歯科用語集
2025年10月28日

歯周外科治療

「歯周外科治療」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

歯周外科治療とは、歯周病に関連する組織の修復や再生を目的とした外科的手法である。歯周病は、歯肉や歯槽骨などの歯周組織に炎症を引き起こし、進行すると歯の喪失につながる。語源は「歯周(ししゅう)」と「外科(げか)」から成り立っており、歯周組織に対する外科的アプローチを示す。分類としては、フラップ手術、骨移植、再生療法などが含まれ、患者の状態に応じた適切な治療法が選択される。


臨床における位置づけ・判断基準

歯周外科治療は、重度の歯周病患者に対して行われることが多く、特に保存が難しい歯の治療において重要な役割を果たす。臨床における判断基準としては、歯周ポケットの深さ、歯槽骨の吸収状態、患者の全身状態などが考慮される。治療の目的は、歯周組織の健康を回復し、歯の安定性を確保することである。保険点数については、具体的な手術内容に応じた点数が設定されており、適切な請求が求められる。

関連用語・類義語との違い

関連用語としては、歯周治療、歯周再生療法、フラップ手術などが挙げられる。歯周治療は、外科的手法だけでなく、非外科的手法も含む広範な概念である。一方、歯周再生療法は、特に骨や組織の再生を目的とした治療法を指すため、歯周外科治療の一部と位置づけられる。また、フラップ手術は、歯周外科治療の具体的な手法の一つであり、歯肉を剥離して視認性を高めることで、より精密な治療が可能となる。これらの用語は、治療の目的や方法に応じて使い分けられる。

