キュレットタイプスケーラー

「キュレットタイプスケーラー」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年11月15日

キュレットタイプスケーラーとは

キュレットタイプ(鋭匙型)スケーラーは歯周基本治療のスケーリング・ルートプレーニングの際に用いられる手用スケーラー5種類のうちの一つである。その他の手用スケーラーは刃部の形態により、シックルタイプ(鎌型)、ホウタイプ(鍬型)、ファイルタイプ(やすり型)、チゼルタイプ(のみ型)の4種類が存在する。
キュレットタイプスケーラーは歯肉縁上歯肉縁下のスケーリング・ルートプレーニングに主に使用される。

手用スケーラー5種類






キュレットタイプスケーラーの刃部の種類

キュレットタイプスケーラーは両側に刃があるユニバーサルタイプと刃部の片則のみに刃があるグレーシータイプの2種類ある。

キュレットタイプスケーラー


  • ユニバーサルタイプ
一本のスケーラーですべての歯種と歯面に使用でき、刃の角度は第1シャンクに対し90度になっている。刃は両側についており、刃部は直線の形態をとっている。

  • グレーシータイプ
グレーシータイプは両頭に刃部が存在し、両頭の刃部それぞれ形態が異なった7本組で用いる。14種類の刃部それぞれを全歯面の形態に適合させて用いる。グレーシータイプは第1シャンクに対し70度の角度がついており、刃部は湾曲の形態をとっている。





「キュレットタイプスケーラー」の文献・書籍など

【読み】

きゅれっとたいぷすけーらー

【文献・書籍】

『臨床歯周病学 第2版』, 吉江弘正ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.
『歯周治療プラクティスマニュアル』, 五味一博士, 永末書店, 2013.

著者/監修者情報

歯科医師

1992年、千葉県生まれ。鶴見大学歯学部在学中から個人でアプリ開発やWeb制作を行う。歯科医師国家試験の対策アプリを開発し、新卒歯科医師の7割超が利用するまで成長させる。2016年に歯科医師免許を取得。東京歯科大学大学院博士課程に進学後は、医事・衛生法規や歯科医療管理、社会保障制度など歯科保健医療が抱える種々の問題について専攻。同大学院中退後の2017年に当社創業。

歯周基本治療の症例リスト

第1シャンクがもっと長いスケーラーをご存知の方いらっしゃいませんか💦

重度歯周病の方だと根尖付近まで歯石が付着していることが多々あります。
しかし、手用スケーラーだと歯冠に第2シャンクがぶつかってしまい、届きません…。
1,2枚目はグレーシーで3,4枚目はユニバーサルです。

根尖付近はヒューフレディーのグレーシーミニ#11/12 #13/14とサンデンタルのユニバーサルミニを使用することが多いです。
みなさんは何を使われているんでしょうか?

正直ここまで歯石が付着していればフローティングしているか、僅かながらに骨が残っていたとしても残すのは厳しいと思います。
歯肉があることや開口度など考えてもこの角度で当てられるとは限らないですし、無理して傷つけるぐらいなら早々に外科を選択したほうが予後はいいかもしれません。

けれども、歯科衛生士で対応できることがもう少しあるのであれば工夫していきたいと思っています。
この抜去歯は少し短根ぎみなのでここまで届いていますが、もっと根が長い人もいると思うんです。

ここまで深いところだと超音波での対応になるんでしょうか…あと、もし良さそうなスケーラーがあれば教えていただきたいです。

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