歯科用語集
2025年10月28日

歯科医師法

「歯科医師法」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【ミニセミナーを覗く】「禁食の人は、食べられない人」と思っていませんか?――講師が映したのは、8か月食べていなかった人の内視鏡

定義・語源

歯科医師法とは、日本における歯科医師の資格、業務、倫理などを定めた法律である。この法律は、歯科医療の質を確保し、患者の安全を守るために制定された。語源としては、「歯科」は「歯」に関連する医療を指し、「医師」は医療行為を行う専門家を意味する。歯科医師法は、1948年に施行され、以降何度かの改正を経て現在に至る。法律の内容には、歯科医師の免許取得、業務範囲、倫理規定などが含まれており、歯科医療の基盤を形成している。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床において、歯科医師法は歯科医師の業務を行う上での基本的な指針となる。具体的には、歯科医師は患者に対して適切な診断と治療を行う義務があり、医療行為における倫理的判断基準もこの法律に基づいている。例えば、患者の同意を得ることや、適切な情報提供を行うことは、歯科医師法に明記された重要な要素である。また、歯科医師法に従った業務を行うことで、保険点数の適用や医療機関の認可にも影響を及ぼすため、法律の理解は臨床現場での判断において不可欠である。

関連用語・類義語との違い

歯科医師法に関連する用語としては、医療法や歯科衛生士法が挙げられる。医療法は、医療全般に関する法律であり、歯科医師法はその一部として位置づけられる。一方、歯科衛生士法は、歯科衛生士の業務や資格について定めた法律であり、歯科医師法とは異なる専門職に関する規定を含む。これらの法律は、歯科医療の質を向上させるために相互に関連しているが、それぞれの職種に特化した内容を持っているため、理解を深めることが重要である。