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治療計画は、目の前の歯をどう治すかで決まる。若手のうちは、そう考えがちではないだろうか。1Dの「25分間」ミニセミナー「【若手歯科医師】臨床の鬼門、治療計画に対する考え方」で、歯周病の専門医として開業している講師が示すのは、その前に置く物差しだ。患者の人生を、幼少年期(0〜14歳)、青年期(15〜24歳)、壮年期(25〜44歳)、中年期(45〜69歳)、高年期(70歳〜)の5つのライフステージに分け、それぞれの時期に歯科が担う役割から治療を考える。講師はこれを「ライフステージを考慮した戦略的診断」と呼ぶ。本稿では、スライドと自動字幕で確認できた範囲で、この考え方と3つの症例を、講師の主張・経験と編集部の解釈を分けて整理する。「どんな歯科医師になりたいのか」から始まる講師は本題に入る前に、自身が若いころ、師事した先生から「どんな歯科医師になりたいのか」とよく聞かれたと振り返る。そのときはすぐに答えられなかったという。講師がこの問いに出した答えは、「差別化」と「先読み」の2つを考え続けることだった。差別化は専門医資格や技術の習得、先読みは時代の流れや患者のニーズの変化を読んで、歯科医療を組み立てることを指す。講師が歯周病の専門医を目指した理由の1つも、歯を失う原因として歯周病が大きく、歯が多く残る高齢者が増えるほど歯周病のリスクを抱える人も増える、という先読みだったと話す。そのうえで講師が強調するのは、歯科医師の役割は歯を治すことだけではない、という点だ。講師は歯科医師法にもそう書かれていると言う。実際、歯科医師法第1条は、歯科医師は歯科医療と保健指導によって公衆衛生の向上・増進に寄与し、「もつて国民の健康な生活を確保するものとする」と定めている。講師はここから、歯を治すことでその人の生活を豊かにし、健康寿命を延ばすことが歯科医師の役割だと話を進める。なお講師は、日米の歯科医師・歯科衛生士の収入や、日本とドイツのオーラルケアへの支出、残存歯数と医療費の関係なども紹介する。いずれも講師が引用したデータの原典を編集部では確認できていないため、本稿では数字を載せない。5つのライフステージに、それぞれの役割を置く講義の中心になるのが、各ライフステージにおける歯科治療の役割と注意点をまとめたスライドだ。講師が他の先生のスライドを引用・改変したものとして示した内容は、次のとおりである。・幼少年期(0〜14歳):歯列、咬合への早期対策、う蝕予防・青年期(15〜24歳):予防への動機付け、プラークコントロールの徹底・壮年期(25〜44歳):歯周病への早期対応、メインテナンス・中年期(45〜69歳):歯周病への対策(歯周外科治療も視野に)、SPT・高年期(70歳〜):健康寿命の延伸、根面う蝕対策講師によれば、幼少年期と青年期は、後になるほど治療が難しくなるため、この時点でう蝕リスクが高いのか、歯周病のリスクが高いのかといった予後を予測し、環境を変えてあげることが大変重要だという。同じ1本の歯の治療でも、患者がどのステージにいて、この先どんな問題を抱えやすいかで、選ぶべき手が変わる。編集部の言葉で言い換えれば、治療計画を「今の歯」ではなく「その人のこれからの数十年」の側から逆算する考え方である。幼少年期:歯並びの相談を、「読めない要因」と「防げる要因」に分ける講師の医院には、学校の健診で歯並びを指摘された子どもが親に連れられて来ることが多いという。親から「なぜこうなったのか」と聞かれたとき、講師は歯列不正の原因を大きく2つに分けて説明するようにしている。1つは遺伝や顎の発育など、なかなか読めない要因。もう1つは指しゃぶりなどの癖による外的な要因で、こちらは予防していけば良い方向に変わる、と伝える。爪を噛む、うつ伏せで寝る、口を開けたままにする、顎を前に出す癖、口呼吸などがないかを親に確認するという。中でも講師が多いと感じているのが、いわゆる「お口ポカン」、口唇閉鎖不全である。スライドでは、全国の3〜12歳を対象とした調査で31%の子どもに口唇閉鎖不全が疑われたと紹介される。編集部で確認したところ、新潟大学などの研究グループが2021年に Environmental Health and Preventive Medicine 誌に発表した全国規模の調査で、有病率は30.7%と報告されている。