歯科用語集
2022年3月14日

くさび状欠損(WSD)

「くさび状欠損(WSD)」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

PICK UP

くさび状欠損(WSD)とは?症状・原因・好発部位

くさび状欠損(WSD)とは、不適切なブラッシング(強いブラッシング圧)やブラキシズムにより歯頚部エナメル質に応力が加わり、歯がくさび状に欠損することをくさび状欠損(wedges haped defect: WSD)といいます。くさび状欠損(WSD)は、加齢などにより露出した歯頚部象牙質に特に生じやすいです。特にくさび状欠損(WSD)は、犬歯・小臼歯の唇側歯頚部に好発します。くさび状欠損(WSD)は特定の1歯に見られればブラキシズムが原因であることが多いです。くさび状欠損(WSD)が連続した数歯に見られれば、ブラッシングが原因であることが考えられます。くさび状欠損(WSD)による歯質の欠損部にはコンポジットレジン充填・グラスアイオノマーセメント充填をするほか、原因となったブラッシングの指導やブラキシズムの改善を行います。
,

アブフラクションとは?

くさび状欠損(WSD)のうち、特に咬合圧が原因となって欠損したものをアブフラクション(Abfraction)といいます。




関連用語

PICK UP
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
© 2024 1D inc.
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
© 2024 1D inc.