとは始めの角度は変えない。だんだん自分の癖で変わってきちゃうのと、どうしても先で歯石を取るので先ばっかりで研いじゃうことがよくあります。実際のブレードは上から見ると真っ直ぐで、70度から80度の角度がついているのが正しいです。ブレードの形状を頭でしっかり理解した上で、どこを研がないといけないのか、どのように砥石を動かすのが適切なのかを理解しておく必要があります。そうしないと、キュレットもすぐにダメになっちゃいますからね。ーーーシャープニングの頻度やタイミングについてはどうですか?切れ味が鈍くなったカッティングエッジは、摩耗して光の線が出てきます。その状態でテスターで確認しても滑ってしまったり、引っかからないようであればシャープニングを行います。私はシャープニングを毎回必ず行う必要はないと考えています。よく確かめて、一度使ってもまだひっかかるようであれば、もう一度使えるかなという感じですね。自分の中でなんとなく部位によって使うキュレットが決まっているんですが、歯石を取る根面に対して「これは鋭く尖ってた方がいいかな」とか「これは尖ってなくても8割くらい研げていれば十分に歯石が取れるな」など自分で考えながらシャープニングを行っています。ーーーシャープニングの重要性を知ってもらうためにはどうしたらいいでしょうか?本当に切れるキュレットというものを知らない衛生士さんがたくさんいるんですよね。だから、切れるキュレットと切れないキュレットの違いを体験してもらうことが大切だと思っています。そうすることで、研いだ後のキュレットがどれだけ切れるようになるのかを実感してもらえるんですよ。あとは、砥石がない歯科医院もまだまだ多いです。あったとしても、先生が学生の時に使っていた砥石一個だけとか、そんな医院も存在します。セミナーに参加してくれる方は砥石を用意してもらっているんですが、そこで初めてシャープニングをする衛生士さんもいらっしゃったりするので、そういった医院の先生方にもっと興味を持っていただけるといいですね。ーーー砥石にも種類がありますが、柿沼先生はどの砥石を使っていますか?私は基本的にYDMさんのセラミック砥石を使っています。この砥石には溝が入っていて、シャープニングをすると先端の部分が尖ってきちゃうので、その尖っている部分をこの溝で研ぐことができるんですよ。溝の使い方を知らない衛生士さんは多いと思うので使ってみてもらいたいですね。あと、形態修正を大幅にしたいときはアーカンサス砥石を使っていて、ちょっと研げば元に戻るといった感じのときはセラミック砥石など使い分けて使用しています。ーーーシャープニングをする上で気をつけていることはありますか?砥石も目詰まりしちゃうとキュレットがうまく研げないので、砥石もちゃんと管理しないといけないというところですかね。やっぱり一番はMY砥石で自分で管理していくことで、ちゃんと洗ってから超音波につけたりスポンジの柔らかいところで洗って、目詰まりを取り除いて滅菌しておくっていうようにしていくのが長く使えるコツかなと思います。自分に合ったスケーラーの選び方とはYDMさんのスケーラー「est 2」を実際に使用した感想を柿沼さんに聞いてみました。ーーー実際に「est 2」を使ってみていかがでしたか?「est 2」のミニをいろんなところに使ってみたのですが他のメーカーさんのキュレットのミニよりもYDMさんの方がブレードが短いので歯肉を傷つけずに部分的なところに使いやすくて良かったです。特に、下顎6番の分岐部や下顎の前歯部の舌側、上顎4番、5番の口蓋側の当てづらいところにちょうど良いと感じましたね。新人の衛生士さんにも使ってもらって、その子は普段、親指がすごく曲がっちゃう、しなっちゃうそうなんですが、シリコンで太めのカラフィーハンドルは握りやすくてとても使いやすいと言っていました。自分に合うキュレットを見つけるのに時間がかかることがあるのですが、YDMさんのキュレットはハンドルも種類がたくさんあるので、同じメーカーで自分に適したキュレットを見つけられるのはすごくいいなと思いました。ーーーキュレットの硬さはどうでしたか?他のものと比較して使ってみたのですが、やはり金属の硬度が高いという感じはしました。シャープニングの頻度は減るかなと思うのと、耐久性があってすごく長く使えると思うのでシャープニングをして自分好みの使いやすいキュレットにしていくといいのかなと思います。ーーースタンダードのハードが一番売れているそうですが、柿沼さんはどの種類が使いやすいですか?断然ミニですね!!