開催にあたり
全10回で小児の成長発達、う蝕や歯周疾患の考え方、歯内療法、小児特有の軟組織・硬組織に対する処置、口腔機能発達不全症、矯正的な考え方に至るまでを網羅的に学ぶことができます。どの年齢の小児患者が来ても自信を持って適切な対応ができるように、まずはステージごとの成長や特徴をしっかりと頭に入れていきましょう。そして、その時期に必要な処置や対応を見過ごさず、小児の歯科治療に必要不可欠なスキルを習得しましょう。
監修
朝田 芳信
鶴見大学歯学部小児歯科学講座教授。1986年日本大学松戸歯学部卒業後、同大学助教授を経て現職。日本小児歯科学会理事長、日本口腔育成学会理事長、鶴見大学歯学部附属病院長を歴任。
1小児の定型発育
9月20日開講
1小児の定型発育
9月20日開講
新生児期から小児期にかけて、口腔内では無歯顎の状態から乳歯が生え、順次、永久歯に置き換わるというダイナミックな変化を来します。
また、各臓器も特有の成長パターンを示しながら大きく変化していきます。
この時期の定型発育を深く理解し、適切な対応をすることは、子供に関わる歯科医療者にとって必要不可欠なスキルです。
新生児期から小児期の成長に関連する重要ポイントや診断の注意点を理解し、小児の歯科治療に役立てていきましょう。      
新生児期から小児期にかけて、口腔内では無歯顎の状態から乳歯が生え、順次、永久歯に置き換わるというダイナミックな変化を来します。
また、各臓器も特有の成長パターンを示しながら大きく変化していきます。
この時期の定型発育を深く理解し、適切な対応をすることは、子供に関わる歯科医療者にとって必要不可欠なスキルです。
新生児期から小児期の成長に関連する重要ポイントや診断の注意点を理解し、小児の歯科治療に役立てていきましょう。      
主な講義内容
新生児期〜小児期の発育の特徴
歯・歯列・咬合の発育異常
講師
朝田 芳信
鶴見大学歯学部小児歯科学講座教授。1986年日本大学松戸歯学部卒業後、同大学助教授を経て現職。日本小児歯科学会理事長、日本口腔育成学会理事長、鶴見大学歯学部附属病院長を歴任。
2小児歯科における臨床的対応
9月20日開講
2小児歯科における臨床的対応
9月20日開講
「どうやったら嫌がらずに診療を受けてくれるのか」。
小児患者に処置をする上で、永遠につきまとう悩みのひとつです。
成長発育の各段階で、子どもが理解できることは大きく異なるため、子供のステージや心理を把握し、適切な行動変容法を身につけることでスムーズに処置を進めていくことが可能になります。
安全に歯科治療を進めるために、ステージに合わせた子どもの特徴を知り、適切な対応法を身につけましょう。
「どうやったら嫌がらずに診療を受けてくれるのか」。
小児患者に処置をする上で、永遠につきまとう悩みのひとつです。
成長発育の各段階で、子どもが理解できることは大きく異なるため、子供のステージや心理を把握し、適切な行動変容法を身につけることでスムーズに処置を進めていくことが可能になります。
安全に歯科治療を進めるために、ステージに合わせた子どもの特徴を知り、適切な対応法を身につけましょう。
主な講義内容
知っておくべき小児の特徴
小児の行動変容法
講師
朝田 芳信
鶴見大学歯学部小児歯科学講座教授。1986年日本大学松戸歯学部卒業後、同大学助教授を経て現職。日本小児歯科学会理事長、日本口腔育成学会理事長、鶴見大学歯学部附属病院長を歴任。
3う蝕・歯周病の予防と指導
9月20日開講
3う蝕・歯周病の予防と指導
9月20日開講
小児歯科へ子供を連れてくる保護者の多くは「う蝕も歯周病もない口腔内を維持したい」と思っています。しかしながら、子供の口腔内環境が悪いケースも少なくありません。
保護者に必要な情報を共有し、それぞれの状況に応じた口腔の健康をサポートする手法を身につけさせることは歯科医療者にしかできないことです。
