歯科用語集
2025年10月28日

仰臥位

「仰臥位」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

仰臥位(ぎょうがい)は、患者が背中を下にして横たわる姿勢を指す。語源は「仰(あお)ぐ」と「臥(ふ)す」から来ており、直訳すると「背中を下にして寝ること」となる。仰臥位は、歯科診療において非常に重要な姿勢であり、特に口腔内の診察や治療を行う際に用いられる。患者がリラックスした状態で治療を受けられるため、歯科医師や歯科衛生士にとっても作業がしやすくなる。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床において仰臥位は、特に歯科治療や口腔内の検査を行う際に基本的な姿勢として位置づけられる。患者が仰臥位であることで、口腔内の視認性が向上し、治療の精度が高まる。また、患者の安全性を確保するため、仰臥位での治療中は、呼吸や循環状態に注意を払う必要がある。特に高齢者や心疾患を持つ患者の場合、仰臥位が適切かどうかの判断基準が重要となる。


関連用語・類義語との違い

仰臥位に関連する用語としては、側臥位(そくがい)や腹臥位(ふくがい)がある。側臥位は横向きに寝る姿勢であり、特定の治療や検査において用いられることがある。腹臥位は、腹部を下にして寝る姿勢で、主に外科的手術や特定の診療に用いられる。これらの姿勢は、患者の状態や治療内容によって使い分けられるが、仰臥位は歯科診療において最も一般的に使用される姿勢である。


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