笑ハードだと重度のPの患者さんとかじゃないと、入れにくいと思うのでシャープニングをしてうまく使っていくのがいいかもしれないです。セミナーを受けにいらしてくれる衛生士さんは、スタンダードのキュレットを使用している方が多いです。長いスケーラーだと余分なところに当たってしまうので、ミニの利点を伝えたいんですけど、実際にミニを使っている衛生士さんは本当に少ないんですよね。ーーー新人の衛生士さんにはどのタイプのスケーラーをおすすめしますか?そうですね、新人の方が重度の歯周病の患者さんを診る機会は少ないと思うので、キュレットの構造を理解するためにはスタンダードのキュレットから始めていただくのが良いと思います。歯周ポケットが深い患者さんのSRPをするようになって、スタンダードがやりづらいと感じる場合はミニに変えてもらうとそれだけで深いポケットに届くと思います。スタンダードなキュレットを使いこなせれば、ミニのキュレットも使いこなせますが、逆にミニから始めてしまうと、スタンダードなキュレットを使いこなすのは難しいと思うので、最初は基本的なキュレットから始めていただきたいですね。ーーーインスツルメントの導入は院長先生が判断されている医院も多いと思いますが、スケーラーの良し悪しをどうすれば衛生士さんが知ることができますか?新人さんだと勤務先の医院にあるキュレットか、学生のときに使っていたキュレットを使用することが多いですが、それでは使いづらいと思うんです。私が勤めているところは比較的いろんなキュレットが揃っていて、学生の時はすごくハードなものを使っていたのでこんなに柔らかいものがあったんだなと感じました。セミナーに出るとそこで推奨しているキュレットをいただくこともありますし、私はいろんなメーカーのキュレットを患者さんの口の中で試してみて、どのような違いがあるかを確かめていました。例えば、この部位には大きいキュレットは使いづらいけど、ミニサイズなら入るなど自分で調べたり、カタログをとったりセミナーに参加して地道に比較していましたね。患者さんの性別や歯の状態に応じて使い分けることもできるので、1つのメーカーに偏らず、様々なメーカーのキュレットを用意しておくのは良い方法だと思います。ーーーYDMさんのキュレット「est 2」はどういった患者さんに合っていると思いましたかミニに関しては重度のPで分岐部が露出しちゃっている患者さんとか、細かい部分の歯石を取るのにすごく使いやすかったです。ゴツゴツした歯石がついている典型的な歯周病の人とかは超音波で今はとっちゃたりしますけど大体を超音波で取った後、ラフな感じでソフトのスタンダードが使えると思います。最上級を意味するest。より美しくシャープに持続する切れ味YDMさんに「est 2」の特徴を聞いてみました。①磨かれたシャープな刃と新鋼材で切れ味が持続国内材料メーカーと共同開発したオリジナルの新鋼材「Dual Steel」を採用。200種類以上ある規格内のステンレスではなく、YDMオリジナルの鋼材を作ることによって理想的な硬度と切れ味を実現しました。②ブレードが短く、日本人の歯周ポケットに入れやすいスケーラーは、ハード、ソフト、ミニの3種類。小さいタイプだと歯肉を傷つけずに深いところまで入れやすいという現場の意見を反映し、それぞれ従来のものよりブレードを短くし、さらに日本人のポケットに入れやすい形状に変更しました。ハードは側方圧が加えやすいので多様な歯石に使いやすく、ソフトはハードに比べてしなりがあるので超音波スケーラーで歯石を取った後の細かな歯石を取るのに向いています。ミニタイプはさらにブレードの長さを短くし、第一シャンクは長くなっているのでポケットが深い方に使いやすく、特に前歯部などの小さいところに入れやすいのが特徴。③選べる5つのハンドルと豊富なカラーバリエーションハンドルはステンレスと、シリコンタイプのものがあり、「サクラ」、「カラフィー」、「TOIRO」、「角柄」、「丸柄」の5つから自分に合ったものを選べます。カラーも豊富で識別がスムーズなため、症例に合わせて使えるのがポイントです。現場の声を反映して開発されたオリジナルスケーラー「est 2」実際にSRPを行っている現場の声を反映し、開発されたオリジナルのスケーラー「est 2」。「自分にあったキュレットがなかなか見つからなくて困っている」「どのメーカーのキュレットがいいのか分からない」という衛生士さんにおすすめのスケーラーです。ぜひ、この機会にシャープニングを見直して、効率的に歯石除去できるスケーラーを手に入れてみてはいかがでしょうか。気になった方はぜひ一度、資料を見てみてください。詳しくはこちら
