歯科用語集
2025年10月28日

非感染性

「非感染性」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

「非感染性」とは、感染症を引き起こさない性質を持つことを指す。語源は「非」が「ないこと」を示し、「感染性」が「感染を引き起こす性質」を意味することから成り立っている。歯科においては、非感染性の疾患や状態は、細菌やウイルスによる感染が関与しないものを指し、例えば、歯周病や虫歯の進行が非感染性の要因によって促進されることがある。これにより、患者の口腔内の健康状態を維持するための重要な概念となる。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床において非感染性の理解は、歯科医師や歯科衛生士にとって重要である。非感染性の疾患は、感染症とは異なり、主に生活習慣や環境要因に起因することが多い。例えば、食生活や口腔衛生の不備が非感染性の疾患を引き起こす要因となる。判断基準としては、患者の病歴や生活習慣の評価が重要であり、これに基づいて適切な予防策や治療法を提案することが求められる。非感染性の疾患に対するアプローチは、患者の健康維持に寄与する。

関連用語・類義語との違い

非感染性に関連する用語としては、「感染性」「慢性疾患」「生活習慣病」などがある。感染性は、病原体によって引き起こされる疾患を指し、非感染性とは対照的である。慢性疾患や生活習慣病は、非感染性の疾患の一部であり、長期的な健康への影響が大きい。これらの用語は、患者の口腔内の健康を理解する上で重要であり、非感染性の疾患に対する適切な対策を講じるための基盤となる。

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NCDsの理解と歯科臨床への応用。症例と診断に役立つ処置と術式のポイント

NCDsの理解と歯科臨床への応用。症例と診断に役立つ処置と術式のポイント

NCDsとは何か非感染性疾患(NCDs)は、歯科医療においても重要な概念である。これらの疾患は、う蝕や歯周病などの感染性疾患とは異なり、生活習慣や遺伝的要因が大きく影響する。NCDsには、糖尿病、心血管疾患、慢性呼吸器疾患、がんなどが含まれ、これらは歯科治療においても考慮すべき要素である。歯科医師や歯科衛生士は、NCDsの患者に対して適切な診断と処置を行う必要がある。特に、NCDsが口腔内の健康に与える影響を理解することは、患者の全身的な健康管理においても重要である。NCDsと口腔健康の関連性NCDsは口腔健康に直接的な影響を及ぼすことが多い。例えば、糖尿病患者は、血糖値のコントロールが不十分な場合、歯周病のリスクが高まることが知られている。また、心血管疾患の患者は、口腔内の感染が全身に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要である。歯科医師は、NCDsを持つ患者に対して、口腔内の状態を定期的に診査し、適切な処置を行うことが求められる。これにより、患者の全身的な健康を維持することが可能となる。NCDs患者への診断と処置の手順NCDsを持つ患者に対する診断と処置は、通常の歯科治療とは異なるアプローチが必要である。まず、患者の病歴を詳細に聴取し、NCDsの種類や重症度を把握することが重要である。次に、口腔内の診査を行い、歯周病やう蝕の有無を確認する。処置においては、患者の全身状態を考慮し、適切な術式を選択する必要がある。例えば、糖尿病患者には、感染リスクを低減するための予防的な処置が求められる。NCDsに関連する症例の考察NCDsに関連する症例は多岐にわたるが、特に糖尿病患者の歯周病は、臨床でよく見られる問題である。糖尿病患者は、血糖コントロールが不十分な場合、歯周病の進行が早くなるため、早期の診断と適切な処置が必要である。また、心血管疾患を持つ患者に対しては、口腔内の感染が心臓に影響を及ぼす可能性があるため、注意深い管理が求められる。これらの症例を通じて、NCDsと口腔健康の関連性を理解し、患者に対する適切なアプローチを考えることが重要である。NCDsに対する治療のメリットとデメリットNCDsに対する治療には、いくつかのメリットとデメリットが存在する。メリットとしては、早期の診断と適切な処置により、口腔内の健康を維持し、全身的な健康を改善することができる点が挙げられる。また、NCDsの患者に対する教育を行うことで、患者自身の健康管理能力を向上させることも可能である。一方、デメリットとしては、NCDsを持つ患者は、治療に対する反応が個々に異なるため、治療計画が複雑になることがある。また、全身的な健康状態に影響を与える可能性があるため、慎重な判断が求められる。NCDs治療における注意点NCDsを持つ患者に対する治療では、いくつかの注意点がある。まず、患者の全身状態を常に把握し、治療計画を柔軟に変更することが重要である。また、患者の服薬状況や生活習慣についても確認し、必要に応じてアドバイスを行うことが求められる。さらに、NCDsの患者は、感染リスクが高まるため、治療前後の感染予防策を徹底することが必要である。これにより、患者の安全を確保し、治療の成功率を高めることができる。まとめNCDsは、歯科医療において重要なテーマであり、患者の口腔健康と全身的な健康に深く関わっている。歯科医師や歯科衛生士は、NCDsに対する理解を深め、適切な診断と処置を行うことで、患者の健康を維持する役割を果たすことが求められる。今後も、NCDsに関する知識を更新し、臨床での応用を進めていくことが重要である。
1D編集部
2024年6月1日
非感染性疾患における歯科的アプローチ。症例と処置の判断ポイント