う蝕や歯周病の正しい予防と指導法の知識を身につけ、適切な指導ができるようになっておきましょう。
小児歯科へ子供を連れてくる保護者の多くは「う蝕も歯周病もない口腔内を維持したい」と思っています。しかしながら、子供の口腔内環境が悪いケースも少なくありません。
保護者に必要な情報を共有し、それぞれの状況に応じた口腔の健康をサポートする手法を身につけさせることは歯科医療者にしかできないことです。
う蝕や歯周病の正しい予防と指導法の知識を身につけ、適切な指導ができるようになっておきましょう。
主な講義内容
小児のう蝕・歯周病の基礎知識                                              
保護者への指導法
講師
小林 冴子
鶴見大学歯学部小児歯科学講座助教。同大学歯学部卒業後、歯学研究科にて博士課程修了。助手を経て現職。歯科基礎医学会奨励賞, アジア小児歯科学会 Morita Young Dentist Award受賞 Interaction of Enamel Proteins and TGF-β1 in Porcine Enamel.小児歯科臨床などに執筆。
4乳歯・幼若永久歯う蝕の基本
10月20日開講
4乳歯・幼若永久歯う蝕の基本
10月20日開講
乳歯と永久歯は解剖学的構造が異なるため、う蝕治療を行う際には気をつけなければなりません。
また、幼若永久歯は完全萌出までに時間がかかるため清掃性が悪い状態が長く続き、また歯質が成熟していないためう蝕に非常になりやすいので注意が必要です。
小児のう蝕治療について、乳歯や幼若永久歯の構造など基礎的な知識からう蝕治療での注意点に至るまでをしっかり身につけましょう。
乳歯と永久歯は解剖学的構造が異なるため、う蝕治療を行う際には気をつけなければなりません。
また、幼若永久歯は完全萌出までに時間がかかるため清掃性が悪い状態が長く続き、また歯質が成熟していないためう蝕に非常になりやすいので注意が必要です。
小児のう蝕治療について、乳歯や幼若永久歯の構造など基礎的な知識からう蝕治療での注意点に至るまでをしっかり身につけましょう。
主な講義内容
乳歯・幼若永久歯の解剖学的特徴
小児のう蝕治療の基本
講師
小林 冴子
鶴見大学歯学部小児歯科学講座助教。同大学歯学部卒業後、歯学研究科にて博士課程修了。助手を経て現職。歯科基礎医学会奨励賞, アジア小児歯科学会 Morita Young Dentist Award受賞 Interaction of Enamel Proteins and TGF-β1 in Porcine Enamel.小児歯科臨床などに執筆。
5小児の歯周疾患と軟組織疾患
10月20日開講
5小児の歯周疾患と軟組織疾患
10月20日開講
小児の口腔は、乳歯の萌出と脱落、永久歯の萌出、歯の交換という生理的変化が常に起こっており、ホルモンの変化により歯周疾患が起こりやすいなど、歯周組織にも注目すべき変化が生じます。
また、低ホスファターゼ症などの必ず知っておかなければならない疾患についても確かな知識が必要です。
そして小児の軟組織疾患についても、その原因と対応に関する知識を今一度、整理していきましょう。
小児の口腔は、乳歯の萌出と脱落、永久歯の萌出、歯の交換という生理的変化が常に起こっており、ホルモンの変化により歯周疾患が起こりやすいなど、歯周組織にも注目すべき変化が生じます。
また、低ホスファターゼ症などの必ず知っておかなければならない疾患についても確かな知識が必要です。
そして小児の軟組織疾患についても、その原因と対応に関する知識を今一度、整理していきましょう。
主な講義内容
小児の歯周疾患
小児の軟組織疾患
講師
守安 克也