1D編集部
2023年7月4日
逆に「この人と働きたくない……」と思わせるNG証明写真5選

逆に「この人と働きたくない……」と思わせるNG証明写真5選

証明写真は、転職活動で履歴書とともに必要不可欠とされているアイテムです。応募者の第一印象が決まるということもあり、なるべく良い証明写真を撮りたいという方も多いでしょう。でも、良い写真って具体的にどんなものか、よくわからない……と思ったことはありませんか?そこで今回は「逆に」NG例を通して証明写真のポイントを大公開! ダメな証明写真がわかれば、良い証明写真のコツは自ずと掴めるもの! この記事でNG例をチェックして、証明写真撮影時の参考にしてみてはいかがでしょうか?NG証明写真例目を閉じている……表情がわからないのでNG!さらに、写真のチェックができない=仕事がいい加減だと見なされます。パジャマ姿で写っている……清潔感がないのでNG!証明写真を撮るときでさえパジャマということで、元気がない印象を与えてしまいます。背景にネコがいる……応募者本人以外が写っているのでNG!周囲の環境を気遣い整えることができない=仕事がいい加減だと見なされます。ネコなどの生き物はもちろん、他の人物が写っている写真もアウトです。とくに複数の人物が写ってしまっている場合、どの人が応募者なのか不明瞭になってしまうので、応募用に使用することは避けましょう。ピースサインをしている……姿勢がよくないのでNG!TPOを弁えられない人だとも見なされます。同様に、芸能人の宣伝写真のような、角度をつけたポーズもNG。証明写真はあくまでも証明写真であることを忘れないようにしましょう。写真サイズがパスポート用……規格が間違っているのでNG! サイズが間違っていると規格の確認ができない人と思われてしまいます。パスポート用写真を証明写真用に無理やり整えるのもNG。撮影サイズにより写っている比率や余白、人物のサイズ感が異なるので、基本的に別サイズの写真を他のサイズに流用はできないと覚えておきましょう。証明写真のポイント 表情がわかる……証明写真は本人を確認するためのものです。表情がわかりにくい写真は、すなわち本人だとわかりにくい写真だということ。表情がしっかりと映るように、服装はもちろん前髪などの細部にもこだわってみましょう。ちなみにメガネはかけたままで問題ありませんので、メガネユーザーはご心配なく。清潔感がある……清潔感があると、周囲や患者に配慮できる人という印象を与えられます。また、医療の現場に清潔さが求められることは言うまでもありません。証明写真撮影時には、きちんと皺を伸ばしたスーツやYシャツを着用しましょう。衣類が黄ばんでいないかも確認してみてください。シンプルな背景 ……証明写真には、背景を含め、応募者本人以外が写らないようにします。本人以外が写っていると、細部に気を使えない人だと思われてしまうかもしれません。背景には白・グレー・水色の1色~グラデーションがオススメです。最近は清潔感をプラスできる水色が人気を博しています。正しい姿勢……好印象な写真が撮れるよう、正しい姿勢を意識しましょう。コツは、背筋を伸ばして、カメラをまっすぐ見るような姿勢で撮影すること。顎の角度によっては不躾な態度に見えてしまうこともあるため、少し引いておくとベストです。写真のサイズを合わせる……一般的な履歴書用写真のサイズ、40×30mmに合わせた写真を撮りましょう。証明写真機で撮影した場合は、写真をキレイにカットすることも大切です。歯科の場合、写真の貼り方などで「手先の器用さ」や「丁寧な仕事をする人」かどうかを見ている先生が多い傾向です。送る前にもう一度、写真を確認してみましょう。好印象な証明写真で書類選考率をアップさせよう!今回はNG証明写真例と証明写真のポイントをご紹介しました。歯科医院によっては、ホームページに「歯科医師紹介」が写真付きで設けられているところもあります。興味のある歯科医院の「歯科医師紹介」を見て、どんな写真なら好印象なのか、研究してみるのもいいでしょう。短時間で様々な歯科医院をチェックしたい、応募先をもっと吟味したいという方は「デンタル採用」に参加するのもオススメです。デンタル採用とは、匿名で全国各地で成長し続けている医療法人・医院と出会えるオンラインの合同説明会です。説明会参加も勤務先も全国対応の歯科医院ばかりなので、手軽に複数医院の説明を聞くことができます。匿名でエントリー可能なのも安心!
