歯科用語集
2025年10月28日

血漿

「血漿」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

血漿とは、血液の液体成分であり、血球(赤血球、白血球、血小板)を除いた部分を指す。血漿は約90%が水分で構成されており、残りの10%にはタンパク質、電解質、栄養素、ホルモン、老廃物などが含まれる。語源はラテン語の「plasma」で、「形成物」や「成分」を意味する。血漿は体内の栄養素の運搬や、免疫機能の維持に重要な役割を果たす。


臨床における位置づけ・判断基準

臨床現場において、血漿は様々な診断や治療において重要な指標となる。血液検査を通じて血漿中の成分を分析することで、肝機能や腎機能、感染症の有無などを判断することができる。また、血漿中の特定のタンパク質の濃度は、特定の疾患の診断や治療効果のモニタリングに利用される。例えば、C反応性タンパク質(CRP)は炎症の指標として広く用いられている。

関連用語・類義語との違い

血漿に関連する用語としては、血清や血液がある。血清は血漿から血球を除いた後、凝固因子を取り除いた液体成分を指し、主に免疫学的検査や生化学的検査に利用される。一方、血液は血漿と血球を含む全体を指すため、血漿はその一部である。これらの用語は、臨床検査や診断において異なる役割を持つため、正確な理解が求められる。

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