ニュートラルゾーンテクニック

「ニュートラルゾーンテクニック」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年06月14日

ニュートラルゾーンテクニックとは?

ニュートラルゾーンテクニックとは、ニュートラルゾーンを記録する術式としてBeresinとSchiesserが1964年に開発したものである。

ニュートラルゾーンテクニックの術式

  1. トレーレジンで製作した上下顎の基礎床にモデリングコンパウンドを維持するためのループを付与する
  2. 約60度のウォーターバス中にモデリングコンパウンドを浸漬した後、咬合堤状に形成して基礎床に焼き付ける
  3. 下顎の咬合床をウォーターバスに浸漬し、モデリングコンパウンドを軟化して口腔内へ挿入する
  4. 開口・閉口・口唇突出・口角牽引・示指吸引・下顎側方運動・嚥下運動・舌運動などを行う(ニュートラルゾーンの記録)
  5. 上方にはみ出した余剰コンパウンドを上下口唇接合線とレトロモラーパッドの1/2~2/3の高さで切除し、仮想咬合平面を設定する
  6. 上顎の咬合床でも同様にニュートラルゾーンの記録を行う
  7. 余剰コンパウンドがなくなるまで操作を繰り返す
  8. 下顎咬合床を装着し、適切な咬合高径となるように上顎咬合堤を切断する
  9. ろう義歯試適において床の研磨面にティッシュコンディショナーを盛って口腔内に挿入し、一連の機能運動を行う

「ニュートラルゾーンテクニック」の文献・書籍など

【読み】

にゅーとらるぞーんてくにっく

【文献・書籍】

『無歯顎補綴治療学 第2版』, 平井敏博ら, 医歯薬出版株式会社, 2009.

著者/監修者情報
歯科医師

1992年千葉県生まれ。鶴見大学⻭学部歯学科卒業後、⻭科医師免許を取得。学生時代から個人でアプリやWebサービスの開発を行う。東京⻭科大学大学院博士課程中退。2017年にワンディー株式会社を創業。

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