CR充填において歯面汚染は天敵。
歯面汚染の原因と言われて「唾液」を連想される先生も多いと思われますが、形成時の出血も接着を阻害する因子の1つ。
しかし形成による出血を如何に止めるかについて造詣の深い方は少なく、実際に止血法がわからず治療が長引いてしまった・適切な対応が分からず術後すぐに脱離を起こしてしまった方もいるのではないでしょうか。
このセミナーでは「CR充填のための歯面汚染の防止と対策」というテーマで、形成時の出血に対する止血法の種類と特徴、有効な止血剤と使用法、止血後の注意点に至るまでを日本大学歯学部保存学教室修復学講座教授の宮﨑真至先生に解説していただきます。
出血しない形成コツや万が一汚染が生じた場合の対応についてもお話ししていただきます。
出血・止血の観点から、CR修復の成功テクニックについて考えてみませんか?
こんな方におすすめ
👉 CR修復における止血コントロールについて学びたい
👉 歯面汚染を防ぐ止血と防湿法を身に付けたい
👉 CRの接着不良の対応法が知りたい
講義目次
CR修復成功の鍵
形成時に出血したら?
出血防止のテクニック
歯面汚染が生じたら
日常臨床にいかすポイント
日本大学歯学部保存学教室修復学講座教授。日本大学歯学部卒業後、同大学大学院歯学研究科歯科臨床系修了。1991年に同大学歯学部保存学教室修復学講座に入局し助手・講師を経て、2005年に教授、2015年日本大学付属歯科病院病院長に就任し現職に至る。著書・セミナーに「コンポジットレジン修復のサイエンス&テクニック」「コンポジットレジンを用いた審美修復の実際」など多数。