Ⅲ級・Ⅳ級窩洞の修復では、窩洞の大きさ、歯肉辺縁からの距離、歯質の裏打ちの有無により、難易度も変わります。
適切なマトリックス操作、ベベルの形成法やシェードの選択、充填後のイメージができていることが重要です。
前歯形態の解剖学的理解から始まり、Ⅲ級、Ⅳ級窩洞に対するマトリックスワーク、形態回復法、ベベルの形成も含めた色調適合、研磨に至るまでのテクニックについてをマスターしていきましょう。
主な講義内容
・Ⅲ級、Ⅳ級窩洞への対応
・マトリックス操作・形態回復法など充填テクニック
講師
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業後、同大学大学院医歯学総合研究科医歯学系専攻口腔機能再構築学講座う蝕制御学博士課程修了(歯学博士)。2017年に同大学東京医科歯科大学(旧組織)歯学部附属病院診療科維持系診療科むし歯外来に入局、医員・特任助教を務める。2021年に同大学病院歯系診療部門口腔維持系診療領域むし歯科特任助教、翌年に助教に就任し、現職に至る。日本歯科保存学会専門医。著書に「手に取るようにわかるコンポジットレジン修復のメソッド」「エキスパートから学ぶ!CR修復の超レベルアップ30」など多数。