近年、口腔機能への関心が高まる一方で、MFT(口腔筋機能療法)を学んだものの臨床応用で足踏みしてしまうケースは少なくありません。
特に「患者へどのように具体的に指導すればよいのか」「継続指導をどう組み立てるべきか」という点において、現場で迷いが生じやすいテーマと言えます。
書籍やテキストで知識としては理解できていても、実際の患者指導における微妙な評価のコツや伝わる声かけ、次回受診までの経過観察の組み立て方までは落とし込みづらいのが実情です。
そのため、単にトレーニングの種類を知るだけでなく、患者ごとの状態に応じた基本評価や指導の組み立て方、継続のための判断基準をしっかりと持つことが重要になります。
本セミナーでは、MFTを「知っている」状態から「実際に指導できる」状態へ導くことをテーマに、臨床現場でそのまま使える実践的な指導手順や継続案の仕組みについて、歯科衛生士/口呼吸改善専門SmyS代表の千谷 さくら先生に解説いただきます。
講義では、舌の正しい位置・口唇閉鎖などの基本評価から、相手の舌の状態を見極めるコツを中心に整理。
スポットやポッピングといった代表的なトレーニングの実践的な指導法をはじめ、患者のモチベーションを高める効果的な声かけや、自宅で定着させるための宿題の出し方についても解説します。
さらに、ひとつのトレーニングをいつまで続けてもらうかといった明確な判断基準や、実際の指導現場で活かせる実演・導入システムの構築ポイントまで提示。
「評価や筋の見極めに苦手意識がある」「患者が継続できる指導の流れを整理したい」と感じている歯科医療者におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 MFTの基本評価や舌の状態を見極めるコツを知りたい
👉 患者が途中で挫折せずに継続できる具体的な指導法を学びたい
👉 明日から臨床で実践できるMFTのトレーニング指導手順を身に付けたい
講師
2004年、日本歯科学院専門学校衛生士学科を卒業。なんごうや歯科医院に入職し、17年間勤務。2013年より株式会社Better fieldにてMFT(口腔筋機能療法)セミナーの講師を務め、長年にわたり多くの歯科医療従事者への指導・教育に携わってきた。MFTセミナー講師歴12年、MFT臨床指導歴15年。これまでに全国150以上の歯科医院へ出張セミナー開催。口腔悪習癖改善のため、助産師・保育士・理学療法師界隈など幅広い分野で学び、全身からのアプローチを含めたMFTを指導。2021年には「口呼吸改善専門SmyS」を開業。セミナー講師を務めながら、個別でも口呼吸改善レッスンを提供している。著書に『お家でトレーニングするだけでお口ぽかんが直る本』『コ・デンタルのためのMFT』がある。他、学術誌への連載も担当。