BOP(Bleeding On Probing / プロービング時の出血)

「BOP(Bleeding On Probing / プロービング時の出血)」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年10月21日

BOP(Bleeding On Probing / プロービング時の出血)とは?

BOP(Bleeding On Probing)とは、プロービング時に認められる出血のことである。BOPは歯肉の炎症の徴候として初期に出現するものであり、BOPの有無は歯周病の活動性を評価する上で重要な臨床症状である。




BOP(プロービング時の出血)の診査方法について

歯周プローブやポケット短針でプロービングをしてから、30秒以内に歯肉からの出血が認められた場合に、BOP(+)と判定する。プロービングによる歯周ポケットの測定部位のうちBOP(+)であった割合を算出することで、全顎における歯肉炎症の広がりを確認することができる。
全顎的にBOP(+)の部位が増えている場合は、ストレスや免疫力の低下が影響していることも考えられるため、問診が重要となる。BOPの他に歯肉の炎症を診査する症状としては、歯肉の発赤や腫脹が挙げられる。





「BOP(Bleeding On Probing / プロービング時の出血)」の文献・書籍など

【読み】

びーおーぴー(ぶりーでぃんぐおぶぷろーびんぐ / ぷろーびんぐじのしゅっけつ)

【文献・書籍】

著者/監修者情報

歯科医師

1992年、千葉県生まれ。鶴見大学歯学部在学中から個人でアプリ開発やWeb制作を行う。歯科医師国家試験の対策アプリを開発し、新卒歯科医師の7割超が利用するまで成長させる。2016年に歯科医師免許を取得。東京歯科大学大学院博士課程に進学後は、医事・衛生法規や歯科医療管理、社会保障制度など歯科保健医療が抱える種々の問題について専攻。同大学院中退後の2017年に当社創業。

歯周基本治療の症例リスト

【症例相談】

以前担当していた患者さんです。
写真1枚目から順に2010年、2015年、2017年です。

主訴は1⏌⎿1の審美不良改善で来院されました。
担当医により自費補綴へのやりかえを行いました。

その後来院が途絶え、2015年の再来時には21⏌のマージン部に発赤が認められ、再検査を行ったところ歯周ポケットは2-3mm、BOP (+)という状態でした。

デンタル撮影も行い、担当医に相談(治療した勤務医は退職)したのですが、特に問題は無いようでまずはプラークコントロールを徹底してくださいとの指示を受けました。

その後繰り返しTBI、歯周治療を継続し、再評価の際にはBOP(−)になったのですが、発赤が改善されません。

担当医からはやりかえも視野に入れて、患者に相談して欲しいと指示を受けましたが、担当医は違えど自費治療を行


いやり変えたものをやりかえる事に、どうも心がざわついてしまいます。

◎先生方への相談内容として、生物学的幅径を侵す以外にレッドバンが出る可能性はあるのか?

◎衛生士さんへの相談内容として、このような浮腫性かつ歯肉の薄いタイプの方へのTBIのコツがあるか?

ご教授頂けましたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

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PMTCやクリーニングについてお伺いしたいです。

私のクリニックでは、
①超音波による全顎スケーリング
②ポリッシング
③歯間部やポンティック基底面などをフロッシングなど。
④ポケットが深いところや、BOP部にペリオフィール

ざっくりいうとこんな流れです。

ポリッシングでのペーストはいくつか使い分けております。
着色が強い場合はハードなペーストを追加します。

いろいろ使っておりますが、コンクールのPMTCペーストとGCのルシェロホワイトのPMTCペーストがメインでしょうか。

プラークが多かったり縁下歯石の付着が認められる場合はplakoutも使用したりします。

なにか工夫やアイデア、コメントなどありましたらよろしくお願い致します。

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リコール患者さんへのTBIについてですが、ブラッシングの出来をフィードバックする際に皆さんはどうされておますか?
僕が働いているところではPCRのスコアではなくBOPをパーセントで計算して患者さんにフィードバックしています。PCRだと当日だけ頑張って磨いてくる人も多いと思うので。皆さんはどうされていますか?いずれにしても数字でお示しするのはいい事だと思うのですが。

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