酸化亜鉛ユージノール系シーラー

「酸化亜鉛ユージノール系シーラー」とは?歯科用語を解説
2020年02月18日

酸化亜鉛ユージノール系シーラーとは?

酸化亜鉛ユージノール系シーラーとは粉末が酸化亜鉛、液剤がユージノールを主成分とするセメントの一種で根管壁や充填材間の空隙を物理的に塞ぎ、緊密性をあげる重要な役割を持っている。




酸化亜鉛ユージノール系シーラーの特徴

酸化亜鉛ユージノール系シーラーは亜鉛とユージノールがキレート結合することで硬化する。
酸化亜鉛ユージノール系シーラーは他の酸化亜鉛ユージノール系セメントと違い、根管内で薄い層を作るため、酸化亜鉛の粒子が細かく、操作時間の確保のため、硬化時間が長い。

酸化亜鉛ユージノール系シーラーの種類

代表的な酸化亜鉛ユージノール系シーラーを以下に挙げていく。
  • グロスマンシーラー
  • キャナルス
  • パルプキャナルスシーラー
  • Proco-Sol
酸化亜鉛ユージノール系シーラーのなかで、日本ではキャナルスが一般的に使用されているが、グロスマンシーラーの成分を基本とし、液剤にオリーブオイルを加えている。

酸化亜鉛ユージノール系シーラーの使用上の注意

酸化亜鉛ユージノール系シーラーのユージノールには組織に対し刺激作用があるので、根管充填時に根尖孔から、根尖歯周組織に流れると、未反応遊離ユージノールが炎症や痛みを引き起こす。



「酸化亜鉛ユージノール系シーラー」の文献・書籍など

【読み】

さんかあえんゆーじのーるけいしーらー

【文献・書籍】

『歯内治療学 第4版』, 中村洋ら, 医歯薬出版株式会社, 2012.