ほぼ毎日行う、パノラマX線画像の撮影と読影。
ルーティーンとして、歯槽骨のレベルや根尖病巣、隣接面う蝕などをチェックしているでしょう。
しかしその読影、得られるすべての情報から正しく診断できていますか?
撮影範囲の広いパノラマX線写真には、非常に多くの情報が集約されています。歯や歯周組織だけに目が行きがちですが、まさに「木を見て森を見ず」な読影は避けなければなりません。
また正確な読影を行うためには、原理と構造を理解し、正しい位置付けと撮影が前提条件になってくるでしょう。
このセミナーでは、パノラマの読影をテーマに、装置の原理と構造から撮影時の注意点、正常解剖像、読影のポイントに至るまで福岡歯科大学の香川教授に解説いただきます。
1枚の画像から、どれだけの情報を得られるか、勝負どころです。
こんな方におすすめ
👉 パノラマ画像診断の精度を上げたい
👉 読影で見るべきポイントを学びたい
👉 キレイなX写真を撮影するコツが知りたい
講義目次
1枚の画像から何が読み取れる?
パノラマX線装置の構造
位置付けと撮影時の注意点
正常解剖像のおさらい
読影のポイントと必須項目
福岡歯科大学診断・全身管理学講座画像診断分野教授。福岡歯科大学歯学部卒業後、同大学診断全身管理学講座画像診断学分野助手・講師・准教授を経て現職。「POSTER PRIZE The American Academy of Oral and Maxillofacial Radiology」など受賞。著書に「歯科衛生士テキスト わかりやすい歯科放射線学 (共著)」など。