クリステンセン現象とは?
クリステンセン現象とは、咬合床を装着させたまま患者に咬合させると、くさび形のすき間が現れる現象のことです。
クリステンセン現象の種類
クリステンセン現象には2種類あります。
矢状クリステンセン現象
咬合床を装着させたまま患者に前方咬合させた時、臼歯部の上下顎咬合堤の間にくさび形のすき間ができる現象
側方クリステンセン現象
咬合床を装着させたまま患者に側方咬合させた時、平衡側の咬合堤の間にくさび形のすき間ができる現象
前方咬合位あるいは側方咬合位でさらに強く咬ませると、咬合床が離脱して見かけ上の咬合接触が起きます。そのため、顎間関係の記録時には咬合力の強さ・咬合床の動きなどに注意をする必要があります。
前方咬合位あるいは側方咬合位でさらに強く咬ませると、咬合床が離脱して見かけ上の咬合接触が起きます。そのため、顎間関係の記録時には咬合力の強さ・咬合床の動きなどに注意をする必要があります。