1Dプレミアム
1Dプレミアム

関連ニュース

【ミニセミナーを覗く】「治療計画は、目の前の歯で決まる」と思っていませんか?――講師が置いたのは、患者のライフステージ

【ミニセミナーを覗く】「治療計画は、目の前の歯で決まる」と思っていませんか?――講師が置いたのは、患者のライフステージ

治療計画は、目の前の歯をどう治すかで決まる。若手のうちは、そう考えがちではないだろうか。1Dの「25分間」ミニセミナー「【若手歯科医師】臨床の鬼門、治療計画に対する考え方」で、歯周病の専門医として開業している講師が示すのは、その前に置く物差しだ。患者の人生を、幼少年期(0〜14歳)、青年期(15〜24歳)、壮年期(25〜44歳)、中年期(45〜69歳)、高年期(70歳〜)の5つのライフステージに分け、それぞれの時期に歯科が担う役割から治療を考える。講師はこれを「ライフステージを考慮した戦略的診断」と呼ぶ。本稿では、スライドと自動字幕で確認できた範囲で、この考え方と3つの症例を、講師の主張・経験と編集部の解釈を分けて整理する。「どんな歯科医師になりたいのか」から始まる講師は本題に入る前に、自身が若いころ、師事した先生から「どんな歯科医師になりたいのか」とよく聞かれたと振り返る。そのときはすぐに答えられなかったという。講師がこの問いに出した答えは、「差別化」と「先読み」の2つを考え続けることだった。差別化は専門医資格や技術の習得、先読みは時代の流れや患者のニーズの変化を読んで、歯科医療を組み立てることを指す。講師が歯周病の専門医を目指した理由の1つも、歯を失う原因として歯周病が大きく、歯が多く残る高齢者が増えるほど歯周病のリスクを抱える人も増える、という先読みだったと話す。そのうえで講師が強調するのは、歯科医師の役割は歯を治すことだけではない、という点だ。講師は歯科医師法にもそう書かれていると言う。実際、歯科医師法第1条は、歯科医師は歯科医療と保健指導によって公衆衛生の向上・増進に寄与し、「もつて国民の健康な生活を確保するものとする」と定めている。講師はここから、歯を治すことでその人の生活を豊かにし、健康寿命を延ばすことが歯科医師の役割だと話を進める。なお講師は、日米の歯科医師・歯科衛生士の収入や、日本とドイツのオーラルケアへの支出、残存歯数と医療費の関係なども紹介する。いずれも講師が引用したデータの原典を編集部では確認できていないため、本稿では数字を載せない。5つのライフステージに、それぞれの役割を置く講義の中心になるのが、各ライフステージにおける歯科治療の役割と注意点をまとめたスライドだ。講師が他の先生のスライドを引用・改変したものとして示した内容は、次のとおりである。・幼少年期(0〜14歳):歯列、咬合への早期対策、う蝕予防・青年期(15〜24歳):予防への動機付け、プラークコントロールの徹底・壮年期(25〜44歳):歯周病への早期対応、メインテナンス・中年期(45〜69歳):歯周病への対策(歯周外科治療も視野に)、SPT・高年期(70歳〜):健康寿命の延伸、根面う蝕対策講師によれば、幼少年期と青年期は、後になるほど治療が難しくなるため、この時点でう蝕リスクが高いのか、歯周病のリスクが高いのかといった予後を予測し、環境を変えてあげることが大変重要だという。同じ1本の歯の治療でも、患者がどのステージにいて、この先どんな問題を抱えやすいかで、選ぶべき手が変わる。編集部の言葉で言い換えれば、治療計画を「今の歯」ではなく「その人のこれからの数十年」の側から逆算する考え方である。幼少年期:歯並びの相談を、「読めない要因」と「防げる要因」に分ける講師の医院には、学校の健診で歯並びを指摘された子どもが親に連れられて来ることが多いという。親から「なぜこうなったのか」と聞かれたとき、講師は歯列不正の原因を大きく2つに分けて説明するようにしている。1つは遺伝や顎の発育など、なかなか読めない要因。もう1つは指しゃぶりなどの癖による外的な要因で、こちらは予防していけば良い方向に変わる、と伝える。爪を噛む、うつ伏せで寝る、口を開けたままにする、顎を前に出す癖、口呼吸などがないかを親に確認するという。中でも講師が多いと感じているのが、いわゆる「お口ポカン」、口唇閉鎖不全である。スライドでは、全国の3〜12歳を対象とした調査で31%の子どもに口唇閉鎖不全が疑われたと紹介される。編集部で確認したところ、新潟大学などの研究グループが2021年に Environmental Health and Preventive Medicine 誌に発表した全国規模の調査で、有病率は30.7%と報告されている。講師は、口を開けたままだと口呼吸になり、顔の成長の方向にも影響すると親に説明し、筋機能の訓練と装置を組み合わせて対応していると話す。講師の医院の症例では、6か月から1年ほどで歯列がきれいに整ってきたという。これは講師の経験としての紹介であり、すべての子どもに同じ経過が期待できるわけではない。21歳男性:成功率だけでは、インプラントかブリッジかは決まらない青年期の症例として講師が挙げるのは、21歳の男性だ。7年前に事故で前歯を強打して治療を受け、違和感はあったものの放置していたところ、最近になって強い痛みが出て来院した。深い歯周ポケットがあり、歯根に垂直性の破折が確認できたため、講師は抜歯が必要だと伝えた。抜歯後の選択肢として、講師はブリッジ、インプラント、義歯を挙げ、年齢などから2つに絞り込んだ。ブリッジは生活歯を削ることになる。接着性ブリッジなら削る量は抑えられる。一方、インプラントには、若い患者でいつ導入するかという問題がある。講師は、前歯部は骨が薄く吸収を伴いやすいこと、経験の浅い術者ではインプラントの失敗が増えるという報告があることも挙げる。講師はインプラントの成功率や接着性ブリッジの生存率などの文献値も示しながら比較するが、編集部では原典を確認できていないため、本稿では数値は載せない。注目したいのは、最終的な決め手の並べ方だ。講師が患者に提案したのは「インプラントか接着性ブリッジ」の2案で、判断材料として「インプラント導入時期の遅延」「患者の希望」「健全天然歯の切削の回避」が並ぶ。患者の希望は、歯を削りたくない、できる限り再治療をしたくない、というものだった。最終的な治療プランのスライドには、これに加えて「交通事故による医療費の損害賠償」も置かれ、インプラント治療が選ばれた。講師によれば、埋入から8年が経過した現在も、インプラント周囲組織は安定し、隣の歯も治療の必要なく経過しているという。文献上のリスクと、患者の価値観や費用の条件を同じ表に並べて決める。若手が見落としやすいのは、この後者の側なのかもしれない。44歳男性:歯肉の腫れを、ブラッシング指導だけで追わない壮年期の症例は44歳の男性。1年ほど前から歯肉が腫れ、ブラッシング時の出血が多く、下顎前歯が動揺して噛むと痛む。市販の薬も効かず、前の歯科医院ではブラッシング指導だけだったため来院した。全顎的に骨吸収があり、4mm以上、6mm以上のポケットも多数みられた。講師がここで指摘するのは、この患者が5年前から高血圧で通院し、カルシウム拮抗薬を服用していたことだ。口腔清掃不良や咬合の問題に加えて、服薬が関わっているのではないかと考える。スライドでは「Ca拮抗薬の副作用+炎症の刺激」から歯肉増殖が起こり、それが口腔清掃不良を招いて歯肉炎・歯周炎につながる、という流れが示される。カルシウム拮抗薬(ニフェジピンなど)が薬物性歯肉増殖症を起こしうることは、日本歯周病学会会誌のミニレビュー(松田・水野、2023年)でも取り上げられており、薬剤の作用に加えて歯肉の炎症が歯肉肥厚の原因の1つと考えられている。同レビューは、薬剤の変更は有効だが、血圧がよくコントロールされている薬を変えるのは難しいとも述べている。講師は発症率や男女差の数字も挙げるが、報告によって幅があり、編集部では講師が引いた原典を確認できていないため、本稿では載せない。この症例で講師が伝えたいのは、編集部の読みでは、歯肉の腫れをプラークの問題だけと見て指導を重ねても届かない場合がある、ということだろう。壮年期は「歯周病への早期対応」のステージであり、問診で服薬歴まで拾えるかどうかが、その後の治療計画を左右する。この症例の治療の続きは、前半部分には含まれていない。本稿で扱わないこと講師の経歴や所属する勉強会の紹介、著名人の口腔内の例、国民皆歯科健診の経緯などは本稿では扱っていない。自動字幕で聞き取りが不確かだった分類名や薬剤名、統計の数値も載せていない。症例の経過は講師の医院での経験であり、同じ結果を保証するものではない。元動画を見る【若手歯科医師】臨床の鬼門、治療計画に対する考え方(2024年3月10日公開)このミニセミナーはセミナーの前半部分です。続きは1Dプレミアムで視聴できます。
1D編集部
2026年10月26日
コンプライアンスの重要性と歯科医療における実践的アプローチ

