近年一般的にも注目されている「食育」ですが、歯科とも深い関係があることはご存知でしょうか?
子どもの口腔発育は、離乳食・幼児食といった食べ始めから食事の影響を受けます。
摂食嚥下と呼吸によって歯列咬合や顔貌が変化することも研究されていて、口腔機能発達のサポートがその子の将来を決めるといっても過言ではありません。
食事を通して「噛む」トレーニングを行うことで、本格的な矯正治療をせずとも不正咬合を防ぐことが可能です。
このセミナーでは、子どもの「口育」と「食育」をテーマに、食事と口腔機能発達の関連性から離乳食など食べ始めにおける食形態の知識、不正咬合を未然に防ぐ口腔育成の考え方、食育を取り入れたMFTに至るまで、日本矯正歯科学会認定医の林 明子先生に解説していただきます。
歯科医院に併設した保育園で実践された、食育とトレーニングによる長期症例が学べます。
こんな方におすすめ
👉 食育について深く学びたい
👉 口腔育成と食事の関連性について知りたい
👉 小児・矯正分野に興味がある
講義目次
「食育」とは?
食事と口腔育成の関係
摂食嚥下、呼吸がもたらす口腔への影響
実際のトレーニング
保育園での実例と長期症例
日本矯正歯科学会認定医。九州歯科大学を卒業後、広島大学病院にて研修。同大学院、同診療医を経て博士号(歯学)取得。2015年にアルパカこども矯正歯科院長就任。著書に『子育てママ先生による口育の手引き』『歯科医師がすすめる 食育の手引き』など。口育士の資格を保有。