垂直加圧充填

「垂直加圧充填」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年11月24日

垂直加圧充填とは?

歯内治療における根充方法のうちの一つで、プラガーでガッタパーチャ材を根尖方向に充填する充填方法である。緊密な封鎖を得ることができるが、技術が高度であり側方加圧充填法ほどメジャーな方法ではない。



垂直加圧充填の術式

垂直加圧充填では、根管の先端から約1mm手前で把持されるガッタパーチャポイントにシーラーをつけ、根管壁にシーラーを塗布しながら、根管に挿入する。熱した器具(ヒートキャリアなど)でガッタパーチャポイントを根管口部で焼き切る。そして根管よりもやや細めのプラガーで軟化したガッタパーチャポイントを根尖方向に圧接する。このガッタパーチャポイントを軟化させ、圧接するという操作をプラガーが根管先端1/3に達するまで繰り返す。

垂直加圧充填では軟化したガッタパーチャポイントは圧接とともに少しづつ除去されるため、プラガーは深部まで到達することができ、軟化した根管先端側のガッタパーチャポイントは根管に緊密に充填される。





「垂直加圧充填」の文献・書籍など

【読み】

すいちょくかあつじゅうてん

【文献・書籍】

『臨床歯周病学 第2版』, 吉江弘正ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.

著者/監修者情報

歯科医師

1992年、千葉県生まれ。鶴見大学歯学部在学中から個人でアプリ開発やWeb制作を行う。歯科医師国家試験の対策アプリを開発し、新卒歯科医師の7割超が利用するまで成長させる。2016年に歯科医師免許を取得。東京歯科大学大学院博士課程に進学後は、医事・衛生法規や歯科医療管理、社会保障制度など歯科保健医療が抱える種々の問題について専攻。同大学院中退後の2017年に当社創業。