新義歯製作に必要な旧義歯チェックポイント総まとめ

押さえておくべき知識とロジック

セミナー時間: 1時間52分
講師: 河相安彦

講義詳細

「この義歯はもう古いから、新しいのを作りましょう」。日常臨床でよく見かける場面ですよね。修理や調整では対応しきれず、義歯再製作となった時、まずなにから始めますか？印象採得に咬合採得、義歯製作の上で注意すべきポイントはたくさんありますが、特に再製作の場合に要点となるのは「旧義歯の状態をいかに理解するか」です。今まで使っていた義歯には、その人その人の習慣に合った特徴があり、そこに臨床のヒントが隠されています。旧義歯の特徴を新義歯に反映することができれば、問題点のみを改善し個人に適合した義歯を作ることが可能です。また、ゼロから考えて製作するよりも圧倒的に効率よく、簡単に診療を進めることができるでしょう。このセミナーでは、旧義歯の診査・診断から、新義歯製作時の考え方、旧義歯の特徴を活かすためのチェックポイント、効率的に行う義歯製作のコツを徹底的にレクチャーします。答えはぜんぶ、旧義歯に書いてあります。

こんな方におすすめ

👉 義歯再製作のポイントを学びたい 👉 旧義歯で見ておくべきポイントが知りたい 👉 効率的な義歯製作・修理・調整を身につけたい

講義目次

義歯再製作で必要な旧義歯の診査診断
旧義歯で見るべきチェックポイント
新義歯製作時の考え方とコツ
問題点から抽出する義歯製作の勘所

講師

河相安彦

詳細

歯科医師

日本大学松戸歯学部付属病院病院長。日本補綴歯科学会専門医・指導医、日本老年歯科医学会専門医・指導医。日本大学松戸歯学部卒業、ニューキャッスル大学医学部修士課程修了。日本大学松戸歯学部有床義歯補綴学講座教授、日本大学松戸歯学部附属病院副病院長を経て現職。著書に「総義歯治療を成功させる匠の概形印象」、「聞くに聞けない補綴治療100」等多数。