ガッタパーチャ

「ガッタパーチャ」とは?歯科用語を解説
2020年02月20日

ガッタパーチャとは?

ガッタパーチャとはガッタパーチャポイントの略で、半固形の根管充填剤である。ガッタパーチャはマレーシアを原産とする赤鉄価の樹木から採取、精製したゴム類似物質である。
根管充填剤用のガッタパーチャ材は成分として、酸化亜鉛や、重金属塩、ワックス、レジンなどを含んでいる。ガッタパーチャの重金属塩は硫酸バリウムで、これによりエックス線造影性を付与している。



ガッタパーチャポイントの長所

ガッタパーチャポイントの長所を以下に示す。
  • 組織親和性がある
  • 化学的に安定である
  • 物理的に安定である
  • 緻密である
  • 非吸収性である
  • 形状加工が可能である
  • 操作性が良好である
  • 圧接が可能である
  • エックス線不透過性である
  • 根管から除去が可能である
  • 歯質を変質、変色させない

ガッタパーチャポイントの短所

ガッタパーチャポイントの短所を以下に示す。
  • 劣化を起こす
  • 接着性がなく密着しにくい
  • 根管の形態によっては適合しにくい
  • 加熱による滅菌ができない
  • 細いものは脆弱感がある

ガッタパーチャポイントの根管充填以外の使用方法

ガッタパーチャポイントはそのエックス線造影性を利用して、以下のことにも使用されている。
  • エックス線と併用して根管長を測定する。
  • ガッタパーチャポイントを挿入したインプラント用のステントを患者に挿入してエックス線撮影をして、インプラント体の埋入位置を決定する。



「ガッタパーチャ」の文献・書籍など

【読み】

がったぱーちゃ

【文献・書籍】

『歯内治療学 第4版』, 中村洋ら, 医歯薬出版株式会社, 2012