垂直加圧充填

「垂直加圧充填」とは?歯科用語を解説
2020年02月19日

垂直加圧充填とは?

歯内治療における根充方法のうちの一つで、プラガーでガッタパーチャ材を根尖方向に充填する充填方法である。緊密な封鎖を得ることができるが、技術が高度であり側方加圧充填法ほどメジャーな方法ではない。


垂直加圧充填の術式

垂直加圧充填では、根管の先端から約1mm手前で把持されるガッタパーチャポイントにシーラーをつけ、根管壁にシーラーを塗布しながら、根管に挿入する。熱した器具(ヒートキャリアなど)でガッタパーチャポイントを根管口部で焼き切る。そして根管よりもやや細めのプラガーで軟化したガッタパーチャポイントを根尖方向に圧接する。このガッタパーチャポイントを軟化させ、圧接するという操作をプラガーが根管先端1/3に達するまで繰り返す。

垂直加圧充填では軟化したガッタパーチャポイントは圧接とともに少しづつ除去されるため、プラガーは深部まで到達することができ、軟化した根管先端側のガッタパーチャポイントは根管に緊密に充填される。








「垂直加圧充填」の文献・書籍など

【読み】

すいちょくかあつじゅうてん

【文献・書籍】

『臨床歯周病学 第2版』, 吉江弘正ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.