講師は、口を開けたままだと口呼吸になり、顔の成長の方向にも影響すると親に説明し、筋機能の訓練と装置を組み合わせて対応していると話す。講師の医院の症例では、6か月から1年ほどで歯列がきれいに整ってきたという。これは講師の経験としての紹介であり、すべての子どもに同じ経過が期待できるわけではない。21歳男性:成功率だけでは、インプラントかブリッジかは決まらない青年期の症例として講師が挙げるのは、21歳の男性だ。7年前に事故で前歯を強打して治療を受け、違和感はあったものの放置していたところ、最近になって強い痛みが出て来院した。深い歯周ポケットがあり、歯根に垂直性の破折が確認できたため、講師は抜歯が必要だと伝えた。抜歯後の選択肢として、講師はブリッジ、インプラント、義歯を挙げ、年齢などから2つに絞り込んだ。ブリッジは生活歯を削ることになる。接着性ブリッジなら削る量は抑えられる。一方、インプラントには、若い患者でいつ導入するかという問題がある。講師は、前歯部は骨が薄く吸収を伴いやすいこと、経験の浅い術者ではインプラントの失敗が増えるという報告があることも挙げる。講師はインプラントの成功率や接着性ブリッジの生存率などの文献値も示しながら比較するが、編集部では原典を確認できていないため、本稿では数値は載せない。注目したいのは、最終的な決め手の並べ方だ。講師が患者に提案したのは「インプラントか接着性ブリッジ」の2案で、判断材料として「インプラント導入時期の遅延」「患者の希望」「健全天然歯の切削の回避」が並ぶ。患者の希望は、歯を削りたくない、できる限り再治療をしたくない、というものだった。最終的な治療プランのスライドには、これに加えて「交通事故による医療費の損害賠償」も置かれ、インプラント治療が選ばれた。講師によれば、埋入から8年が経過した現在も、インプラント周囲組織は安定し、隣の歯も治療の必要なく経過しているという。文献上のリスクと、患者の価値観や費用の条件を同じ表に並べて決める。若手が見落としやすいのは、この後者の側なのかもしれない。44歳男性:歯肉の腫れを、ブラッシング指導だけで追わない壮年期の症例は44歳の男性。1年ほど前から歯肉が腫れ、ブラッシング時の出血が多く、下顎前歯が動揺して噛むと痛む。市販の薬も効かず、前の歯科医院ではブラッシング指導だけだったため来院した。全顎的に骨吸収があり、4mm以上、6mm以上のポケットも多数みられた。講師がここで指摘するのは、この患者が5年前から高血圧で通院し、カルシウム拮抗薬を服用していたことだ。口腔清掃不良や咬合の問題に加えて、服薬が関わっているのではないかと考える。スライドでは「Ca拮抗薬の副作用+炎症の刺激」から歯肉増殖が起こり、それが口腔清掃不良を招いて歯肉炎・歯周炎につながる、という流れが示される。カルシウム拮抗薬(ニフェジピンなど)が薬物性歯肉増殖症を起こしうることは、日本歯周病学会会誌のミニレビュー(松田・水野、2023年)でも取り上げられており、薬剤の作用に加えて歯肉の炎症が歯肉肥厚の原因の1つと考えられている。同レビューは、薬剤の変更は有効だが、血圧がよくコントロールされている薬を変えるのは難しいとも述べている。講師は発症率や男女差の数字も挙げるが、報告によって幅があり、編集部では講師が引いた原典を確認できていないため、本稿では載せない。この症例で講師が伝えたいのは、編集部の読みでは、歯肉の腫れをプラークの問題だけと見て指導を重ねても届かない場合がある、ということだろう。壮年期は「歯周病への早期対応」のステージであり、問診で服薬歴まで拾えるかどうかが、その後の治療計画を左右する。この症例の治療の続きは、前半部分には含まれていない。本稿で扱わないこと講師の経歴や所属する勉強会の紹介、著名人の口腔内の例、国民皆歯科健診の経緯などは本稿では扱っていない。自動字幕で聞き取りが不確かだった分類名や薬剤名、統計の数値も載せていない。症例の経過は講師の医院での経験であり、同じ結果を保証するものではない。元動画を見る【若手歯科医師】臨床の鬼門、治療計画に対する考え方(2024年3月10日公開)このミニセミナーはセミナーの前半部分です。続きは1Dプレミアムで視聴できます。
1D編集部
2日前
歯周病ケアに革新!信頼のサイエンスで選ぶ『カムテクト』の実力に迫る

