ターミナルプレーン

「ターミナルプレーン」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年11月30日

ターミナルプレーンとは?

ターミナルプレーンとは、上下顎第二乳臼歯(E)遠心面の近遠心的位置関係のことである。第一大臼歯が萌出する際の誘導面となるため、永久歯列期における第一大臼歯の近遠心的位置関係に影響を与える。ターミナルプレーンが垂直型で霊長空隙が存在すると、第一大臼歯は正常な咬合関係を獲得することが多いとされる。




ターミナルプレーンの分類

ターミナルプレーンは、以下に記す3つのタイプに分けることができる。
  • バーティカルタイプ(垂直型)
  • メジアルステップタイプ(近心階段型)
  • ディスタルステップタイプ(遠心階段型)
それぞれのターミナルプレーンのタイプについて、下記で詳しく解説する。

バーティカルタイプ(垂直型)

ターミナルプレーンのタイプのうちバーティカルタイプ(vertical tyle or flush terminal plane)は、垂直型とも呼ばれる。
上下顎の第二乳臼歯の遠心面の位置関係が、近遠心的に一致しているタイプである。
日本人のターミナルプレーンはバーティカルタイプが7割程度を占めており、最も多い。

メジアルステップタイプ(近心階段型)

ターミナルプレーンのタイプのうちメジアルステップタイプ(mesial step type)は、近心階段型とも呼ばれる。
上顎第二乳臼歯の遠心面と比べて、下顎第二乳臼歯の遠心面が近心にずれているタイプである。

ディスタルステップタイプ(遠心階段型)

ターミナルプレーンのタイプのうちディスタルステップタイプ(distal step type)は、遠心階段型とも呼ばれる。
上顎第二乳臼歯の遠心面と比べて、下顎第二乳臼歯の遠心面が遠心にずれているタイプである。





「ターミナルプレーン」の文献・書籍など

【読み】

たーみなるぷれーん

【文献・書籍】

『歯科矯正学 第6版』, 飯田順一郎ら, 医歯薬出版株式会社, 2019.
『歯科国試パーフェクトマスター 歯科矯正学 第1版』, 清水典佳・鈴木里奈, 医歯薬出版株式会社, 2016.

著者/監修者情報

歯科医師

1992年、千葉県生まれ。鶴見大学歯学部在学中から個人でアプリ開発やWeb制作を行う。歯科医師国家試験の対策アプリを開発し、新卒歯科医師の7割超が利用するまで成長させる。2016年に歯科医師免許を取得。東京歯科大学大学院博士課程に進学後は、医事・衛生法規や歯科医療管理、社会保障制度など歯科保健医療が抱える種々の問題について専攻。同大学院中退後の2017年に当社創業。