1D編集部
2023年5月1日
小児に対する局所麻酔薬の安全使用量「HC/6ルール」を新提案

小児に対する局所麻酔薬の安全使用量「HC/6ルール」を新提案

九州⼤学⼤学院⻭学研究院の⼀杉岳講師、東京⼥⼦医科⼤学⻭科⼝腔外科佐々⽊亮講師らは、世界中の⿇酔薬の最⼤推奨⽤量に準ずる基準を⾒直し、⽇本の⼩児⻭科治療に適した局所⿇酔薬の安全な最⼤推奨⽤量(maximum recommended dose: 以下MRD ※1)を⿇酔薬の種類を問わず簡単に求められる「体重6kg 毎に⻭科⿇酔薬の注射を半分ずつ増やす」ルール、「HC/6(Half Cartridge/6 kg)」ルールを新たに提案した。今回提案したルールは、安全な⼩児⻭科治療中の事故防⽌及び予防に役⽴ち、また⻭科医師側の不安も軽減することが期待される。研究成果は⽇本⻭科⿇酔学会雑誌に2023年1⽉15⽇(⽇)に掲載された。小児歯科における局所麻酔薬使用のリスク小児の局所麻酔薬使用上限量のエビデンスはいまだ整っておらず、現在「年齢、麻酔領域、部位、組織、症状、体質により適宜増減する」という記載にとどめられている。海外の報告ではあるが、約7割の医療者は診療時に局所麻酔薬の最大使用量を意識しておらず、小児歯科専門医と一般歯科医を対象とした調査では、回答者の69%が最大推奨用量(MRD)を知らず、87%がその計算方法を知らなかったという。日本歯科麻酔学会の「安全な歯科局所麻酔に関するステートメント」では、歯科用局所麻酔剤のMRDを提示しているがその計算は煩雑であるため、歯科医師が小児の治療時に際してMRDを遵守することは容易ではない。本研究では小児に対する局所麻酔薬中毒の予防に焦点を当て、現在世界で使用されているガイドラインの局所麻酔薬のMRDを検討し歯科用局所麻酔薬の安全な使用量についての新たな簡便なMRD基準についての提案が行われた。従来の簡略化法「ルール25」現在のガイドラインで使用されているMRDの算出方法を簡略化した「ルール25」があり、この方法は「局所麻酔薬の種類を問わず、MRDを算出するのに体重25ポンド(およそ11.34kg)ごとに局所麻酔薬を1カートリッジ(1.8 ml)分ずつ加算する」というものだ。この方法では最初からMRDをカートリッジの本数として計算するため簡便に求められる。さらに、局所麻酔薬の種類を問わないことも利点とされている。しかし、この「ルール25」は年代的に後発で提唱されたためか認知度や教育における採用度が低く、米国基準であるため患者体重はポンドとなっている。また世界ではカートリッジの容量の規格も異なるため統一規格にはならないことや、使用量がかなり抑えられていることも重なり普及が進んでいないという問題が残っている。改良を加えた新基準「HC/6ルール」同研究グループは「ルール25」をより実際の診療に利用しやすくするため、「体重をキログラム(kg)で表示」「体重の設定間隔を6kgとする」という2点を改良し日本での汎用性を高めた。「ルール25」では、体重およそ11kgおきに局所麻酔薬のMRDを1.8 mlカートリッジ1筒と設定されていたため、MRDの間隔が大きく実際の小児治療に細やかに対応できない。この新基準では、体重6kg当たりでカートリッジ半筒(a half cartridge)ずつMRDを増やすことになるため「HC/6ルール(Half Cartridge/6 kg ルール)」と仮称している。従来と同様に局所麻酔薬の種類を問わないため、国内で利用されている8万倍(7.3 万倍)アドレナリン含有2%リドカイン、3%メピバカイン塩酸塩、3%プロピトカイン塩酸塩いずれでも簡単にMRDを求められる。「HC/6ルール」はほとんどの場合AAPDG、MT‒MRD、Clark’sルールの3つのガイドラインで算出されるMRDよりも小さくなるため安全性は高い。この基準を採用することで小児の局所麻酔薬中毒のリスクが大きく軽減することが期待されている。※1 最⼤推奨⽤量(maximum recommended dose: MRD):現在⽣体における局所⿇酔薬の極量を改めて検討することは医療倫理上極めて難しい。そのため、数⼗年前の研究結果をもとにした最⼤推奨⽤量のガイドラインが伝統的に⽤いられている。しかし、それら存在する基準値は⼤きく異なり、また算出⽅法が⾮常に煩雑である。さらに、どのガイドラインを⽤いるかは、それぞれの国や教育機関(⼤学等)に委ねられている。参考文献一杉岳, 佐々木亮ら, 小児歯科治療における局所麻酔薬の最大推奨用量への新提案「HC/6ルール」, 日本歯科麻酔学会雑誌, 51巻1号, 2023(PDF)九州大学, 局所⿇酔薬の安全な最⼤使⽤量を⽰す新ルールを提案, 研究成果, 2023(URL)
1D編集部
2023年1月22日

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