非感染性疾患における歯科的アプローチ。症例と処置の判断ポイント

非感染性疾患の定義と歯科における重要性非感染性疾患とは、感染によって引き起こされない疾患を指し、主に生活習慣や遺伝的要因が関与する。歯科領域においては、歯周病や口腔乾燥症、顎関節症などが該当する。これらの疾患は、患者の生活の質に大きな影響を与えるため、歯科医師や歯科衛生士はその理解を深め、適切な診断と処置を行うことが求められる。特に、非感染性疾患は慢性化しやすく、早期の介入が重要である。非感染性疾患の症状と診断方法非感染性疾患の症状は多岐にわたるが、一般的には痛みや不快感、機能障害が見られる。例えば、歯周病では歯茎の腫れや出血、口臭が主な症状である。診断には、詳細な病歴聴取と臨床検査が必要であり、特に歯周ポケットの深さや歯の動揺度を評価することが重要である。また、必要に応じて画像診断を行い、疾患の進行度を把握することが求められる。非感染性疾患に対する処置と術式非感染性疾患に対する処置は、疾患の種類や進行度に応じて異なる。歯周病の場合、スケーリングやルートプレーニングが基本的な処置であり、重度の場合は外科的手術が必要となる。また、口腔乾燥症には唾液腺のマッサージや保湿剤の使用が推奨される。これらの処置は、患者の症状を軽減し、生活の質を向上させるために重要である。非感染性疾患の症例と治療のコツ非感染性疾患の症例は多様であり、個々の患者に応じたアプローチが必要である。例えば、歯周病の患者に対しては、定期的なメンテナンスと患者教育が効果的である。治療のコツとしては、患者の理解を深めるために、視覚的な資料を用いることや、治療のメリット・デメリットを明確に説明することが挙げられる。これにより、患者の協力を得やすくなり、治療効果が向上する。非感染性疾患における注意点と判断基準非感染性疾患の治療においては、注意点がいくつか存在する。まず、患者の全身状態や既往歴を考慮することが重要である。また、治療の選択肢については、患者のライフスタイルや希望を尊重しながら判断する必要がある。さらに、治療後のフォローアップも欠かせず、定期的な診査を通じて疾患の再発を防ぐことが求められる。まとめと今後の展望非感染性疾患は、歯科医療において重要なテーマであり、適切な処置と術式が求められる。歯科医師や歯科衛生士は、これらの疾患に対する理解を深め、患者に対して最適な治療を提供することが必要である。今後は、最新の研究成果を基にした新たな治療法の導入や、患者教育の充実が期待される。
1D編集部
2024年6月1日
病因の理解と診断。歯科臨床で役立つ症例と処置のポイント