歯周病ケアに革新!信頼のサイエンスで選ぶ『カムテクト』の実力に迫る

歯周治療、しっかりできていますか?SC、SRP、ブラッシング指導、歯周外科治療…。ひと通りの歯周治療を実施したのに、患者さんの歯ぐきの状態がなかなか改善しない。そんな悩みを持つ歯科医療従事者の方は多いのではないでしょうか。歯周治療を受けている患者さんの多くは、「歯科医院に通っているから大丈夫」と安心してしまいがちです。しかし、歯周病をコントロールするには、歯科医院での治療だけでなく、患者さん自身による毎日のセルフケアが欠かせません。この2つがそろって、はじめて効果が現れます。本記事では、歯科医院でのケアとセルフケアをつなぐ「信頼できる橋渡し役」として注目されている『カムテクト』に焦点を当て、現代の歯周病対策に求められる新たなアプローチを考えていきます。歯周治療にはセルフケアが必須患者さんのセルフケアというと、まず「ブラッシング指導」を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん正しいブラッシング技術の習得は歯周ケアの基本ですが、それらを習得し継続することができない患者さんが多いのも現実です。患者さんが無理なく続けられるセルフケアを提案するために、ブラッシングに使うアイテム選びも非常に重要です。なかでも歯磨剤は、毎日のルーティンに自然に組み込みやすく、使用感や変化を実感しやすいため、セルフケアを習慣化するカギとなり得ます。「使ってみたら、歯肉の状態が良くなった気がする」「いつもよりすっきりするから、自然と続けられる」こうしたポジティブな実感が、セルフケアの習慣化へとつながっていくのです。続けやすいツールを提案することも、歯科医療者としての大切な役割のひとつ。そんな視点から、患者さんが効果を実感しやすいセルフケアアイテムとして、『カムテクト』をご紹介します。セルフケアグッズとして『カムテクト』の提案患者さんからの評価も高いカムテクト歯周病に特化した歯磨剤『カムテクト』を知っていますか?Haleon社の製品では、知覚過敏ケアとして広く知られている『シュミテクト』が有名です。一方で『カムテクト』という名前は聞いたことがあっても、どんな特徴があるかまでは知らないという声も少なくないのが現状です。しかし、『カムテクト』は1度使った人からの評価が、非常に高いことで注目されています。約90%が使い心地に満足!2024年に人間ドック受診者を対象として実施されたサンプリング調査では、『カムテクト』試用後の使い心地に対し、約90%の人が「満足」と回答しました。出典元:2024年人間ドック受診者サンプリングアンケート n=611 試して納得、70%以上が積極的アクションへさらに注目すべきは、使用後に「購入した」「お店で探した」「人にすすめた」という積極的な行動を起こした人が、70%を超えていた点です。この結果から『カムテクト』は 効果を実感しやすく、「また使いたい」と思える満足度の高い歯磨剤であることが分かります。出典元:2024年人間ドック受診者サンプリングアンケート n=611 『カムテクト』研究員にインタビュー『カムテクト』の歴史とサイエンス使ってみると良さが分かる『カムテクト』について、Haleonジャパンの研究開発担当の中谷遼太朗氏に、『カムテクト』の歴史とサイエンスについてお伺いしました。ー『カムテクト』が生まれたきっかけや背景について教えてください。『カムテクト』は、歯周病予防に特化した処方を追求し、2014年に誕生した歯磨剤です。歯周病は、世界中で多くの人々が悩む慢性的な疾患であり、歯の喪失原因のひとつとして広く認識されています。『カムテクト』はそうしたニーズに応えるべく、開発されました。海外では『parodontax(パラドンタックス)』という歯周病ケアブランドとして展開されており、その科学的知見や処方技術をベースに、日本市場向けに発売されたのが『カムテクト』です。ー製品開発のコンセプトを決める上で、特に重視したポイントはありますか?Haleonジャパン株式会社 研究開発担当 中谷遼太朗氏カムテクトの開発において重視したのは、誰もが日常で使いやすく、効果を実感しやすい製品であることです。そのひとつが、ドラッグストアで手軽に購入できるという利便性です。セルフケアは毎日の習慣だからこそ、患者さん自身が継続しやすい環境づくりが必要だと考えています。安心して使用できる処方設計にも、徹底的にこだわりました。『カムテクト』には、清掃剤として炭酸水素ナトリウムを約70%と高濃度で配合しています。炭酸水素ナトリウムをはじめとするすべての配合成分は個別に毒性評価済みであり、殺菌効果のあるIPMP(イソプロピルメチルフェノール)、抗炎症作用のあるMAG(グリチルリチン酸モノアンモニウム)、歯ぐきの血行促進としてのビタミンEなどとの組み合わせにおいても、長期使用時の安全性が確認されています。また『カムテクト』に使用している炭酸水素ナトリウムは、粒子がきめ細かい「エクストラファインパウダー」を採用しており、やさしい使い心地と高い清掃効果を両立する処方が実現されています。当社では「Trusted Science(信頼されるサイエンス)」を理念に掲げ、科学的根拠に基づいた製品開発を行なっています。炭酸水素ナトリウム約70%配合歯磨剤は、菌数を99.9%まで減少バイオフィルムに残存する菌数と炭酸水素ナトリウム濃度との関係性の試験では、炭酸水素ナトリウム無配合と比較すると、約70%配合は細菌数が3log10(99.9%)まで減少することが確認されています。                                       異なる濃度の炭酸水素ナトリウム溶液7日後のバイオフィルムに残存する生菌数。出典Prattenら 2016¹ 良好なプラークコントロール維持のサポートへ歯間隣接面における6、12および24週目のプラークの除去効果の試験をみてみると、通常の歯磨剤と比較して、5倍以上のプラーク蓄積抑制効果が確認されました。この結果より、6、12および24週目でプラーク指数が有意に改善され、患者さんの良好なプラークコントロールの維持をサポートできることが確認いただけます。炭酸水素ナトリウム配合歯磨剤による 6ヶ月間臨床試験米国において歯肉炎患者約200名を対象に、6ヶ月間の臨床試験を実施。炭酸水素ナトリウム配合歯磨剤の継続使用により、プラーク指数の改善が認められ、安全性に関しても問題は報告されませんでした。平均総合TPIスコア±標準誤差* ITT集団。