咬合斜面板とは?
咬合斜面板とは、混合歯列期における過蓋咬合を伴うAngle Ⅱ級1類のための矯正装置である。咬合斜面板は機能的矯正装置のうちの1つで、舌や口腔周囲筋自体の力、装置を介した筋力を利用したものである。
う必要がある。
咬合斜面板の構成
咬合斜面板は以下から成る。
- レジン床
- 維持装置
咬合斜面板は、上顎前歯舌側部はレジンを盛り上げ、仮想咬合平面とは区別されます。">咬合平面に対して45°前方に傾斜させて形成する。
咬合斜面板の作用
咬合斜面板の作用は以下である。
- 下顎が前進する
- 臼歯部は咬合しないため、歯の挺出が起こる
これらが起こった後、咬合斜面板を除去すると下顎遠心咬合は改善されている。しかし同時に、下顎前歯の唇側傾斜も起こることがある。
咬合斜面板の適応
咬合斜面板の適応は、過蓋咬合を伴ううAngle Ⅱ級1類である。
咬合斜面板の使用方法・注意点
咬合斜面板は、下顎前歯切縁にのみ前方への咬合力が作用する。ゆえに過重負担を避けるため、均等に接触するよう調整を行うことが必要である。
また咬合斜面板使用中に、過度の動揺・疼痛が見られた場合は使用を中止させる。この場合患者には来院してもらい、指導を行
また咬合斜面板使用中に、過度の動揺・疼痛が見られた場合は使用を中止させる。この場合患者には来院してもらい、指導を行