病因の理解と診断。歯科臨床で役立つ症例と処置のポイント

病因の定義とその重要性病因とは、病気や疾患の原因を指し、歯科においては特に口腔内の疾患に関連する要因を考慮する必要がある。歯科医師や歯科衛生士は、病因を正確に理解することで、適切な診断や治療方針を立てることが可能となる。病因の理解は、う蝕や歯周病などの一般的な疾患だけでなく、口腔内の異常や症状の背後にある要因を特定するためにも重要である。また、病因を把握することで、患者に対する教育や予防策の提案が可能となり、より良い口腔衛生の維持に寄与する。病因の分類と関連する症状病因は大きく分けて、感染性、非感染性、遺伝的要因、環境要因などに分類される。感染性の病因としては、細菌やウイルスが挙げられ、これらはう蝕や歯周病の主な原因となる。非感染性の病因には、生活習慣や食事、ストレスなどが含まれ、これらは口腔内の健康に影響を与える。遺伝的要因は、特定の疾患に対する感受性を高めることがあり、環境要因は、地域や社会的背景によって異なる。これらの病因に関連する症状を把握することで、早期の診断や適切な処置が可能となる。病因の診断手順と注意点病因の診断は、患者の病歴や症状の聴取、臨床検査、画像診断などを通じて行われる。まず、患者の主訴や既往歴を詳細に聴取し、症状の経過や生活習慣を把握することが重要である。次に、臨床検査を行い、口腔内の状態を評価する。必要に応じて、X線検査やCTスキャンなどの画像診断を実施し、病因を特定するための情報を収集する。診断においては、誤診を避けるために、複数の情報源を総合的に考慮することが求められる。また、患者への説明や治療方針の提案においても、病因の理解が不可欠である。病因に基づく処置と術式の選択病因が特定された後は、それに基づいた適切な処置や術式を選択することが重要である。例えば、う蝕が感染性の病因である場合、虫歯の除去や充填、根管治療などが考慮される。歯周病に関しては、スケーリングやルートプレーニング、場合によっては外科的処置が必要となることもある。また、非感染性の病因に対しては、生活習慣の改善や口腔衛生指導が重要な役割を果たす。処置や術式の選択においては、患者の状態や希望を考慮し、最適な方法を提案することが求められる。病因理解のメリットとデメリット病因を理解することには多くのメリットがある。まず、正確な診断が可能となり、適切な処置を行うことで、患者の口腔内の健康を維持することができる。また、病因に基づいた予防策を提案することで、再発を防ぐことができる。一方で、病因の特定には時間や労力がかかる場合があり、誤診のリスクも存在する。そのため、常に最新の情報を収集し、臨床経験を積むことが重要である。まとめ:病因の理解がもたらす臨床的利益病因の理解は、歯科医師や歯科衛生士にとって不可欠な要素である。正確な診断と適切な処置を行うことで、患者の口腔内の健康を守ることができる。また、病因に基づいた教育や予防策の提案は、患者の生活の質を向上させることにもつながる。今後も、病因に関する知識を深め、臨床に役立てていくことが求められる。
1D編集部
2024年6月1日
病原因子の理解と歯科臨床における応用。診断・処置・症例のポイント