出典Joseら²* 開始時は未調整平均値であり、6、12および24週目は調整済平均値であるTPIは0~5の6段階で採点された出典元:1. Pratten et al. Physical disruption of oral biofilms by sodium bicarbonate: an in vitro study. Int Jour Dent Hyg. DOI: 10.1111/idh.12162 2. Jose et al. Six-month evaluation of a Sodium Bicarbonate-Containing Toothpaste for Reduction of Established Gingivitis: A Randomized USA-Based Clinical Trial. J Clin Dent 2018;29:33 -39                                        ー「カムテクト」という名称に込められた意味や思いを教えていただけますか?『カムテクト』という名称は、「噛む(カム)」と守ることを意味する「Protect(テクト)」を組み合わせた造語です。この名前には「歯と歯ぐきをしっかり守る」という製品コンセプトが込められています。単なる歯磨剤ではなく、歯周病予防を目的に、歯と歯ぐきの健康をサポートする存在でありたいというブランドの思いを象徴する名前となっています。現在、日本国内には歯ぐきの悩みを抱える人が4,000万人以上いるとされています。『カムテクト』はそのような方々へ、日常のセルフケアで寄り添える存在であることを目指しています。ー『カムテクト』がもつ主要な有効成分や技術的特徴はどんなものですか?『カムテクト』の最大の特徴は、約70%という高濃度で配合された炭酸水素ナトリウムにあります。炭酸水素ナトリウムには、プラークを軟化させ、ブラッシングによる物理的除去をサポートする作用があり、まさに『カムテクト』の処方設計の核と言える存在です。一方、一般的な歯周病予防用歯磨剤では、殺菌成分や抗炎症成分を中心とした「薬効ベースの処方設計」が主流です。歯周病の原因となる菌を抑制・炎症を抑えることに重点が置かれており、プラーク自体を機械的に落としやすくするというアプローチは、あまり重視されていないケースも見受けられます。また、炭酸水素ナトリウムは日本の薬機法上「有効成分」とはみなされておらず、処方上の差別化にはつながりにくいという理由で、競合製品では積極的に使われていないのが現状です。それでもなお、当社が炭酸水素ナトリウムに強くこだわるのは、豊富な科学的エビデンスと国際的な臨床データに裏付けられているからです。こうしたグローバルで培われた処方設計と研究成果を、日本市場向けにローカライズして展開できる点は、他社製品とは一線を画す、当社ならではの大きな強みと言えるでしょう。ー開発にあたり、特に苦労した点や壁となった要因は何でしたか?『カムテクト』の開発においては、処方設計・製造工程の両面で、いくつか大きな課題を乗り越える必要がありました。なかでも、以下の2点は製品化に向けた大きな壁となりました。炭酸水素ナトリウムと他成分の相性問題『カムテクト』は、約70%という高濃度の炭酸水素ナトリウムを配合した特殊処方です。この処方は、プラークの物理的除去をサポートするうえで大きな価値を持つ一方、他の有効成分との相性において化学的な安定性が課題となりました。炭酸水素ナトリウムの性質上、特定の成分と組み合わせるとpH変動や分離、変質などが起こる可能性があり、配合を断念せざるを得ない成分もありました。粘度の高さによる撹拌・充填の難しさ使用感からも実感いただけるように、『カムテクト』は非常に硬めのテクスチャーが特長です。これは高濃度の炭酸水素ナトリウムを含むことによるもので、製造工程において技術的困難が伴いました。・高粘度により、撹拌時に成分が均一に混ざりにくく、有効成分が偏るリスクが発生・粘度が高くなることで、チューブへの充填が困難これらの課題を解決するために、複数の技術的対応が必要でした。ー「カムテクト」ブランドとして、歯科医療者や患者さんに向けて伝えたいメッセージはありますか?『カムテクト』は、歯ぐきの健康に悩むすべての人々を支え、生涯にわたって口腔内に自信を持てる毎日を提供することを使命としています。現在の日本では、成人の約8割* が歯周病の兆候を抱えていると言われています。このような状況において、『カムテクト』は、誰もが手に取りやすい製品であることが、歯周病予防への重要なアプローチであると考えています。ドラッグストアで購入できる身近さと、科学的根拠に裏打ちされた処方。この両立が、日々のセルフケアを支える「続けやすさ」へとつながっています。『カムテクト』が描く歯科医療の未来像は、「歯科医院と患者さんの間に立つ信頼できる架け橋として、セルフケアの質を底上げし、結果的に歯科医療全体のレベル向上に寄与すること」です。このビジョンは、当社が掲げる「ボトムアップ型の健康支援」という企業哲学とも深く結びついています。また、「Deliver better everyday health with humanity.(もっと健康に、ずっと寄り添って)」というパーパスを掲げ、その実現に向けて、製品開発の革新、サイエンスの追求、そして現場との対話を重ねる姿勢を大切にしています。今後も『カムテクト』は、歯科医療者の皆さまとともに、患者さん一人ひとりの健康意識を支えながら、より良い未来の口腔健康の実現に貢献していきたいと考えています。出典元: *令和4年歯科疾患実態調査Haleonヘルスパートナーに登録して患者さん用無料サンプルをオーダーしませんか?Haleonヘルスパートナーとは?Haleonヘルスパートナーは、歯科医療従事者の皆さまに向けて、オーラルヘルスケアに関する最新情報を提供するコミュニティサイトです。日々の診療に役立つコンテンツや、患者さんとのコミュニケーションを支える資料など、さまざまな情報をご利用いただけます。主なサービス内容・ウェブ講演会の無料配信知覚過敏症ケア、歯周病予防、義歯やマウスピースケアなどをテーマとしたウェブ講演会を、いつでも無料で視聴可能。過去の講演ダイジェスト動画もアーカイブで公開されています。・患者さん用無料サンプルの提供歯磨剤の『カムテクト』や『シュミテクト』、義歯・リテーナー洗浄剤の『ポリデント』、義歯安定剤の『ポリグリップ』など、患者さんのセルフケア習慣づくりに役立つ製品サンプルを、オンラインから簡単にオーダー可能です。・患者指導用資材のダウンロード歯周ケアを含む様々なセルフケア指導に活用できる、わかりやすい説明資料や配布用ツールがダウンロード可能です。登録して『カムテクト』患者さん用サンプルをオーダーしませんか?オーダー方法について1. 会員登録(無料)Haleonヘルスパートナーの公式サイトで、必要事項を入力して会員登録を行います。(※登録フォームへの入力後、承認まで最大5営業日ほどかかる場合があります。)2. ログイン後、サンプル依頼ページへアクセス登録完了後、ログインして、専用ページからサンプル申請が可能になります。3. 患者さん用サンプルを選択してオーダー希望のサンプル(例:『カムテクト』)を選択して、注文を完了します。登録や詳細は、以下の公式サイトをご覧ください。公式サイトで詳細を確認する
1D編集部
2025年5月29日
歯周外科治療の実践。歯科臨床で役立つ症例と術式の判断ポイント

