歯科用語集

2022年03月15日

コンポジット系レジンセメント

「コンポジット系レジンセメント」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

コンポジット系レジンセメントとは?

コンポジット系レジンセメントとはレジンセメントの一つで、フィラーを含み、粉液タイプとペースト/ペーストタイプがあります。コンポジット系レジンセメントは修復用コンポジットレジンよりも流動性が大きく、被膜が薄くなるように、フィラーの含有量やモノマーの組成が異なります。コンポジット系レジンセメントのベースレジンにはBis-GMA、UDMAが用いられ、接着性モノマーのMDP、MAC-10、4AET、4METAが添加されています。





コンポジット系レジンセメントの特徴

コンポジット系レジンセメントは、フィラーを含有していないMMA系レジンセメントよりも機械的強さを持ちます。またコンポジット系レジンセメントは歯質や修復材に対し物理化学的な結合性を持ち、唾液よって溶けたり崩壊したりすることもなく口腔内で安定しています。
フィラーにフルオロアルミノシリケートガラスやフッ化ナトリウムが添加されていることで、フッ化物を徐放するコンポジット系レジンセメントも存在します。

コンポジット系レジンセメントの種類

コンポジット系レジンセメントは重合方法によって2種類に分けられます。
コンポジット系レジンセメントの化学重合型では、BPO-アミン起媒方式によって重合開始が起きます。この重合は酸素によって阻害されるため、空気遮断剤を窩縁部につけて使用します。コンポジット系レジンセメントの化学重合型は光透過性がない金属修復物の接着に用いることが多いです。
コンポジット系レジンセメントのデュアルキュア型は、化学重合型のBPO-アミン起媒方式と光重合型のカンファーキノン-アミン起媒方式の両者が用いられています。主にコンポジットレジンもしくはセラミックなどのインレー体ラミネート修復物の接着に使用されます。またコンポジット系レジンセメントのデュアルキュア型は光透過性がない金属修復物にも用いることができます。
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