病原因子の理解と歯科臨床における応用。診断・処置・症例のポイント

病原因子の定義とその重要性病原因子とは、病気を引き起こす要因や因子を指し、感染症や慢性疾患などの発症に関与する。歯科臨床においては、特に口腔内の病因として細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などが挙げられる。これらの病原因子を理解することは、適切な診断や処置を行う上で不可欠である。例えば、う蝕や歯周病は主に細菌によって引き起こされるため、これらの病原因子を特定し、適切な治療法を選択することが重要である。また、病原因子の理解は、予防策の策定にも寄与し、患者の健康を守るための基盤となる。病原因子の種類と歯科における影響病原因子は大きく分けて、感染性病因と非感染性病因に分類される。感染性病因には、細菌やウイルスが含まれ、これらは直接的に口腔内の病気を引き起こす。例えば、ミュータンス菌はう蝕の主要な原因菌であり、歯周病の進行にも関与する。一方、非感染性病因には、遺伝的要因や生活習慣、環境要因が含まれる。これらは、歯科疾患のリスクを高める要因として知られている。例えば、喫煙や不適切な食生活は、歯周病のリスクを増加させることが多い。このように、病原因子の種類を理解することで、より効果的な診断や治療法を選択することが可能となる。病原因子の診断方法とその手順病原因子の診断は、臨床的な診査と検査を通じて行われる。まず、患者の病歴や症状を詳細に聴取し、視診や触診を行うことが基本である。次に、必要に応じて細菌培養やPCR検査などの検査を実施し、特定の病原因子を同定する。例えば、歯周病の診断には、歯周ポケットの深さや出血の有無を確認することが重要である。また、う蝕の診断には、レントゲン検査を用いて隠れた病変を見つけることが有効である。これらの診断手法を駆使することで、病原因子を正確に特定し、適切な処置を行うことができる。病原因子に基づく処置とそのメリット・デメリット病原因子に基づく処置は、感染症の治療や予防において非常に重要である。例えば、う蝕に対しては、フッ化物塗布や充填治療が行われる。これにより、病原因子である細菌の活動を抑制し、再発を防ぐことができる。しかし、処置にはメリットとデメリットが存在する。フッ化物塗布は、う蝕予防において非常に効果的であるが、過剰使用によるフッ素中毒のリスクも考慮しなければならない。また、抗生物質の使用は、感染症の治療において有効であるが、耐性菌の問題も懸念される。このため、病原因子に基づく処置を行う際には、リスクとベネフィットを慎重に評価することが求められる。病原因子に関連する症例の考察病原因子に関連する症例を考察することで、臨床での応用がより具体的になる。例えば、ある患者が歯周病を患っている場合、病原因子としての細菌の特定が重要である。細菌検査の結果、特定の病原菌が確認された場合、その菌に対する抗生物質を選択することができる。また、生活習慣の改善や定期的なメンテナンスが必要であることも示唆される。このように、症例を通じて病原因子の理解を深めることは、より良い治療結果を得るために不可欠である。病原因子の理解を深めるためのコツと注意点病原因子を理解するためには、最新の研究やガイドラインを常にチェックすることが重要である。特に、歯科に関するガイドラインや厚生労働省の資料は、信頼性の高い情報源である。また、定期的な研修やセミナーへの参加も有効である。さらに、患者とのコミュニケーションを大切にし、病原因子に関する情報を分かりやすく説明することも重要である。患者が自身の病因を理解することで、治療への協力が得やすくなる。このように、病原因子の理解を深めるためのコツを実践することで、より効果的な診断や処置が可能となる。
1D編集部
2024年6月1日
解けなきゃヤバい?113回歯科国試「重要」問題集

