「歯ぐきが腫れて、痛くて食事ができない!どうにかしてほしい!!」
急性症状を訴えて来院した患者さんに、適切な対応はできていますか?
歯周炎の急性発作いわゆる「P急発」ですが、深く考えず投薬や切開排膿を選択する人も多いでしょう。
P急発はその状態によって対処方法が異なり、さまざまな要因が重なって起こるため、まず正しい診断が必要です。
さらに全身状態を考慮し、どの抗菌薬、消炎鎮痛剤を選択すべきか、または投薬はすべきでない状態など総合的に診断しなければなりません。
このセミナーでは、P急発をテーマに、原因の特定と正しい診断、切開排膿の際に奏功する麻酔、投薬の判断、いざというときに役立つ知識について徳島大学歯周歯内治療学分野教授の湯本浩通先生に解説していただきます。
症状がイッパツでおさまる対処法、身につけましょう。
こんな方におすすめ
👉 P急発の適切な対応法が知りたい
👉 切開排膿のポイントを学びたい
👉 スマートな急患対応を身に付けたい
講義目次
「P急発」とは何か?
症状別、診断フロー
歯内-歯周の鑑別診断
抗菌薬の適正使用
切開排膿のポイント
徳島大学大学院医歯薬学研究部歯周歯内治療学分野教授。徳島大学歯学部卒業後、同大学歯学部助手、ボストン大学医学部 Post-Doctoral Fellow、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部助教を経て現職。三木康楽賞、若野洋一歯科臨床医学奨励賞など受賞歴多数。著書に「歯と歯根周囲の組織学」「歯周病の病因」など。