歯科用語集
2025年10月28日

智歯

「智歯」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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定義・語源

智歯とは、通常18歳から25歳頃に生えてくる第三大臼歯のことである。英語では「wisdom tooth」と呼ばれ、その名はこの歯が生える時期が「知恵がつく頃」とされていることに由来する。智歯は通常、上下左右の4本が存在するが、個人差があり、全く生えない場合や、数本のみが生えることもある。智歯は顎の奥に位置するため、歯列に影響を及ぼすことがあり、特に歯並びや咬合に関連する問題が生じることがある。


臨床における位置づけ・判断基準

智歯は、臨床現場において重要な位置を占めている。特に、智歯が正常に生えない場合や、周囲の歯に影響を与える場合には、抜歯が推奨されることが多い。判断基準としては、歯の位置、周囲の歯との関係、痛みや炎症の有無、そしてレントゲン検査による根の発育状況などが考慮される。智歯の抜歯は、保険点数が設定されており、適切な診断と治療計画が求められる。

関連用語・類義語との違い

智歯に関連する用語としては、第一大臼歯や第二大臼歯がある。これらは智歯とは異なり、通常は早期に生え、咀嚼機能に重要な役割を果たす。また、智歯は「親知らず」とも呼ばれるが、この呼称は主に日本で使われるものであり、英語圏では「wisdom tooth」として知られている。智歯と他の臼歯との違いは、主に生える時期とその機能にある。智歯はしばしば問題を引き起こすことが多いため、他の臼歯とは異なる管理が必要である。

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