解けなきゃヤバい?113回歯科国試「重要」問題集

今回はストレートに問題の中身を取り上げます!113回国試の問題で質問が多い&もう少し理解を深めておいて欲しい問題をまとめてみました。113回歯科医師国家試験の問題は厚生労働省ホームページでご確認お願い致しますm(__)m問題を一度解いてから(見直してから)この記事をご覧になって頂きますととっても効果的です!皆様の勉強の一助にして頂ければ嬉しいです!あ、113回国試で合格した方も思考の確認のために読んで頂けますとよいかもしれません(笑)A問題A12かかりつけ歯科医が積極的にかかわるべきなのはどれか。1つ選べ。a 先進医療の実施b 夜間診療の実施c 紹介患者の受け入れd 臨床研修歯科医の指導e 地域包括ケアシステムへの参画【dentalkokushiのコメント】地域包括ケアシステムについては、2025年問題の一部であることをまず確認してください。そして、地域包括ケアシステムは日常生活圏域で構築されることも知っておいてください。ここはまだ歯科医師国家試験未出題ですからね。ちなみに日常生活圏域=中学校区=30分以内で移動できる、です。A13介護保険制度における保険者はどれか。1つ選べ。a 国b 保健所c 都道府県d 介護老人福祉施設e 市町村及び特別区【dentalkokushiのコメント】113回国試で介護保険の保険者が出題されましたので、114回国試では他の社会保険の保険者に関する出題が予想されます。保険者=運営者ですので、意味も確認しましょう。他の社会保険の保険者については、スパルタ動画セミナーで解説していますのでご覧ください。A19筋紡錘中の錘内筋を収縮させるのはどれか。1つ選べ。a Aα 線維b Aγ 線維c Aδ 線維d B 線維e C 線維【dentalkokushiのコメント】筋紡錘をストレートに聞く問題でした。筋紡錘は伸長反射と関係する重要事項です。それにもかかわらず、「筋紡錘??ちょっと何言ってるかわからない」(サンドウィッチマンの富澤風に)という反応が多いのが気になります。伸長反射を問う問題としては、110C74で出題されていますので、一緒に確認してください!(注)スパルタゼミ受講生の方へ:112回向けdentalkokushiの大予言③で110C74の考え方と筋紡錘について解説していますのでご覧ください。A24鎮痛作用をもつ薬物とその分類の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。a セレコキシブ ------------ COX-1選択的阻害薬b プレガバリン ------------ 麻薬性鎮痛薬c ペンタゾシン ------------ 麻薬拮抗性鎮痛薬d チアラミド塩酸塩  ------- 酸性NSAIDse アセトアミノフェン ----- 塩基性NSAIDs【dentalkokushiのコメント】極めて重要な問題です。COX-1,COX-2の区別がわからなかった方がそれなりにいたようですが、NSAIDsを理解するうえではとってもとっても大事なところです。歯医者はNSAIDsやアセトアミノフェンを毎日使う可能性もあるわけですから、こういうところをきちんと詰めておく必要があります。むかーし、6年生のとき臨床実習で口腔外科のライターの先生に「歯医者は使う薬が少ないんだから、機序はしっかり説明できるようにしておけよ、ゴルア」と言われたことを思い出します(笑)。スパルタ動画セミナーでも解説していますのでご覧ください。A4618歳の女子。下顎右側臼歯部のブラッシング時の痛を主訴として来院した。1か月前から気付いていたがそのままにしていたという。打診痛と咬合痛はなく、プロービング深さは全顎的に2mmであった。初診時の口腔内写真(別冊No.7)を別に示す。患歯の特定に有効なのはどれか。3つ選べ。a 温度診b 擦過診c 切削診d 楔応力検査e 咬翼法エックス線検査【dentalkokushiのコメント】症状から推察すると象牙質知覚過敏を疑っていると考えられます。そうすると、温度診と擦過診はまあ正解になるでしょう。ところが3つ選べという問題ですので、選択肢eを選ぶことになるでしょう。c,dはウソなので消去してeを選択してももちろん構いません。選択肢eは隣接面齲蝕も一応チェックしたという意味で正解です。いつもデンタルX線写真を撮影するわけではないことに注意しましょう。なお、初心者に限らずベテランの歯医者も隣接面齲蝕の見逃しは意外と起こります。したがって、ちょっとでも自信がないならデンタルX線写真を撮影して隣接面齲蝕の有無の確認はした方がよいように思います。A52非感染性歯髄疾患はどれか。2つ選べ。a 急性単純性歯髄炎b 急性化膿性歯髄炎c 慢性潰瘍性歯髄炎d 歯髄壊死e 歯髄壊疽【dentalkokushiのコメント】CBTレベルの極めて基本的な問題。