歯周外科治療の実践。歯科臨床で役立つ症例と術式の判断ポイント

歯周外科治療の定義と目的歯周外科治療とは、歯周病の進行に伴い、歯周組織の再生や修復を目的とした外科的な処置を指す。主に、歯周ポケットの減少や歯槽骨の再生を目指す。歯周病は、初期段階では無症状であることが多く、進行すると歯の喪失に至るため、早期の診断と適切な治療が重要である。この治療は、歯科医師が行うものであり、歯科衛生士との連携が不可欠である。特に、術後のメンテナンスや患者教育において、歯科衛生士の役割は大きい。歯周外科治療の主な術式歯周外科治療には、いくつかの術式が存在する。代表的なものには、フラップ手術、骨移植、再生療法などがある。フラップ手術は、歯肉を剥離し、歯周ポケット内の清掃を行った後、再度縫合する方法である。この手術により、歯周ポケットの深さを減少させることができる。骨移植は、失われた歯槽骨を再生するために、他の部位から骨を移植する手法である。再生療法は、バイオマテリアルを用いて歯周組織の再生を促す方法であり、近年注目されている。症例に基づく歯周外科治療の判断ポイント歯周外科治療を行う際には、患者の症例に応じた判断が求められる。例えば、重度の歯周病患者に対しては、フラップ手術を選択することが多いが、骨の再生が必要な場合には骨移植を考慮する必要がある。また、患者の全身状態や歯周病の進行度、治療に対する理解度も重要な要素である。治療計画を立てる際には、これらの要因を総合的に考慮し、最適な術式を選択することが求められる。歯周外科治療のメリットとデメリット歯周外科治療には、いくつかのメリットとデメリットが存在する。メリットとしては、歯周組織の再生が期待できること、歯の喪失を防ぐことができることが挙げられる。また、治療後のメンテナンスを適切に行うことで、長期的な口腔内の健康を維持することが可能である。一方、デメリットとしては、手術に伴う痛みや腫れ、術後の感染リスクがある。また、治療には時間と費用がかかるため、患者に対する十分な説明が必要である。歯周外科治療の注意点と術後管理歯周外科治療を行う際には、いくつかの注意点がある。まず、術前の診査が重要であり、患者の全身状態や口腔内の状況を十分に把握する必要がある。また、術後の管理も重要であり、定期的なメンテナンスを行うことで、再発を防ぐことができる。さらに、患者への教育も欠かせない。術後の口腔ケアや生活習慣の改善について、患者に理解してもらうことが、治療の成功に繋がる。まとめ歯周外科治療は、歯周病の進行を防ぎ、歯の喪失を防ぐための重要な手段である。様々な術式が存在し、症例に応じた適切な判断が求められる。治療後の管理や患者教育も重要であり、歯科医師と歯科衛生士の連携が不可欠である。今後も、最新の研究や技術を取り入れながら、より良い治療を提供していくことが求められる。
1D編集部
2024年6月1日
喫煙はなぜ悪か?歯科的な影響を考える

