歯周組織再生療法に注目が集まる昨今。
FGF-2製剤(塩基性線維芽細胞増殖因子)は更なる発展が期待される材料の1つであると考えられます。
特に、歯内と歯周の境界に位置するエンドペリオ病変に対して、その再生効果を期待する臨床報告が増えており、自分でもやってみたいと考える先生もいらっしゃるのではないでしょうか。
このセミナーでは「FGF-2製剤」をテーマに、FGF-2の基礎からその作用機序、適応症例、臨床応用時の注意点までを歯周病専門医・歯科保存専門医の永原隆吉先生に解説していただきます。
さらに、Simonの分類や2017年の新分類に基づく診断の考え方、歯内療法のみで治癒するケースと歯周外科併用が必要なケースの見極め方を明示します。
重度のエンドペリオ病変に対して、どのようにFGF-2製剤を適用すれば再生を最大化できるのか、豊富な症例を通して実践的に学べる内容です。
こんな方におすすめ
👉 エンドペリオ病変の再生療法を学びたい
👉 FGF-2製剤の特性と使い方が知りたい
👉 歯内-歯周病変の診断と治療を身に付けたい
講師
歯周病専門医・歯科保存専門医(日本歯科専門医機構)。医療法人社団 日本鋼管福山病院 歯科 部長。神奈川歯科大学歯学部卒業後、同大学附属病院 総合診療科にて臨床研修終了。広島大学大学院医歯薬学総合研究科 創生医科学専攻歯周病態学分野 大学院修了後、Boston UniversityおよびThe Forsyth Institute Periodontologyへ留学、広島大学大学院医歯薬保健学研究院 応用生命科学部門歯周病態学研究室 特任助教、医療法人 緑山会 下松中央病院 歯科 歯科部長を経て現職。日本歯周病学会専門医、指導医、日本歯内療法学会専門医、指導医、代議員、日本歯科保存学会保存治療上級医(旧・保存治療専門医)、日本口腔ケア学会3級、日本環境感染学会会員(Infection Control Doctor)。