鶴見大学歯学部小児歯科学講座 講師。同大学卒業後、現職。小児歯科学会優秀発表賞 受賞(演題:上顎前歯部における埋伏過剰歯摘出後の歯列の発育に関する臨床統計的観察) 。著書に「小児歯科学基礎・臨床実習」など。
6乳歯・幼若永久歯の歯内療法
10月20日開講
6乳歯・幼若永久歯の歯内療法
10月20日開講
乳歯と成熟した永久歯とでは解剖学的形態が異なることもあり、同様の感覚や考え方で歯内療法を行っても思うような結果が出ないことも多々あります。
生理的歯根吸収による抜歯の判断についても悩ましいところではないでしょうか。
また、幼若永久歯の歯内療法は根が未完成なこともあり、治療はさらに複雑になります。
解剖学的特徴を捉え、治療の成功と失敗要因に至るまでを学んでいきましょう。
乳歯と成熟した永久歯とでは解剖学的形態が異なることもあり、同様の感覚や考え方で歯内療法を行っても思うような結果が出ないことも多々あります。
生理的歯根吸収による抜歯の判断についても悩ましいところではないでしょうか。
また、幼若永久歯の歯内療法は根が未完成なこともあり、治療はさらに複雑になります。
解剖学的特徴を捉え、治療の成功と失敗要因に至るまでを学んでいきましょう。
主な講義内容
乳歯における歯内療法の考え方
乳歯の歯根吸収と抜歯の判断
幼若永久歯における歯内療法の考え方 
講師
守安 克也
鶴見大学歯学部小児歯科学講座 講師。同大学卒業後、現職。小児歯科学会優秀発表賞 受賞(演題:上顎前歯部における埋伏過剰歯摘出後の歯列の発育に関する臨床統計的観察) 。著書に「小児歯科学基礎・臨床実習」など。
7軟組織・硬組織疾患の外科処置
11月20日開講
7軟組織・硬組織疾患の外科処置
11月20日開講
上唇小帯や舌小帯などの軟組織の異常に対して外科処置をすべきかの判断。また硬組織疾患に対する対応。
発見したはいいものの、どうすればいいか迷ったことがあるのではないでしょうか?
小児歯科の専門の医院でなければ、そう頻繁に遭遇するものではないかもしれません。
だからこそ、いざという時のために軟組織や硬組織の問題に対して、外科処置をするべきかの判断や処置法を知っておくことが重要です。  
上唇小帯や舌小帯などの軟組織の異常に対して外科処置をすべきかの判断。また硬組織疾患に対する対応。
発見したはいいものの、どうすればいいか迷ったことがあるのではないでしょうか?
小児歯科の専門の医院でなければ、そう頻繁に遭遇するものではないかもしれません。
だからこそ、いざという時のために軟組織や硬組織の問題に対して、外科処置をするべきかの判断や処置法を知っておくことが重要です。  
主な講義内容
顎、口腔軟組織の異常と疾患の処置
硬組織疾患に対する診断と外科処置
講師
船山 ひろみ
東北大学歯学部卒業後、同大学大学院歯学研究科にて博士課程修了。現在は鶴見大学歯学部講師を務める。小児歯科学会奨励賞 Mechanism, prevention, and treatment of the inflammatory side effects of bisphosphonates. 受賞。著書に「一般臨床医のための歯科小手術スキルアップ」など。
8乳歯・幼若永久歯の外傷
11月20日開講
8乳歯・幼若永久歯の外傷
11月20日開講
乳歯や幼若永久歯の外傷に対し、正しい診断に基づいた適切な処置ができているでしょうか?
外傷はいつも突然です。患児自体もパニックになっているなか、術者に求められるのはスピーディーかつ正しい処置。
そのためには、いざという時に備えて、診断と処置に関する十分な知識と明確な治療方針をもつことが重要です。
乳歯と根が未完成な幼若永久歯では考え方が異なる点も踏まえ、ポイントを押さえた対応法を学んでいきましょう。
乳歯や幼若永久歯の外傷に対し、正しい診断に基づいた適切な処置ができているでしょうか?