コンプライアンスの重要性と歯科医療における実践的アプローチ

コンプライアンスの定義とその意義コンプライアンスとは、法律や規則、倫理基準に従うことを指す。歯科医療においては、患者の権利を尊重し、適切な診断や処置を行うための重要な要素である。歯科医師や歯科衛生士は、コンプライアンスを遵守することで、患者の信頼を得ることができ、医療の質を向上させることができる。また、コンプライアンスの遵守は、医療事故や訴訟を防ぐためにも不可欠である。コンプライアンスに関連する法律とガイドライン日本における歯科医療のコンプライアンスは、医療法や歯科医師法、個人情報保護法などに基づいている。これらの法律は、患者の安全を確保し、医療の質を維持するために制定されている。さらに、厚生労働省が発表するガイドラインも、歯科医療におけるコンプライアンスの実践において重要な役割を果たす。例えば、感染管理や医療機器の使用に関するガイドラインは、適切な処置や術式を選択する際の判断材料となる。コンプライアンス遵守のための具体的な手順コンプライアンスを遵守するためには、まず法律やガイドラインを理解し、日常の診療に取り入れることが重要である。具体的な手順としては、定期的な研修や勉強会を開催し、最新の情報を共有することが挙げられる。また、診療記録の適切な管理や、患者への説明責任を果たすことも、コンプライアンスの一環である。これにより、患者との信頼関係を築き、医療の質を向上させることができる。コンプライアンスのメリットとデメリットコンプライアンスを遵守することには、多くのメリットがある。まず、患者の安全を確保し、医療事故を防ぐことができる。また、信頼性の高い医療を提供することで、患者の満足度を向上させることができる。一方で、コンプライアンスを遵守するためには、時間やリソースが必要となる場合がある。特に、小規模な歯科医院では、これらの負担が大きく感じられることもあるため、効率的な運営が求められる。コンプライアンス遵守のための注意点コンプライアンスを遵守する際の注意点として、常に最新の法律やガイドラインに目を光らせることが挙げられる。また、スタッフ全員がコンプライアンスの重要性を理解し、実践することが求められる。定期的な内部監査や評価を行い、問題点を早期に発見し改善することも重要である。これにより、組織全体でコンプライアンスを意識した運営が可能となる。コンプライアンスの実践に向けた導入方法コンプライアンスを実践するためには、まず組織内での方針を明確にし、全員が理解できるようにすることが重要である。次に、具体的な行動計画を策定し、実行に移すことが求められる。さらに、定期的な評価とフィードバックを行い、必要に応じて改善策を講じることが、コンプライアンスの維持に繋がる。これにより、歯科医療の質を向上させることができ、患者にとっても安心できる医療環境を提供することが可能となる。
1D編集部
2024年6月1日
歯科医師法の理解と実践。歯科臨床における法的知識とその活用方法

