歯科用語集

2022年03月13日

くさび状欠損(WSD)

「くさび状欠損(WSD)」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

くさび状欠損(WSD)とは?症状・原因・好発部位

くさび状欠損(WSD)とは、不適切なブラッシング(強いブラッシング圧)やブラキシズムにより歯頚部エナメル質に応力が加わり、歯がくさび状に欠損することをくさび状欠損(wedges haped defect: WSD)といいます。くさび状欠損(WSD)は、加齢などにより露出した歯頚部象牙質に特に生じやすいです。特にくさび状欠損(WSD)は、犬歯・小臼歯の唇側歯頚部に好発します。くさび状欠損(WSD)は特定の1歯に見られればブラキシズムが原因であることが多いです。くさび状欠損(WSD)が連続した数歯に見られれば、ブラッシングが原因であることが考えられます。くさび状欠損(WSD)による歯質の欠損部にはコンポジットレジン充填・グラスアイオノマーセメント充填をするほか、原因となったブラッシングの指導やブラキシズムの改善を行います。

アブフラクションとは?

くさび状欠損(WSD)のうち、特に咬合圧が原因となって欠損したものをアブフラクション(Abfraction)といいます。