これを迷った方は病理の基本がかなり甘いと思います。この問題を間違ったけど合格した方は必ず動画を見て基本を確認しておいてください!A6168歳の女性。食事時の咀嚼困難を主訴として来院した。8年前に上下顎全部床義歯を製作し問題なく使用していたが、2週前から咀嚼時の義歯床下粘膜の疼痛を自覚するようになったという。診察の結果、新義歯を製作するため、概形印象を採得することとした。ある処置の操作中の写真(別冊No.17A)と操作後の義歯装着時の口腔内写真(別冊No.17B)を別に示す。この処置の目的はどれか。1つ選べ。a 義歯床縁の延長b 真菌の増殖抑制c 咬合接触関係の修正d 骨鋭縁部のリリーフe 義歯床下粘膜の歪みの解放【dentalkokushiのコメント】義歯新製を希望しているが、8年前に義歯を装着したと書かれているので印象採得する前にとりあえず粘膜調整しておこうか…という臨床上よくあるシチュエーションです。このような症例ではとりあえず粘膜調整をして様子を見てから精密印象することが普通です。臨床的な常識っぽい問題でした。A6220歳の男性。上の前歯が出ていることを主訴として来院した。上顎のarch length discrepancyは-2mm、total discrepancyは-3mmであった。診断の結果、上顎両側第一小臼歯と下顎両側第三大臼歯を抜去して矯正歯科治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊No.18A)、口腔内写真(別冊No.18B)、エックス線画像(別冊No.18C)及び側面頭部エックス線規格写真(別冊No.18D)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。適切な装置はどれか2つ選べ。a 咬合斜面板b アクチバトールc マルチブラケット装置d スライディングプレートe トランスパラタルアーチ【dentalkokushiのコメント】20歳の男性なので成長止まっている→1期治療で使う器具を全部消去!そうすると、abdが消えて、自動的に解答できる問題でした。スパルタゼミ受講生の方にはお決まりの問題でしたね…というか、この問題はこのように消去法で解答するべき問題ですよ。A79下顎両側欠損部にインプラントを埋入後、両側遊離端義歯を装着した。インプラント埋入後の写真(別冊No.30A)と義歯装着時の写真(別冊No.30B)を別に示す。インプラント埋入の目的はどれか。1つ選べ。a 審美性の改善b 義歯動揺の抑制c 義歯破折の防止d 歯根膜感覚の再現e 義歯撤去時の咬合位の保持【dentalkokushiのコメント】問題そのものは簡単です。解答はb。でもその背景を考えるべき。遊離端義歯なので、安定しない。そこで遠心にインプラントを打って、義歯にアタッチメントを付与して部分的にインプラントオーバーデンチャーにして遊離端義歯の動揺を抑制するという発想で治療しているわけです。遊離端義歯は歯医者にとってとても悩ましい(難しい)と考えて問題を解いた方がよいです。B問題B5歯面の早期定着菌はどれか。1つ選べ。a Streptococcus mitisb Treponema denticolac Fusobacterium nucleatumd Porphyromonas gingivalise Aggregatibacter actinomycetemcomitans【dentalkokushiのコメント】早期定着菌もとっても重要です。というか、超基本。これわかんなかった方は相当基本が抜けてます。もうドーナツの真ん中から水が漏れまくっている感じ…小難しいことを覚える前にこのような基本概念をしっかり認識しましょう。これ間違った方は、重要なところはどこなのかという認識のレベルに問題があると思う。早期定着菌については線毛との関係もあります。動画で確認しておいてください。B6リビングウィル作成の基になるのはどれか。1つ選べ。a リスボン宣言b ジュネーブ宣言c ヘルシンキ宣言d アルマ・アタ宣言e ニュルンベルグ綱領【dentalkokushiのコメント】歯科医師国家試験でリビングウィルが初めて出題されました。まあ実は看護師国試でも薬剤師国試でも出題されていたので歯科医師国家試験で出題されるのは時間の問題だったわけですが…実は昨年のスパルタ動画セミナーでリビングウィルを扱っていたんです!リビングウィルの意味も説明していますので動画を是非ご覧ください。B25赤血球数の増加を促すのはどれか。1つ選べ。a ガストリンb メラトニンc ソマトスタチンd テストステロンe エリスロポエチン【dentalkokushiのコメント】エリスロポエチンは選択できると思いますが、その他の選択肢もきっちり確認しておいてください。