歯科医師法の理解と実践。歯科臨床における法的知識とその活用方法

歯科医師法の定義と目的歯科医師法は、歯科医師の資格、業務、倫理、及びその監督に関する法律である。この法律は、歯科医療の質を確保し、患者の安全を守るために制定されたものである。具体的には、歯科医師が遵守すべき基準や、歯科衛生士との連携に関する規定が含まれている。歯科医師法の目的は、歯科医療の適正な提供を促進し、患者に対する責任を明確にすることである。これにより、歯科医師は専門的な知識と技術を持って患者に接し、適切な診断や治療を行うことが求められる。歯科医師法に基づく業務の範囲歯科医師法では、歯科医師が行うことのできる業務の範囲が明確に定められている。具体的には、診断、治療、予防、及び患者への指導が含まれる。これにより、歯科医師は患者の口腔内の健康を維持するための重要な役割を担っている。また、歯科衛生士との連携も重要であり、歯科医師は衛生士に対して適切な指示を行い、チーム医療を実践することが求められる。これにより、患者に対する包括的なケアが実現される。歯科医師法における倫理と責任歯科医師法は、歯科医師に対して高い倫理基準を求めている。患者の権利を尊重し、適切な情報提供を行うことが求められる。また、治療に関する判断や診断においては、科学的根拠に基づくアプローチが必要である。さらに、歯科医師は患者のプライバシーを守る責任があり、治療に関する情報は厳重に管理されなければならない。これにより、患者との信頼関係が築かれ、より良い治療結果が得られる。歯科医師法の遵守とその重要性歯科医師法を遵守することは、歯科医師にとって不可欠である。法律を守ることで、患者の安全を確保し、医療の質を向上させることができる。また、法的なトラブルを避けるためにも、歯科医師は常に最新の法令を把握し、適切に対応する必要がある。さらに、歯科医師法の理解は、歯科衛生士との連携を強化し、チーム医療の質を向上させるためにも重要である。法的な知識を持つことで、より効果的な治療を提供することが可能となる。歯科医師法に関連する最新の動向近年、歯科医師法に関連する法改正や新たなガイドラインが発表されている。これにより、歯科医療の現場における実践が変化している。特に、テクノロジーの進化に伴い、デジタル技術を活用した診断や治療が増えているため、法律の適用範囲も広がっている。歯科医師は、これらの最新の動向を把握し、実践に活かすことで、より良い患者ケアを提供することが求められる。法律の変化に敏感であることは、専門家としての責任の一環である。まとめ:歯科医師法の理解がもたらすメリット歯科医師法を理解し遵守することは、歯科医師にとって多くのメリットをもたらす。法律に基づいた診療を行うことで、患者の信頼を得ることができ、医療の質を向上させることができる。また、法的なトラブルを避けることができるため、安心して業務に専念することが可能となる。さらに、歯科衛生士との連携を強化し、チーム医療を実践することで、より包括的な患者ケアを提供することができる。歯科医師法の理解は、専門家としての成長にも寄与する重要な要素である。
1D編集部
2024年6月1日
歯科医籍の理解と活用。歯科臨床における役立つ情報と処置のポイント