喫煙はなぜ悪か?歯科的な影響を考える

喫煙は口腔内のみならず、空気の通り道である気道や肺全体へも影響を及ぼすことが知られている。このような健康被害があるにも関わらず、依然として喫煙者はゼロになっていない。タバコに含まれるニコチンには強い依存性があり、やめようとしてもイライラしたり、気が散って他のことが手につかないなど簡単にはやめられない。また、心理・行動依存的状態にあるため、喫煙が習慣化していることも禁煙を困難にしている理由のひとつである。今回は、喫煙による口腔ならびに全身への影響と、歯科医院での禁煙について解説したい。喫煙の全身的影響たばこの煙の中に含まれる各種の物質は発がん性を持ち、喫煙者での肺がんや咽頭がんの発症、進行に直接または間接的に関与する。またその他の循環器系、呼吸器系疾患の発症との因果関係も強く、現在では喫煙が健康を損なうことは周知の事実である。歯科疾患でも、口腔内悪性腫瘍、白板症、歯周疾患の発症や進行などが喫煙と関連することが分かっている。特に歯周病に関して、喫煙は人種を問わず、歯周病の環境因子からみた最大のリスクファクターとして強い関連性が示されている。歯周病と喫煙非喫煙者に比べると、喫煙者は2〜8倍も歯周病に罹患しやすい。血中のニコチンは毛細血管の収縮作用があることが知られており、喫煙者は非喫煙者と比較して、プロービング時の出血が少なく発赤も弱いため、症状が現れにくい。また、喫煙は歯周病の治癒を遅延させるため、歯周治療に対する反応は非喫煙者に比べ低下する。しかしながら、重度の喫煙歴のある人でも、禁煙することで歯周病に対するリスクが低下することが示されている。このため、喫煙者の歯周治療においては、禁煙が必須であることの十分な説明を行い、必要に応じて禁煙外来や他の医療機関と連携しながら患者の禁煙を支援していく必要がある。歯周組織への影響喫煙は、糖尿病などと並んでインプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎の原因にもなる。歯周外科治療においても、手術を行う際には喫煙していないことが条件としてあげられているように、喫煙は悪影響を及ぼす。SPT時にも非喫煙と禁煙5年以上は低リスクになるのに対し、1日20本以上喫煙する場合は高リスクとなる。良好なプラークコントロールを維持するためには、口腔衛生指導を中心とした管理と、喫煙に対しての指導や管理も必要となる。喫煙者に対する禁煙支援では、どうやって禁煙支援を行うべきか。まずは歯周基本治療時に、患者の加熱式タバコなどを含めた喫煙歴、身体的、心理的ニコチン依存度、禁煙の準備状況などを把握し、禁煙支援を行うことが歯周治療を成功に導くうえで重要である。しかし、問題なのは、歯周治療に訪れる喫煙患者は禁煙を望んで歯科医院に来院しているわけではないということだ。モチベーションが低いままの禁煙支援はなかなか難しい。また、多くの喫煙者は、いろいろな病気のリスクを抱えたまま受診していることも多い。そこで、本人の喫煙や受動喫煙に起因した所見に対して、喫煙と歯周病の重症化 、受動喫煙と歯周病、さらに、その他の全身ヘの健康障害について積極的に啓発し、歯周基本治療の一貫として禁煙指導をはかることが成功への近道であるといえる。歯科医院でできることこのように、歯科医院での歯科医療従事者による喫煙への保健指導は非常に重要であり、歯周病との関連を患者に十分に説明し、予防と治療の重要性を認識させることは大切である。また、歯科は幅広い年代の受診者に対して継続的に関わり、視覚的に把握できる歯や口を対象としていることから、禁煙支援に適している。患者個人の生活習慣の改善、自助努力、さらには医療連携なども行なっていきやすい。喫煙だけでなく、糖尿病などの全身性疾患を有する場合にも、良好なプラークコントロールを維持するための口腔衛生指導を中心とした管理や指導、管理も行っていく必要がある。おすすめセミナーより実践的な禁煙指導のために、ぜひ「歯科医院での禁煙指導バイブル」(URL)をおすすめしたい。喫煙の基礎的知識から臨床で役立つ禁煙指導法までを学ぶことができる。必ずや、患者の心へ響く禁煙指導法が見つかるだろう。参考文献特定非営利活動法人日本歯周病学会. 歯周治療のガイドライン2022.(URL)
482 TSUNAGU
2023年6月19日
【歯周治療ガイドライン】歯周治療における抗菌薬の適正使用

