2級窩洞の充填、手こずることありませんか?
近年接着技術が向上し、2級窩洞をはじめ大きめの窩洞にも直接修復が選択されるようになりましたが、窩洞が大きくなればなるほど、そのテクニックセンシティブな面に苦労することになります。
例えば「ディープマージンエレベーション」という技術。適切に操作を行うことで、今まで困難だった縁下マージンへの対応として非常に有効です。
縁下に充填されたコンポジットレジンに沿って歯肉の再生が起こり、長い上皮性付着と短い結合組織性付着による新しい概念の生物学的幅径を得られると考えられています。
しかし当然、この処置を行うには「的確な防湿」が欠かせません。
「縁下マージンは本当に防湿可能か?」「キレイに仕上げるにはどの器具を使用する?」悩みどころは多いはずです。
このセミナーでは、2級窩洞の修復テクニックをテーマに、ラバーダム防湿のポイント、充填に用いる器具の選択、シリコンガイドを用いたアンレー窩洞への対応やディープマージンエレベーションテクニックによる縁下マージンへの対応など、直接修復の精度を高めるポイントについて東京医科歯科大学の畑山先生に解説いただきます。
ワンランク上の修復テクニックを身に付けましょう。
こんな方におすすめ
👉 ディープマージンエレベーションについて学びたい
👉 大型窩洞でも対応できる2級修復のテクニックを身に付けたい
👉 ラバーダム防湿のコツが知りたい
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業後、同大学大学院医歯学総合研究科医歯学系専攻口腔機能再構築学講座う蝕制御学博士課程修了(歯学博士)。2017年に同大学東京医科歯科大学(旧組織)歯学部附属病院診療科維持系診療科むし歯外来に入局、医員・特任助教を務める。2021年に同大学病院歯系診療部門口腔維持系診療領域むし歯科特任助教、翌年に助教に就任し、現職に至る。日本歯科保存学会専門医。著書に「手に取るようにわかるコンポジットレジン修復のメソッド」「エキスパートから学ぶ!CR修復の超レベルアップ30」など多数。