歯科医籍の理解と活用。歯科臨床における役立つ情報と処置のポイント

歯科医籍とは何か歯科医籍は、歯科医師が登録される公的な名簿であり、歯科医療の質を確保するための重要な制度である。日本においては、歯科医師法に基づき、各都道府県の知事が管理する。歯科医籍には、歯科医師の氏名、登録番号、専門分野などが記載されており、患者が信頼できる医療を受けるための基盤となっている。この制度は、歯科医師の資格を証明するものであり、医療機関や患者が歯科医師の経歴や専門性を確認する際に利用される。歯科医籍の正確な管理は、医療の透明性を高め、患者の安全を守るために不可欠である。歯科医籍の登録手続きと注意点歯科医籍への登録は、歯科医師免許を取得した後に行われる。登録手続きは、各都道府県の歯科医師会を通じて行われ、必要な書類を提出することが求められる。主な書類には、免許証のコピーや履歴書、健康診断書などが含まれる。登録手続きにおいて注意すべき点は、提出書類の不備や期限の遵守である。特に、健康診断書は最新のものでなければならず、適切な時期に取得することが重要である。また、登録後も定期的な更新が必要であり、これを怠ると医籍から抹消される可能性があるため、注意が必要である。歯科医籍の活用方法とメリット歯科医籍は、歯科医師が自身の専門性をアピールするための重要なツールである。医籍に登録されていることで、患者や他の医療従事者からの信頼を得やすくなる。特に、専門分野が明記されている場合、その分野における症例や処置の依頼が増える傾向にある。また、歯科医籍は、医療機関の選択においても重要な役割を果たす。患者は、医籍を通じて歯科医師の経歴や専門性を確認し、安心して治療を受けることができる。これにより、医療の質が向上し、患者満足度も高まる。歯科医籍に関連する法律と制度歯科医籍は、歯科医師法に基づいて運営されており、法律に従った適正な管理が求められる。歯科医師法では、医籍の登録や抹消、更新に関する規定が定められており、これに従わない場合は罰則が科されることもある。また、歯科医籍は、医療の質を確保するための制度であり、定期的な研修や資格更新が義務付けられている。これにより、歯科医師は常に最新の知識や技術を習得し、患者に対して質の高い医療を提供することが求められる。歯科医籍の未来と展望今後、歯科医籍はデジタル化が進むと予想されており、オンラインでの登録や情報確認が可能になることが期待される。これにより、患者や医療機関がより簡単に情報を取得できるようになり、医療の透明性がさらに向上するだろう。また、国際的な医療基準に合わせた制度の見直しも進む可能性があり、歯科医師の国際的な資格認定や交流が促進されることが期待される。これにより、日本の歯科医療が国際的な水準に引き上げられ、患者に対するサービスの向上が図られるだろう。
1D編集部
2024年6月1日
康本征史先生から学ぶ「診療報酬」と「新規指導対策」のキソ知識