【歯周治療ガイドライン】歯周治療における抗菌薬の適正使用

歯周病は細菌感染によって惹起される炎症性疾患であり、結果として歯槽骨の破壊などの骨代謝にまで関連する。セルフケアとプロフェッショナルケアが大切であり、予防と治療が密接に関係していることから、定期的な一次予防ならびに二次予防を適切に行うことで歯周炎への移行を防ぐことが重要となる。歯周基本治療の概念歯周病の病因因子とリスクファクターを排除して歯周組織の炎症を改善し、その後の歯周治療の効果を高め成功に導くための基本的な原因除去治療である。治療に際しては、歯周病の病因因子とリスクファクターを明確にし、患者背景や全身状態も考慮に入れた包括的な治療計画の立案が必要である。細菌感染に対する処置1. プラークコントロールはすべての治療に優先されるプラーク性歯肉炎と歯周炎の主要な原因は歯肉縁上および縁下の細菌性プラークであり、これを除去することが歯周病の治療と予防の根幹をなす。プラークコントロールが不十分であると、スケーリング・ルートプレーニング、暫間固定、歯周外科治療など、その後の治療の効果は著しく低下し、歯周治療そのものが失敗する原因となる。良好なプラークコントロールは歯周外科治療後の治癒と組織の炎症の予防に有益であり、とくに再生療法では良好な臨床結果を得るためには、 十分なプラークコントロールの維持が必要である。歯周治療の成否は、プラークコントロールに大きく左右され、歯周治療全体を通じて常に指導管理する必要がある。2. スケーリングおよびルートプレーニング歯周治療のなかでプラークコントロールとともにきわめて重要な処置である。歯石は歯面に付着した細菌性プラークが石灰化したもので、表面が粗糙で細菌性プラークが多量に付着する構造となっており、局所のプラークリテンションファクターとしては、最も重要なものである。スケーリングでは細菌性プラークが多量に付着する因子を取り除き、術者や患者自身が細菌性プラークを除去しやすい環境を形成し、ルートプレーニングでは、歯根面の細菌やその代謝産物を含む病的な歯質を各種スケーラーにより除去することで、生物学的に為害性のない滑沢な歯根面をつくり出し、歯肉と歯根面との付着を促すことができる。細菌感染に対する治療の実際1. 機械的な歯肉縁上プラークコントロール口腔衛生管理は、患者が歯ブラシで行うブラッシングが主体となるが、歯周病の重症度、治療時期、患者の技量や生活習慣に合わせて歯間ブラシ、デンタルフロスなどの歯間清掃用具や電動歯ブラシ、 音波歯ブラシ、超音波歯ブラシなどの使用も必要である。さらに医療従事者によるスケーリングや機械的歯面清掃によってプラークコントロールを補うことで、患者のモチベーションを高め維持する効果が期待できる。歯肉縁上プラークコントロールの障害となる不適合修復物・補綴装置に関しては、調整や除去、歯冠の形態修正を必要に応じて行う。2. 機械的な歯肉縁下プラークコントロールルートプレーニングは歯周治療における標準的治療法であるが、進行した根分岐部病変や複雑なあるいは深い骨縁下ポケットでは治療効果に限界がある。スケーリング・ルートプレーニングは、3mm未満のプロービングデプスに対して行うとアタッチメントロスを生じる危険性があり、歯周ポケットが深くなるほど歯肉縁下プラークや歯石の除去が困難となる。5〜7mmのプロービングデプスに対する歯周ポケット減少量は、約1〜2mmで、アタッチメントゲインは、約0.5〜1mmと報告されている。3. 化学的な歯肉縁上プラークコントロール機械的プラークコントロールを徹底して行った後に洗口剤などを用いた化学的プラークコントロールを行う。使用する洗口剤としては、細菌性プラークの形成抑制作用や薬剤の歯面への沈着作用を有する低濃度のクロルへキシジン溶液が効果的である。その他、フェノール化合物、ポビドンヨード、セチルピリジニウム塩化物、エッセンシャルオイルなどがある。歯周基本治療における使用としては、スケーリング後の歯周病原細菌の再増殖期間とされる 2〜4週間の継続的使用が有効である。4. 化学的な歯肉縁下プラークコントロール 化学的な歯肉縁下プラークコントロールを行ううえで留意すべき点として、歯肉縁上プラークコントロールがなされていること、機械的なプラークコントロールを優先して行うこと、スケーリング・ルートプレーニングに対して反応性が良好な部位や慢性歯周炎の多くの場合では、化学的プラークコントロールが必ずしも必要ではないことを理解しておくことである。①歯周ポケット内洗浄 シリンジなどにより歯周ポケット内を薬液で洗浄する。使用可能な薬剤としては、ポビドンヨード、ベンゼトニウム塩化物、オキシドール、アクリノールなどがある。スケーリング・ルートプレーニングに併用することで臨床的効果が認められるが、歯周ポケット内洗浄のみでは臨床的効果は限定的である。②抗菌薬の歯周ポケット内投与歯周ポケット内に投与する薬剤としては、テトラサイクリン系抗菌薬徐放性軟膏があり、局所薬物配送システム(LDDS)として使用する場合がある。漫然とした薬物の投与は菌交代現象や薬剤耐性の問題があり、とくにSPT期に対して抗菌薬を繰り返し投与する妥当性は得られていない。適応としては以下の通りである。歯周膿瘍(歯周炎の急性発作)易感染性疾患(糖尿病を含む)を有する歯周炎患者中等度以上の歯周炎におけるスケーリング・ルートプレーニングとの併用歯周基本治療後に改善がみられなかった歯周ポケット内に対し、1〜1週間に1回、3〜4回連続投与③抗菌薬の経口投与通常の基本治療では改善のみられない歯周炎患者、観血的治療の不可能な患者、免疫力が低下している易感染性歯周炎患者、広汎型侵襲性歯周炎患者および広汎型重度慢性歯周炎患者において、抗菌薬の経口投与を検討する。計画使用を徹底し、目的を明確化したうえで、副作用の再確認や細菌検査の必要性などを十分に考慮して行う必要がある。5. 抗菌療法の患者選択以下のような患者においては抗菌療法(歯周ポケット内投与と経口投与)が適応となる場合がある。通常の機械的プラークコントロールでは十分な臨床改善がみられない治療抵抗性および難治性歯周炎患者広汎型重度慢性歯周炎患者および広汎型侵襲性歯周炎患者糖尿病などの易感染性疾患患者糖尿病などの易感染性疾患患者歯周治療を行うことで生じる菌血症に対して最上リスクを有する歯周炎患者(感染性心内膜炎、大動脈弁膜症、チアノーゼ先天性疾患、人工弁・シャント術実施患者など)参考文献特定非営利活動法人日本歯周病学会. 歯周治療のガイドライン2022.(PDF)
482 TSUNAGU
2023年3月27日

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