ワルクホッフ小球とは?ワルクホッフ小球とは、無歯顎患者の水平的顎位を決定する際に用いられる小球のことです。ワルクホッフ小球を用いた水平的顎間関係の記録法である「ワルクホッフ小球利用法」では、上顎咬合床の口蓋後縁中央部にワルクホッフ小球を取り付け、舌尖でワルクホッフ小球を触れながら閉口することで下顎後退位に誘導させることができ、下顎を前方に突出させてしまいがちな無歯顎患者でも正確な水平的な顎位を決定することができます。