外傷はいつも突然です。患児自体もパニックになっているなか、術者に求められるのはスピーディーかつ正しい処置。
そのためには、いざという時に備えて、診断と処置に関する十分な知識と明確な治療方針をもつことが重要です。
乳歯と根が未完成な幼若永久歯では考え方が異なる点も踏まえ、ポイントを押さえた対応法を学んでいきましょう。
主な講義内容
外傷の診断と治療法
乳歯と幼若永久歯のそれぞれの対応
講師
船山 ひろみ
東北大学歯学部卒業後、同大学大学院歯学研究科にて博士課程修了。現在は鶴見大学歯学部講師を務める。小児歯科学会奨励賞 Mechanism, prevention, and treatment of the inflammatory side effects of bisphosphonates. 受賞。著書に「一般臨床医のための歯科小手術スキルアップ」など。
9口腔機能発達不全症とMFT
11月20日開講
9口腔機能発達不全症とMFT
11月20日開講
小児のう蝕罹患率は減少傾向にある一方で、年々増加していくことが予想されている口腔機能発達不全症。診療中にポカンと口を開けている小児に気づくことも多いのではないでしょうか。
口腔機能発達不全症の特徴を知り、評価して診断していくスキルを高め、どのような対応をとるべきかを学んでいきましょう。またMFTの知識も身につけ、最適な時期に正しい介入ができるようになりましょう。                  
小児のう蝕罹患率は減少傾向にある一方で、年々増加していくことが予想されている口腔機能発達不全症。診療中にポカンと口を開けている小児に気づくことも多いのではないでしょうか。
口腔機能発達不全症の特徴を知り、評価して診断していくスキルを高め、どのような対応をとるべきかを学んでいきましょう。またMFTの知識も身につけ、最適な時期に正しい介入ができるようになりましょう。                  
主な講義内容
口腔機能発達不全症の特徴
MFTの基礎知識法
講師
船山 ひろみ
東北大学歯学部卒業後、同大学大学院歯学研究科にて博士課程修了。現在は鶴見大学歯学部講師を務める。小児歯科学会奨励賞 Mechanism, prevention, and treatment of the inflammatory side effects of bisphosphonates. 受賞。著書に「一般臨床医のための歯科小手術スキルアップ」など。
10保隙の考え方と静的・動的な咬合誘導
11月20日開講
10保隙の考え方と静的・動的な咬合誘導
11月20日開講
小児において、早期に歯が喪失して保隙が必要となったり、静的・動的な咬合誘導を必要とする場面も多くあります。
どちらも正常な永久歯列完成に欠かせない処置であり、適切な診断と治療方針の立案により理想的な咬合へと導くことができます。
保隙の考え方、静的・動的な咬合誘導に関して、理想的な永久歯列完成のために乳歯列期から混合歯列期に使用する装置、その選択の仕方、適応症例に至るまでを学んでいきましょう。
小児において、早期に歯が喪失して保隙が必要となったり、静的・動的な咬合誘導を必要とする場面も多くあります。
どちらも正常な永久歯列完成に欠かせない処置であり、適切な診断と治療方針の立案により理想的な咬合へと導くことができます。
保隙の考え方、静的・動的な咬合誘導に関して、理想的な永久歯列完成のために乳歯列期から混合歯列期に使用する装置、その選択の仕方、適応症例に至るまでを学んでいきましょう。
主な講義内容
保隙の考え方
静的・動的な咬合誘導 
講師
守安 克也
鶴見大学歯学部小児歯科学講座 講師。同大学卒業後、現職。小児歯科学会優秀発表賞 受賞(演題:上顎前歯部における埋伏過剰歯摘出後の歯列の発育に関する臨床統計的観察) 。著書に「小児歯科学基礎・臨床実習」など。
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