診査・診断の精度を高めるためには、エックス線画像や口腔内写真を適切に選択・撮影し、正しく読影・記録する力が欠かせません。
しかし、「どの画像を選択すべきか」「撮影した画像をどのように診断へ活かすべきか」と迷う場面も少なくありません。
本講義では、デンタル・パノラマ・CTの使い分けや読影のポイント、口腔内写真の活用法に加え、算定要件やカルテ記載、レセプト請求時の注意点までを体系的に解説します。
画像情報を臨床と保険診療の双方で最大限に活用するための実践的な知識を身につけましょう。
主な講義内容
・各種エックス線撮影・記録における基本的な考え方
・デンタル・パノラマ撮影の選択基準と臨床応用のポイント
・CT撮影を必要とする判断基準と読影の要点
・口腔内写真撮影の活用法と診療記録への残し方
・返戻や減点を防ぐカルテ記載とレセプトの注意点
講師
2002年に福岡歯科大学を卒業後、福岡県内の複数の歯科医院にて臨床実績を積む。2008年より熊本県玉名市の「くにさき歯科」に勤務し、2012年に医院を継承して院長に就任。地域に根差した丁寧な歯科診療を提供する傍ら、全顎診断を軸に局所のテクニックを系統立てて学ぶことができるベーシック6ヶ月コースDFTC(Dental Foundation Training Course)を主宰し、若手歯科医師の臨床教育・育成活動にも精力的に取り組んでいる。臨床のファーストステップを分かりやすく解説した書籍『歯科臨床まずはここから! 問診・資料採得 卒後5年を支えるスタートガイド』(医歯薬出版)の主著をはじめ、同シリーズの『欠損補綴』の共著 など、卒後間もない歯科医師に向けた実用的な手引書の執筆実績を多数持つ。2019年には「ITI日本支部公認インプラントスペシャリスト」を取得。FCDC(Fukuoka Clinical Dental Course)やK-projectなどの著名なスタディーグループに所属し、科学的根拠に基づいた総合的な歯科治療の実践・普及に努めている。