トームス突起

「トームス突起」とは?歯科用語を解説
2019年10月13日

トームス突起とは?

トームス突起とは、エナメル質基質形成期におけるエナメル芽細胞の遠位端(象牙質側)に見られる角錐状構造である。トームス突起は分泌面と滑走面の2面から成る。分泌面ではエナメル質基質が分泌される。エナメル芽細胞は外側に向かって後退しながらエナメル質基質を形成していき、形成されたエナメル小柱は滑走面に沿って伸長していく。エナメル質基質の分泌初期と末期~移行期ではトームス突起が見られない、あるいは消失するのでこの時期に形成されるのは無小柱エナメル質と呼ばれる。

「トームス突起」の文献・書籍など

【読み】

とーむすとっき

【文献・書籍】

『口腔の発生と組織 改訂3版』, 田畑純, 南山堂, 2015