日常のチェアーサイドにおいて、口が開きにくい患者さんや口腔周囲筋が動きにくい患者さんに出会う機会は少なくありません。
患者さんに楽に口を開けてもらえるようになれば、施術がスムーズになり、私たち歯科衛生士の臨床における身体的・精神的な負担も大きく軽減されます。
しかし、ストレッチやケアの重要性を理解していても、実際のチェアーサイドで患者さんにいかに負担をかけず短時間で効果を感じてもらうか、その具体的な手技やアプローチ方法に悩む場面は多いのではないでしょうか。
患者さんが楽しみながら予防に向き合い、自宅でも無理なく継続してもらうためには、単に方法を伝えるだけでなく、短時間で「体の変化」や「気づき」をしっかり体感してもらう工夫が欠かせません。
患者さんへの効果はもちろん、施術する側の臨床もラクにするための明確な視点と実践テクニックを持つことが大切です。
本セミナーでは、予防やリラクゼーションとしての「オーラルストレッチ」をテーマに、症例に応じたアプローチ法や臨床を楽にする実践的なポイントについて、日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士/柔道整復師の渡邊 彩先生に解説いただきます。
口唇・舌・頬・顎への具体的なアプローチ方法をはじめ、咬筋・表情筋へのストレッチや、歯ブラシを活用して口腔周囲筋をほぐす簡単なテクニックを中心に整理。
あわせて、シワを作り出しにくいストレッチ&トレーニングの工夫や、チェアーサイドで患者さんに分かりやすく舌の安静位を伝える指導のコツについても解説します。
患者さんの緊張を和らげて診療をスムーズに進めたい方はもちろん、継続しやすいセルフケア指導の引き出しを増やしたい日常臨床に役立つ内容です。
こんな方におすすめ
👉 口腔周囲筋の機能低下予防ができる方法が知りたい
👉 患者さんが自宅で無理なく継続できるセルフケア指導法を学びたい
👉 チェアーサイドで簡単に実践できるリラクゼーション手技を身に付けたい
講義目次
口腔周囲筋の機能低下とオーラルストレッチの基本的考え方
臨床を楽にする咬筋・表情筋・歯ブラシストレッチの手技とポイント
シワを防ぐオーラルストレッチ&トレーニングと舌の安静位指導
予防・リラクゼーションとしてセルフケアを定着させる指導の実際
講師
2002年に行岡医学技術専門学校歯科衛生科を卒業し、歯科衛生士免許を取得。一般歯科勤務やフリーランスでの臨床活動、NDL mint-seminar SRPセミナーインストラクターなどを経て、2015年より同セミナーにて「オーラルストレッチセミナー」の講師を務める。さらに身体構造や解剖生理への知見を深めるため、2022年に柔道整復師免許を取得。2023年には「Loosen up」を開業し、代表に就任。歯科衛生士と柔道整復師のダブルライセンスを活かし、口腔周囲筋の緊張緩和・機能改善・美容効果をもたらす技術の提供や、歯科で癒しを提供する専門資格「Dental Relaxist®」の養成・教育活動に尽力している。