円滑な診療や円滑なチーム医療を実践する上で、スタッフ間の情報共有やコミュニケーションは極めて重要な要素です。
しかし、日々の多忙な臨床現場においては、「言った・言わない」の食い違いや伝達漏れが発生しやすく、業務の滞りや思わぬトラブルに頭を悩ませている医院も多いのではないでしょうか。
書籍や一般的なビジネスマナー研修などで報・連・相の基本を学んだとしても、それを歯科医院という特殊な現場のオペレーションや対患者さんのコミュニケーションにどう落とし込めばよいのか分からず、形骸化してしまうケースも少なくありません。
特に、スタッフ間だけでなく対患者さんへの伝達ミスは、医療事故のリスクや信頼関係の喪失に直結するため、全スタッフが共通の基準を持って情報共有を行うことが不可欠です。
単なる業務上のルールとしてではなく、医療安全や患者満足度を高めるための「組織的な仕組み・意識」として報・連・相を捉え直すことが求められています。
本セミナーでは、「伝達ミスや漏れをなくして業務効率をグッと上げる情報共有のルール」をテーマに、現場で活きる報・連・相の要点や具体的な運用のコツについて、教育プロデューサー・人材育成コンサルタント(株式会社リンク&サポート専務取締役)の徳丸 宏美先生に解説いただきます。
そもそも「報告」「連絡」「相談」が持つ本質的な意味と、報・連・相が行き届いている組織とそうでない組織の違いについて整理。
さらに、歯科医院特有の現場で起こりやすい伝達ミスの原因や情報共有不足が招くリスク、新人側と指示を出す先輩・歯科医師側の双方が意識すべきコミュニケーションの視点についても解説。
「伝えたつもり」を防ぐ「確認」のプロセスや、医療安全・クレーム予防につながる具体的な行動指針を提示いただきます。
業務効率化はもちろん、チーム全体の信頼関係を深め、患者さんに安心して通っていただける環境づくりを目指したいすべての歯科医療従事者におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 院内の伝達ミスや連絡漏れを減らして業務効率を上げたい
👉 医療安全と患者満足につながる適切な報・連・相のルールを学びたい
👉 新人・先輩・歯科医師それぞれの視点に立った情報共有のコツを身に付けたい
講義目次
歯科現場における「報告・連絡・相談」の本質と重要性
報・連・相ができている医院とできていない医院の決定的な違い
情報共有不足が引き起こす臨床・経営上のリスクと予防策
新人・先輩・歯科医師間で意識すべきコミュニケーションのポイント
患者さんの安心・安全と信頼を守るための実践的情報共有
講師
18年以上にわたり、行政・自治体・大手企業における司会者および人財育成講師として幅広く活動。大手教育サービス企業での人材育成事業立ち上げ等を経て、2024年に社会保険労務士法人みらいパートナーズグループ・株式会社リンク&サポートの専務取締役に就任。教育プロデューサーとして、医療機関・歯科医院・一般企業・自治体等を対象に、現場課題に即した人財育成プログラムの企画・指導・コンサルティングを展開する。特に医科・歯科分野における接遇・マナーや電話応対研修、カスハラ(カスタマーハラスメント)対策などで豊富な実績を持ち、受講後すぐに実践へつながる指導手法に定評がある。教育機関での指導実績も豊富で、尚絅大学・尚絅短期大学部での非常勤講師(キャリア授業担当)やRKK熊本放送学苑講師を務めたほか、文部科学省認定「EDU-Portニッポン」事業の派遣講師としてタイの国立大学等でも教育支援に携わっている。