康本征史先生から学ぶ「診療報酬」と「新規指導対策」のキソ知識

2024年1月7日より、1Dプレミアムでは全5回にわたり、医療法人社団感・即・動理事長の康本 征史先生をお招きし『診療報酬の基礎知識と新規指導対策』セミナーをお送りする。シリーズタイトルは『康本征史の「保険のことなら俺に聞け!」』。カリキュラムは「診療報酬の基礎知識」から「CRやRCTなどの頻出点数」、「間違いやすい算定」、「売上に影響する点数と要件」、「新規始動対策」など、診療報酬を取り巻く基本的な知識を総ざらいする。本記事では、初・再診料などの基本構成と保険医療制度に焦点を当てた、第1回の内容をかいつまんで解説していこう。本セミナーの本編は、1Dプレミアムで受講することができる。第一回のセミナーの詳細は、下記ボタンからご覧いただける。1Dセミナーの詳細を見る(1Dプレミアム)また、株式会社ディーアソシエイツが主催する『令和6年度診療報酬改定を解説:康本式「保険診療」の進め方』セミナーでは、これまでの保険改定のポイントや今後の保険改定の流れ、保険収入を最大化する医院戦略など、よりアドバンスな診療報酬に関する内容を聴くことができる。こちらも関心がある先生は、ぜひお申し込みいただきたい。セミナーの詳細を見る(株式会社ディーアソシエイツ)歯科関連法規はザックリ学べ!歯科医療に係る関連法規、例えば歯科医師法や医療法、療養医療規則、診療報酬算定に係る保険制度は、「一言一句、詳しく読む」ものではないものの、歯科医療を生業とする上で、理解が求められる項目である。歯科医師法は、歯科医師個人について言及した法律だ。歯科医師の定義や業務内容、応召義務、療養指導など、歯科医師の身分が定められている。療養指導では衛生実地・歯管など、治療をしたら説明する義務が課されるようになっており、診療報酬算定を行ううえで学んでおきたい事項である。また、康本先生からは紙媒体から電子媒体へと変化しつつある診療録に関する指摘もなされた。医療法は、歯科診療所を開業した際の、医療機関について言及している。セミナーでは、「剰余金の配当の不可」をはじめとした医療法人と株式会社の違いや、「開設者が医療機関の開設・経営上に利害関係にある営利法人の役職員と兼業しない」などの個人から医療法人になる際の注意点についても、具体例と共に説明がなされた。保険制度への理解は必須である保険診療の規則に則り、指導は行われる。当然のことだが、保険診療として診療報酬が支払われるには「保険医が保険医療機関において、療養担当規則を遵守し、医学的に妥当的な診療を行い、診療点数表に則り請求を行う」ことが求められる。"医学的に妥当な診療" は具体的に記載はないが、基本的には各学会によるガイドラインの遵守が求められる。保険診療及び保険医の定義については、厚生労働省と歯科医師の間で齟齬が生じやすい項目の1つである。保険診療とは、自らの意思で国に志願し、保険医となった歯科医師のみが行えるものを示す。したがって、保険医の承認を行っている国側からすると、「自ら望んで保険医になったのであれば、保険診療制度について知っているのは当たり前」という論理になり、指導や遵守していない場合は罰則が生じる。他にも保険診療の禁止事項については、さまざまなものがある。研究診療の禁止ーー現在は臨床応用がなされているがMTAなどの材料も、過去には保険での適応は禁止されていた。新しい技術を積極的に使用したい臨床医の先生や、研究を積極的にされている先生には、ぜひ聴いていただきたい内容であった。また、禁止事項としては「少しお薬多めに出しておきますね」もNGであるなど、康本先生より指摘がなされた。歯科点数表を理解する歯科点数表については、初・再診療の文脈で、歯科医療のスタートについての説明がなされた。初・再診療については、感染に関する定期的な研修など施設基準を遵守するか否かでの大きな点数の違いや、歯科診療特別対応加算において障害者手帳交付者は必ずしも特別対応加算の対象者と同義ではなく、治療の困難性を毎回吟味し該当性を評価する必要があることになった、等の変更点を中心に、実例とともに詳しい説明がなされた。歯科疾患管理料と国の方向性歯科疾患管理料とは「歯科医師が継続的管理が必要と判断した患者に対し、症状が改善した歯科疾患等の再発防止、重症化予防を評価したもの」を示している。これを長期間継続すると、追加で長期管理加算を算定することが可能となる。長期に渡り患者の口腔の健康維持に努めた歯科医師への評価である。また、近年では疾患の治療のみならず予防が重視されており、ここから治療中心型の医療から維持・管理型の医療に方向転換したい国の意向を読み取ることができる。保険医として生きていくなら...保険医として歯科医師人生を過ごしていくのであれば、その生命線である診療報酬に関する知識は必須である。1Dプレミアムでお送りするシリーズ『康本征史の「保険のことなら俺に聞け!」』では、診療報酬に関する幅広い知識を習得することをテーマとし、その基本知識から頻出点数、間違いやすい算定、売上に影響する点数、新規指導対策や施設基準などについて、医療法人感・即・動理事長の康本征史先生に、全5回に分けて解説していただいている。セミナーの詳細は、下記ボタンからご覧いただける。1Dセミナーの詳細を見る(1Dプレミアム)また、株式会社ディーアソシエイツが主催する『令和6年度診療報酬改定を解説:康本式「保険診療」の進め方』セミナーでは、これまでの保険改定のポイントや今後の保険改定の流れ、保険収入を最大化する医院戦略など、よりアドバンスな診療報酬に関する内容を聴くことができる。こちらも関心がある先生は、ぜひお申し込みいただきたい。セミナーの詳細を見る(株式会社ディーアソシエイツ)
1D編集部
2023年12月20日

関連用語

レジン修復 (238)

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【ミニセミナーを覗く】「禁食の人は、食べられない人」と思っていませんか?――講師が映したのは、8か月食べていなかった人の内視鏡
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

1D - 歯科医師/歯科技師/歯科衛生士のセミナー視聴サービスなら
© 2026 1D inc.