新生児期から小児期にかけて、口腔内では無歯顎の状態から乳歯が生え、順次、永久歯に置き換わるというダイナミックな変化を来します。
また、各臓器も特有の成長パターンを示しながら大きく変化していきます。
この時期の定型発育を深く理解し、適切な対応をすることは、子供に関わる歯科医療者にとって必要不可欠なスキルです。
新生児期から小児期の成長に関連する重要ポイントや診断の注意点を理解し、小児の歯科治療に役立てていきましょう。
主な講義内容
・新生児期〜小児期の発育の特徴
・歯・歯列・咬合の発育異常
鶴見大学歯学部小児歯科学講座主任教授。日本大学松戸歯学部卒業、ジャクソン研究所(米国)日本大学長期海外派遣研究員、同大学専任講師、准教授を経て現職に至る。日本小児歯科学会小児歯科専門医/指導医、日本外傷歯学会認定医。著書・講演に「第一大臼歯を通して考える健全な口腔・歯列の育成と生涯を通した機能維持」「0歳からの口腔育成」など多数。