歯科用語集

2022年03月15日

エアフロー

「エアフロー」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

エアフローとは?

エアフローとは、歯面清掃器のことで、霧状の水とともに射出するパウダーで歯肉縁上・縁下のバイオフィルムやプラーク、着色など歯面や矯正装置周辺にこびりついた汚れを除去します。パウダーの種類に応じて歯周ポケット内やインプラントにも使用することができます。

エアフローパウダーの種類

エアフローパウダーの種類には下記のようなものが挙げられます。
  • 炭酸水素ナトリウム(重炭酸ナトリウム)
  • グリシン
  • エリスリトールなど

エアフローの禁忌症

エアフローの禁忌症は下記の3つが挙げられます。
  1. ナトリウム摂取制限を必要とする患者(炭酸水素ナトリウムを使用した場合)
  2. 呼吸器系に重度の疾患がある患者
  3. 全身的な疾患や障害がある患者

エアフロー使用に注意を要する患者

エアフロー使用に注意を要する患者は下記の5つが挙げられます。
  1. 鼻呼吸が困難な患者
  2. 口腔内に傷や異常がある患者
  3. 口腔内に出血や炎症が認められる場合
  4. 口腔内が炎症やただれを起こしやすい患者
  5. アレルギー体質の患者
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