それが過去問研究です。こういうつまんないところを丁寧にやってください。最先端(?)のところを追っかける変わった方がいますが、マジで本当に合格できなくなるのでちょっとヤバいです。「過去問やりました、もう何をやればよいのかわかりません」という人に限って何にもわかっていないことが多いです。B30感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)における一類感染症はどれか。2つ選べ。a コレラb 痘そうc ペストd マラリアe 急性灰白髄炎【dentalkokushiのコメント】感染症法の分類は114回国試でも出題可能性が高いのでチェックしておいてください。理由も合わせて押さえておくと丸暗記を防止できます。感染症やウイルスについては動画(① ② ③)で確認しておいてください。B5413歳の女子。下顎左側第二小臼歯の自発痛を主訴として来院した。2か月前に自覚したが、その後症状が消失したためそのままにしていたところ、昨晩から再び発現したという。「5 には打診痛があり動揺度は2度であった。初診時の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線画像(別冊No. 11B)を別に示す。適切な対応はどれか。1つ選べ。a 経過観察b 生活歯髄切断c 抜 髄d 感染根管治療e 抜 歯【dentalkokushiのコメント】問題文の事情で引きずられてしまった方は要注意です。だって、この問題はそんなことを聞いていないからです。本問のポイントは、「根尖病変がある→失活している→感染根管治療する」という点にあります。これも臨床的常識ですね。動画で確認しておいてください。B7119歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。3日前に階段から転落し、オトガイ部を強打したという。検査の結果、保存的治療を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.23A)とCT(別冊No. 23B)を別に示す。使用するのはどれか。1つ選べ。a 床副子b 線副子c Kirschner 鋼線d 骨接合用骨ネジe 骨接合用プレート【dentalkokushiのコメント】問題文に「保存的治療を行うこととした」と書かれているのがポイント。そうすると、選択肢cdeは一瞬で全部切れる。この発想になっていない方は問題文を適切に把握できていません。B74開口障害を生じやすいのはどれか。1つ選べ。a Candida albicansb Clostridium tetanic Treponema pallidumd Porphyromonas gingivalise Mycobacterium tuberculosis【dentalkokushiのコメント】破傷風菌はたびたび試験問題のネタになります。国試でも学内試験でもCBTでもネタになりやすいです。こういうところをしっかり覚えましょう。B8673歳の男性。上顎義歯の審美不良と不適合を主訴として来院した。使用中の義歯は4年前に製作したという。下顎義歯は装着していない。検査の結果、上顎前歯に根面板を装着後、上下顎部分床義歯を新製することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.34A)、使用中の義歯の写真(別冊No.34B)及び使用中の義歯装着時の口腔内写真(別冊No.34C)を別に示す。義歯の新製にあたり考慮すべきなのはどれか。3つ選べ。a 金属による上顎前歯部の補強b 陶歯の使用による磨耗の防止c 咬合挙上によるスペースの確保d 右側残存歯による咬合位の再構築e 熱可塑性樹脂製クラスプの使用による審美性の向上【dentalkokushiのコメント】臼歯部の咬合がよろしくないので、いわゆる前咬みになっている症例です。実際の臨床で割と遭遇するケースかもしれません。前咬みになっているので、まずは選択肢dを考える。次にc。まあ並行して上顎義歯の修理(補強)をしてもよいでしょう(選択肢a)。選択肢eはノンメタルクラスプデンチャーを意味していると考えられますが、咬合関係があまりよろしくないので、第一選択にはなりづらいと思われます。歯科セミナーなら「1D(ワンディー)」で!日本最大級の歯科医療メディア「1D」では、診療に役立つオンラインセミナーを多数開催中。もっと知りたい臨床トピックから超ニッチな学術トピックまで、参加したいセミナーが見つかります。下記ボタンから、開催中のセミナーを見てみましょう!開催セミナーを見てみる
dentalkokushi
2020年7月16日

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